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AI解析で企業の採用力向上を支援とは?

今日は、
AI解析で企業の採用力向上を支援する
株式会社ZENKIGEN代表取締役CEOの
野澤 比日樹さんをお迎えしました。

ピックアップした記事は、
24卒就活生の55.8%が「内定後」に辞退
学生の本音は?


概要
・若い労働力の減少で、
新卒採用は「企業が学生を選ぶ」ではなく、
「学生が企業を選ぶ」ものになっている。
・そんな中、内定を出しても多くが
辞退してしまう、内定承諾率の低下に悩む
企業が多く存在する。

承諾率低下の理由としては
・そもそも少子化で、学生が複数の内定を
もらって選択していることがある。
内定取得率が10年前は2社、2023年は2.5社。
・そんな中でも内定を辞退する理由として
記事では、
「本命企業ではなかった」「福利厚生」
「勤務地」などの要素が挙げられていますが、
野澤さんによると
面接官を見て辞退or就職することを決めたという
学生が多数…!

内定辞退の経験がある人が85%、
そのうち75%近くが「面接官の態度」だそう。

また、内定した数社から迷ったときや
誰が面接を担当するかによって、
承諾率に明らかな差が出るケースも。

*では具体的な内定承諾率が上がる面接官の特徴とは…?

→例えば面接の中で
アイスブレイクがあるか?笑顔があるか?
合図地があるか?
会話のやりとりをしているか?等
結構当たり前なことだけど
意外とできていないところ、で
差が出ている。

就活氷河期に就活をした人が面接官を務めており、
面接に対する前提が、
複数内定取得が当たり前の現在と
ギャップとなっている様子。

そして、その面接の様子を見れないというのも
現状から変えていきづらい理由のひとつです。

・人事部門の採用担当者と実際の採用面接を
担当する人(各部署の管理職)が別
・日本の人事部は立場が弱く、評価したり
何度も研修をお願いすることがしづらい
・面接担当者以外が、
その内容を把握しきれていない
・人事担当者が面接に同席したり録画して
内容を把握しようとするケースもあるが
面接数が膨大で時間がかかりすぎたり、
見る人によって評価にばらつきが出たり。

*人材獲得競争がますます
激しくなるであろうこれからの時代に
求められることとは?

→まずは考え方の違いを知ること。
面接官のリスキリングが必要。
学生と対等な立場に立って、学生の良さを
引き出せるような面接を行う。
笑顔で話したり、話の引き出していけるように
質問を何度もしたり。

*ちなみに、野澤さんがCEOを務める
ZENKIGENではAIを活用したアプローチを
行っているとのこと。具体的には?

→独自開発した面接の解析に特化した
AIモデルを活用することで、
「言語」「非言語」「時間」の観点より
コミュニケーションを解析し、
面接担当者の面接スキルを定量化する。
「採用貢献度が高い・低い面接担当者」
「良い面接のモデルケース」
「隠れた面接課題」なども可視化。
面接終了後10分後にはレポートが届き、
人事部にも全て共有されます。
上位の成果を出している人の様子を
項目ごとに数値化することで
勘と経験に依存しない採用へ。
そして採用のあとの離職率低下にも繋がっています。

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