2025.1.21
今日は、駐車場ビジネスのイノベーションという話題!
仕事で車を使っている方にとって、切っても切り離せないのが
駐車場の問題!
その駐車場の常識が今、大きく変わろうとしています。
そこで、都市の未来にもつながる
駐車場ビジネスのイノベーションに迫ります。
お話を伺うのは、ピットデザイン株式会社
代表取締役社長CEOの池末浩規さんです。
実は、サッシャさんと池末さんは、パパ友だそう!
Q.さっそくですが・・・
最近、駐車場を出る時、自分の車のナンバーを押して料金を精算して、
ゲートのない出口をそのまま出られるという駐車場がありますが、
実は、アレを作っているのが、池末さんの会社!?
→9年前に始めた、独自に開発した「スマートパーク」というシステムで、
精算機やスマホのアプリで精算することが可能です。
今、商業施設、空港、病院など全国600カ所で導入されている
現在は、2台に1台は利用済みという普及率になっています。
Q.あの駐車場ってどういうシステムになっているんですか?
→入庫時にカメラが認識、AIで読み込み→乗車前に支払い→そのまま出庫
という形です。
Q.料金を払わずにそのまま出られちゃうリスクもありそうですが…
そのあたりは大丈夫なんですか!?
→カメラ式の方が未払いが少なく、ゲートの3分の1ほどです。
払わない場合、次回入庫時に精算する仕組みや、
カメラで撮られていることも大きな点に。
さらに、スマートパークで共通請求になる仕組みもあり、
未払いで出庫しても、別の駐車場で精算される場合も。
Q.そもそも、そのシステムを開発した背景には、
今、日本の駐車場業界が抱える問題もあったとか!?
→きっちりと料金を取るのに特化した仕組みで、
出口でもお金を取るため出口で渋滞していまします。
これを解決するために考えられました。
また駐車券なくした場合も大変でしたが、
そういった手間がなくなるのもメリットです。
車の運転が苦手な方が、ゲートが怖く、
そこで来場を拒んでいる面もありました。
Q.前半、便利な駐車場のシステムについて伺いましたが・・・
実は、駐車場が便利になると、いろいろな波及効果があるそうですね?
→商業施設などの来店客数、店舗の売り上げもUP!
また精算機で写真を映す際は、
個人情報やプライバシーには配慮しています。
Q.今、日本はいろいろな分野でDX化が遅れているという話もある中、
イノベーションを起こす秘訣みたいなものはありますか?
→最初に「スマートパーク」というシステムを思いついた時、
どの企業にプレゼンしても「出口に精算機があった方が安全だ」とか
「ゲートは外さない方がいい」と、散々反対されました。
そのなかでやり切るには、リスクを取ってくれる企業を探して、
「やってみたら大丈夫だった」という実証結果もしっかり出す事、
また新しい事業アイデアを思いついたら、やり切ることです。
もう一度聴きたい! という方は
こちらから