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コカコーラのクリスマスCMがアメリカで物議

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コカコーラのクリスマスCMがアメリカで物議
https://gizmodo.com/ai-coke-ad-shows-well-argue-about-advertisements-while-the-world-burns-2000525135

コカコーラのCM広告がちょっと議論を呼んでいます。
コカコーラといえば、毎年クリスマスシーズンに恒例の
クリスマスCMを作ることで知られています。

例年、サンタが出てきて、コーラを届けるような内容ですが、
今年のCMが話題になっています。
話題になってるのはコカコーラゼロのCMなんですが、
現在Youtubeに限定公開されている状況で、
リンクが公に出ているわけではないにもかかわらず
すでに再生回数28万回。

この動画のコメント欄が大荒れなんです。
その理由は、 AIで作った動画だから。
生成AIで作った15秒の動画なんですが、
コーラのトラックが来て、トナカイがいて、サンタがいて、
コーラを届ける内容のCMになっています。

コメント欄にはAIで制作した動画の出来栄えに絶賛している人もいるのですが、
もともとこの広告は、1995年に公開されたコカコーラの名作CMを元にしてるんです。
それをAIで作り変えたものになっています。

ライトアップされたコカコーラのトラックが、
郊外の景色にクリスマスの喜びを届ける様子が描かれているのですが、
ちょっとAIらしい特徴が見られます。

例えばワンカット、ワンカットが短い。
人間の動きがちょっと違和感がある。
記事の書き方をそのまま引用すると、
アニメーション化されたマネキンのよう。

で、海外のニュースメディアもこの動画を取り上げていまして、
ニューヨークポストはコカコーラ、AI生成のクリスマス広告ひどいと批判される。「ディストピアの悪夢」など
かなりの辛辣に書かれています。

ただ、コカコーラの場合は、もちろん本物のCMを作る予算もあるわけですけども、逆にaiの 実験的に使える、そんな立ち位置にはあるのは大企業だからこそ。
AIのCM、当然ながらコスト削減と効率化を最優先することが可能になるわけです。
オリジナルの広告を作ろうと思ったらクルー、役者さんもブッキングしなくてはいけない。
トラックのために運転手も必要。
物の準備、場所のロケハンも含めて考えると、何百人もの人を雇う必要がある。
ところが、 AI制作会社に依頼して、俳優の肖像権だけライセンスを取るか、もしくは完全にオリジナルの顔の役者を使い、
全てコンピューターで処理すると、かなり安く抑えられる。

実は、人間が出てこない30秒バージョンのCMも制作されています。
こちらはすでに公開されています。

よければご覧になってください。
皆さんはこれを人を雇うお金がない会社にとっての突破口とみますか、
ディストピアの悪夢とみますか?

動画はこちらから!
https://gizmodo.com/ai-coke-ad-shows-well-argue-about-advertisements-while-the-world-burns-2000525135

詳細、もう一度聴きたい方は、radikoの
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