J-WAVE 81.3 FM
SATURDAY 21:00 - 21:54

STORY

2024.08.03

歌手の島津亜矢(アヤ・シマヅ)さん


++ Introduction ++

今年、アレサ・フランクリンのカバー作品を発表し、
アマ・シマヅとして世界デビューを果たされた島津亜矢さん。

以前からデビュー当初からお世話になっている
レコーディングエンジニアさんに、アレサ・フランクリンをオススメされていたそう。
そこから2021年にアレサ・フランクリンの生涯を描いた
映画『RESPECT』に出会い、感銘を受け
「いつか私も、アレサさんみたいな歌を歌ってみたい」と思っていたところに
今回のお話が。

何曲か洋楽のカバーをされた経験がある島津さん。
その時には何度も曲を聞いて英語をカタカナに直して、
練習をされていたそうですが
今回、その方法をするのが難しかったため
洋楽の歌い方の先生のレッスンを受けつつ、
レコーディングの際には発音などを見てもらうため
英語の先生についていただいたそう。

『全部の言葉をわかっているわけではないんですが
これはこういう物語だというのを聞きます。
その雰囲気で歌うっていう感じです。
でもイントロが流れてくると、
その世界が浮かんでくる感じがするんですね。
例えば演歌でしたら、私、北島三郎さんが好きなんですが
北島さんは海の荒々しい男の世界の歌が多いですよね。
イントロだけでもその世界が浮かんでくるのと同じ。
でも英語の場合はそうはいかないですよね。
なのでこういう物語だよって聞いてから歌います。』

今回、カバーをしてみて
島津さんが改めて感じたシンガー アレサ・フランクリンの魅力とは・・・

『魂の叫びというか、心がバン!と前に出てくる。
知らない曲でも、グッと惹きつけられるような感じがして
どんどんと好きになって、魅力的だなと思いますし
もっとアレサさんの曲を聴きたいなと思っています。



++ Until now ++

今回は『一番つらかった時』というキーワードで
島津さんの過去を振り返りました。

15歳の頃にデビューし、
事務所も移籍されたタイミングだったこともあり
大人の事情により、歌う場がなく
歌が歌えない時期が少しあったそう。

『まだ子供でしたし、
ずっと歌えなくなってしまうのではないかという思いと
あとはずっと歌えてないので、声が保てるのだろうかとか
いろんな不安がありましたね。』

その中でもボイストレーニングをし続け保ち続けていましたが
日々、不安の中で過ごされていたとのこと。
しかし、改めて当時を振り返り
その時期がとても良い経験になったとお話ししてくださいました。

島津さんが生まれる前、
お母様が胎教で演歌を聴かせてくれていて、
物心ついた時には北島三郎さんが好きだったとか。
島津さんのご出身の熊本県は
「ちびっこのど自慢大会」が盛んに行われており
島津さんも小さい頃からそういった大会によく出場されていてたとのこと。
小さい頃から歌唱力が高かったことから、よく大会では優勝され
「もう出ないで」と言われたことがあったそう。

「そんなのおかしい!」と当時の熊本のテレビ局のプロデューサーさんが
島津さんのために、視聴者さんからリクエストを歌うというコーナーを設けてくださり
1年半ほど出演されていたそう。

その高い歌唱力はお母様の厳しい指導のおかげでもあるそう。
小さい頃から歌手を目指していた島津さんは
初めて聞いた曲を15分で覚えるという課題をお母様から与えられ
日々そんな難しいトレーニングを行なっていたそう。
その甲斐あってか、今でも曲を覚えるのが早いとのこと。

これまで長きに渡り歌手活動をされてきて
いろいろな困難をぶつかることもありましたが
そんな中でも、歌を辞めたいと思ったことは一度もなかったそう。

『歌しか歌ってこなかったですし
歌以外に自分の人生を賭けられるものはないと
本当に小さい頃から思っていたので
それが今、53歳になっても思えているというのは
すごく幸せだと思います。』

++ From now on ++

今後、挑戦してみたいことはゴスペル。
プライベートではサップヨガを挑戦してみたいと考えているそうです。

現在、プライベートでは3匹の愛犬と共に生活をされている島津さん、
ワンちゃんのグッズの「SINGALONG」というブランドでプロデュースされています。
お散歩に便利な肩がけのリードや、バッグなど
ワンちゃんグッズが取り揃えられていますので、ぜひチェックしてみてください。

そんな愛犬家の島津さん、
今回リリースされました『AYA’s Soul Searchin’−Aretha Franklin−』には、
唯一のオリジナル曲 「いつでもふたり」も収録されていますが、
こちらは愛犬に捧げた曲だとか。
今作のレコーディングに入るくらいのタイミングで
愛犬を1匹亡くしてしまったそう。
ショックで、レコーディングどころではない状況だったとのこと。

『なので少しだけ自分を立て直す時間をいただけないでしょうかと
初めてお願いをして。
少しだけ延期したんです。
そんなことがあってアレサさんの楽曲のレコーディングが全部終わっていって
オリジナル曲で日本語の曲を入れるというのは知っていたんですが
どんな曲かは知らなかったんです。
それで突然聞かされて、
娘と私のことを書いてくださった歌だったんですけど
本当に立てないくらい涙が出てきて
レコーディングの時も思わず涙が出てしまいましたが
なんとかレコーディングも終わりまして
私の一生の宝物のアルバムです。この歌も含めて。』

ON AIR LIST

  • TOUGH / QUAVO/LANA DEL REY
  • THINK / アヤ・シマヅ
  • SHE'S A SUPER LADY / LUTHER VANDROSS

ARCHIVE

MESSAGE TO STUDIO

メッセージを希望する方は、
下のボタンから専用フォームにて送信ください。

メッセージを送る
  • ORIENT STAR

INSTAGRAM

HOME