2024.2.15
木曜日は、あなたの仕事の効率を
アップさせる診療科、
「コミュニケーション・デパートメント」の
受診日です。
2月のマンスリーコンサルタントは、
接客講師で「普通なのにまた行きたくなる『すごい接客』」
著者の筒木幸枝さん。
筒木さんは、飲食店経営を経て、接客講師になられました。
その後30年以上にわたって、大手食品メーカー、有名スーパーマーケット、地方銀行などの接客指導に従事。
長年業界の第一線で活躍されています。
筒木さんから『令和の接客に学ぶ コミュニケーション術』について教えていただきます!
今回のテーマは、
「人材不足の時代に提案したい接客の考え方」
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時代が前は、家族の接客、そして次にマニュアル接客、その後におもてなし接客…っていうか、どんどんプラスされていったんですね。
ですが、今の時代はどちらかというとマイナスにした方がいいというように思っています。
つけていったものを逆に外していく。
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なぜなのか?例えばどういうことなのか?
マイナスにするとどうなるかというと、もっともっと、このお客様がどうしてほしいのかなとか、そういうことを気付こうとせざるを得ない。
例えば、よくベルが置いてあると思うんですね。
飲食店でもそうですし、小売店でもお客様を呼ぶためのベルが置いてある。
ベルが置いてあるとどうなっているかというと、人への気付きが非常に私は弱くなってしまうんじゃないか。
ベルを押すと、お客様誰もいない時には非常に便利なんですが、接客者はベルが押されるとそこへ行けば良いと。
つまり、人手不足の解消のために、逆に気づけない人材作りもしちゃってるのかな、とも思えるんですね。
だからそういうことも含めてもう一度、人が少ないからベルを入れるんだとか、そういう風に考えるだけではなくて。
人手が少ない時に一体どういうことをすれば作業効率も上がってどうなるのか、ここはもっとどぼっと入れた方がいいね、ここはこうした方がいいねと、もう一度私も見直しをする時代でもあるように思っています。
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