「LGBTと、いろんな人と、いっしょに。」
ということで活動されてきた松中さん。
最近気になってトピックとしては
「2017年に学習指導要領が決まったんですが、
その中にLGBTのことが
入りませんでした。しかし、2020年4月からの小学校の教科書に
LGBTを取り上げる、としたものが登場することが決まりました」
もうひとつは、「2月14 日、全国で同性婚の訴訟が起こされました。
世界では25カ国で同性婚ができます。
G7の国のなかで同性同士のパートナーシップが認められていないのは、
日本だけです」
2020年東京オリンピック、パラリンピックも近づいてきましたが、
2020年へ向けて、動き出しているプロジェクトはありますか?
「プライドハウス東京という企画があります。
プライドハウスは、バングーバー五輪で
始まったもので、
世界中から注目が集まるタイミングでLGBTQについて
ポジティブに発信していこう、という場所。
今年ラグビーのワールドカップが開催されるので、
そのタイミングで開き、
来年オリンピックパラリンピックに向けて、東京のある場所に
プライドハウス東京を開きたいと考えています」
多様性、ダイバーシティについては、、、
「たまたま自分がゲイ、
ということでセクシャルマイノリティの活動をしてきました。
その活動のなかでさまざまな人に出会いました。自分のまわりに
いろんな人がいる視点が大事だと思います。障害のある方、外国人、
がんのサバイバー、いろんな方がいらっしゃいます。
自分のまわりにいろんな人がいることを、想像力をふくらませて
考えてみることをぜひ」
松中権さんのFuture Designは、、、
「プライドハウス東京を、2020年のさらにその先に、
常設の場所にしたい。
また、こんな人がいるかも、
という想像力をふくらませてもらえる活動をしていきたいです。
みんな違ってみんないい、という言葉もありますが、
その言葉でとどまらず、
違いがあることでどんな風にぶつかるのかな、
でもその違いによって
どんなクリエイティブなことができるのかな、
と考える機会を持ってほしいです」
素敵なFuture Design、ありがとうございました!
グッド・エイジング・エールズ