
今週は、イタリア料理の教室も主宰されている料理研究家、板倉布左子さんにリモート接続しました。
板倉さんは、イタリア・トリノで10年、料理の勉強をされ、帰国後は、東京と地元の出雲で料理教室「effe-co.(エッフェ・コー)」を主宰。家でも作れる本格的なイタリア料理が学べる教室として人気を集めています。
今回教えて頂いたのは、イタリア・トスカーナの家庭料理、「パンツァネッラ」。
イタリアの食卓に添えられるパンを使ったトスカーナのサラダで、余ったパンを再利用できる一品です。

■パンツァネッラ(パンのビネガーのサラダ)
<材料(2人分)>
パン 100g
水 100ml
赤ワインビネガー 大さじ2
ミニトマト 4個
きゅうり 1/2本
紫玉ねぎ 1/4個
オリーブ 3〜4粒
バジル 1枚
オリーブオイル 大さじ1+1/2
塩 少々
*野菜の量はお好みで調整してください
<作り方>
1.パンをトーストする。容器に水と赤ワインビネガーを入れ、パンをしっかり浸し、搾っておく。
2.ミニトマトを半分にカットする。きゅうりはいちょう切り、紫玉ねぎは薄くスライスする。
オリーブは種を取り除き、適当な大きさに切る。
3.大きめのボウルにきゅうりを加え、1のパンを手でちぎりながら加える。残りの2の材料、
ちぎったバジル、オリーブオイル、塩を加えてよくあえ、冷蔵庫で30分冷やす。
4.最後に赤ワインビネガー大さじ1/2(分量外)をかける。
パンは、食パンなどのように牛乳やバターを含んだパンではなく、
カンパーニュなどハード系のパンを使ってください。
乾燥して硬くなったパンでOK。
野菜も、レシピ通りではなく、冷蔵庫にある余り物でいいのでお好みで。
ビネガーの酸味でさっぱり。
パンを入れることで腹持ちもよく、余り物がごちそうになります◎

*********
この「パンツァネッラ」のレシピも掲載されている板倉さんの初の著書、
「マーケットから生まれる12ヶ月のイタリア料理」が好評発売中!
来週、7月26日(火)〜7月31日(日)には、銀座の一角で「一冊の本を売る書店」として店を構える森岡書店で出版記念イベントが開催されます。
書籍の展示販売、写真パネル展示に加え、板倉さんが出雲で運営しているファーマーズマーケットで販売されている特産品の販売もあり。7月30日(土)31日(日)には、出雲から新鮮な野菜も届く予定です。
詳しくは、コチラをチェック!
