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STORY

2024.06.15

スキマスイッチの常田真太郎さん


++ Introduction ++

2003年にメジャーデビューし、20周年を迎えたスキマスイッチ。
昨年の年末に開催した武道館公演で
20周年イヤーにはどんなことするのか、数々の発表があったとのこと。
武道館での発表を振り返り、スキマスイッチの常田真太郎さんは・・・

『例えば、スキマフェスとか、トリビュート盤出ますとか
夏にはアルバムが出ますとか・・・
それをどういう順番で、どのタイミングで発表したら
みんなが「おおー」って言ってくれるかなというのを
結構何回もシミュレートして
それを武道館の一番最後で映像で出すんですけど
歓声が徐々に上がっていくわけですよ。
終わった後には騒然としていて、ザワザワで。
やって良かったなと思った後に、
「これ全部やるのかー」ってすごいプレッシャーで(笑)』

アルバムは発表後の今年の1月から制作をスタート。
制作前の発表ということで
プレッシャーがすごかったと常田さんはお話ししてくださいました。
今年前半は制作でスタジオにこもる日々が続いたそう。

スキマスイッチのお二人とも作詞、作曲をおこなうため
制作はお互いに曲を持ち寄って、話い合いをし
そこから歌詞を考えていくとのこと。
作詞作曲も二人の名義となっていますが、
これまでの楽曲も大橋さん、常田さん
それぞれでアイディアを持ち寄って制作。
プロデューサーがいないので、
アレンジも二人でおこない、作り上げていくそう。

二人で作っているからこそ、制作の中で衝突することも。
『好き嫌いの判断になるから、
二人組で正解って結局無くなっちゃうので。
「なんでこういうこと言うの」と思うこともあるし、
向こうも思っているし。
そうなってくると
僕はAだ、卓弥はBだってなるってなり、少し揉める。
でも、じゃあC作ろうとなって、新しいものが生まれるっていうので
これまでずっと来ていますね。』

現在、音楽配信が進み、1曲単位で聴く方が多いですが
スキマスイッチはアルバム、さらにはCDリリースにこだわっているとのこと。

『曲間ってあるんですよ。
「このタイミングで次の曲が来てほしい」とかあるじゃないですか。
あとは「この曲の次はこれがいい」とか。
リピートした時のタイミングなんかも
二人で「どういうのがいいかな」って言って
最後の作業の時に決めていますね。』



++ Until now ++

今回は『一番大変だった時』というキーワードで
常田真太郎さんの過去を振り返りました。

デビューから3年目で3枚目のアルバムリリースされましたが
その時期はスケジュールがいっぱいで大変だったとのこと。

『曲でいうと『ガラナ』とかを作ったあたりなんですけど
同時並行で1週間で3曲仕上げないといけないとか・・・
その前の年に「全力少年」で、みんなに聴いてもらえるようになって
それを受けてからの活動になるので
嬉しいお話をいただく中で、ツアーもやる。
リリースするといろんな人に聴いてもらいたいので全国を回る。
それが1年間の中で重なると、すごかったですね。』

撮影を9時から開始し、
取材を16時くらいまで5〜6本受けた後、
16時くらいからスタジオに戻り、楽曲制作に。
24時くらいに家に帰り、朝5〜6時くらいまで歌詞を書くという作業・・・
さらにキャンペーンで地方を回る際には
1日で3都市まわるといった過密スケジュールの中、動いていたそう。

そういった中で、次第に二人の関係性も不安定に。

『喋る時間がない、仲が悪いというか喋らない。
会う時間もないので、メールベースでやりとりとか、
スタジオにいるけど、それぞれ違う部屋にいて
そうなってくると意思の疎通もとれなくなってくるので
お互いにソロ活動をして、風通しを良くして
それで一年たったらもう一回ということで
2009年に活動を開始するんですけど。
そこからは事務所に
時間を作ってもらって制作をするようになりました。』

そして常田さんは大のサッカー好きで
プレーするのも、プロの試合を観るのも好きとのこと。
サッカーをファンである常田さんが
これまで応援した中で一番感銘を受けた選手が
元ポルトガル代表のルイ・コスタ選手。

『彼のDVDを買って、ルイ・コスタの考えに感銘を受けて、
自分はこういう人を目指そうと思ったのが20歳くらいの頃かな。
人前で何かする仕事をしている人は
楽しませることが第一で
その楽しませることのために、自分は努力したいと言っていて。
インタビュー中にサインを求められていて、サインをしました。
そのサインについてもインタビュアーさんに
「ルイはインタビュー中でも、大事にしてサインするんだね」と聞かれていて
「僕のサインを持っていることで、その人が元気になるなら何枚でも書くよ。」
って言っていて。すごい!と思って。
サービス精神もそうだけど、
自分の存在意義みたいなものも見出しているので。』

++ From now on ++

スキマスイッチ、20周年を経て年末には恒例の
『スキマスイッチ“POPMAN'S Year-end Party! 2024”』を開催!
総決算という位置付けとして、
代表曲満載で間口を広く、みんなが楽しめるライブを
日本武道館で実施されます。

さらに今後やってみたいこととして、
コロナ禍で中止となってしまったアジアツアーを実現したいと
お話ししてくださいました。

現在、音楽活動の他にも
サッカーチーム「SWERVES [スワーブス]」の代表も務められていて、
1977年度生まれの友達を中心に立ち上がった前座専用チームで
Jリーグの試合が行われる、前の時間を使いイベントなどをされているそう。

さらに常田さんはご自身でグラウンド
「SGC GOLD Field」プロデュースされました。
昔から長野県白馬村に縁があったという常田さんが
何か白馬に貢献できないかということで
FIFA規定準拠の人工芝グラウンドを設立。
サッカーの試合ができるのはもちろんのこと、走り込みができるスペースもあり
さらにラグビーなど球技もできるようにもなっているとのこと。
白馬という場所ならではの
グラウンドからは北アルプスの絶景が見られるのも魅力的。

地元チーム、村民の方も、スポーツをやる子どもたち、
みんなが使える大絶景のグラウンドになっているそうです。

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