++ Introduction ++

シンガーソングライターのCharmさんによるソロユニット、
THE CHARM PARK。
今年は春から「THE CHARM PARK Second Nature Tour」を開催されます。
このツアーでは日本各地でこれまで行ったことない所へ行き
ユニークな場所でライブをされているそう。

『”Second Nature”って日本語で訳すると難しいんですが
自然すぎて考えなくてもいいという意味で。
なのでいろんな場所で、
別にライブハウスじゃなくてもできるというのを表現したいなと思っていて
博物館とか、お寺とか、喫茶店とか・・・
一番面白かったのは歯医者さんでライブをしたんです。』

福岡県糸島市の森の中にある歯医者さんでは
横にライブができるスペースがあり
そこでライブをおこなったとのこと。

場所によって、ライブシステムや
空間の音の響き方、エンジニアさんなどが異なってきますが
そんな毎回違う環境も楽しみつつ
その場でセットリストも変えたりしているとのこと。

いろんな場所でライブをされていますが、
今後やってみたい場所としては
これまで音が響くところが多かったため
ラジオ局など、音が吸収されるようなスタジオにお客さんを入れてのライブ。
もしくは海沿いでライブもおこなってみたいとのことでした。

Charmさんといえば、ご自身の曲だけではなく
色んなアーティストの曲に携わっていっらしゃいますが
そういった時に心がけていることについても伺いました。

『提供する側の時には、
裏側の人間のモードにならないといけないなと思っていて
人によっては「自分を出さないと」という意見もあったりしますが
提供する場合は、歌っているアーティストさんを
一番輝かさせるためにどうするか、ということだけを考えるというのが
自分のポリシーというか、
相手をコントロールしないというのが一番大事だと思っています。』



++ Until now ++

Charmさんの「一番大変だったこと。」
というキーワードで過去を振り返っていきました。

日本に来て組んだバンドが解散となった後が
一番大変だった時期だったそう。

『外国人だったらまず考えないといけないのがビザ。あとは仕事。
そもそも日本にいるべきなのか、音楽をやるべきなのか、
全て、自分選んだ道を疑うようになって、
自分が今やっていることが
正しいのかということばかり考えていた1年があったと思います。』

そんな日々を過ごしていた中で
自分自身が好きな音楽詰め込んだ一枚のアルバムを作り、
そのアルバムが広まらなかったら
音楽もやめ、帰国しようと考えていたそうですが、
結果として多くの方の耳に届き、
THE CHARM PARKとしての活動がスタートしました。

韓国で生まれ、
小学校2〜3年生ごろからロサンゼルスへ。
身の回りには韓国の文化も、アメリカの文化もある環境の中、
ある時、お兄さまがご友人から
日本の音楽が入ったミックステープを借りてきて
そのカセットテープには
X JAPANやGLAY、SIAM SHADEなどの楽曲が入っていたことをきっかけに
日本の音楽に触れ始めたとのこと。

Charmさんから見た、日本の音楽の魅力とは・・・

『日本の音楽って、悪い意味ではなく、
いろんな意味で青春というか、若い気がします。
ポップ音楽ってアメリカでは計算してシンプルに作っているんですよね。
それをあえてしないJ-ROCK。
難しいコードを入れちゃおうという
中学生や高校生の時のような気持ちで
なんか青春を感じるというか、それが僕は好きなんですよね。
商品としてではなく、
楽しく音楽を作ったというような曲が多いような気がします。』

++ From now on ++

現在、ソロユニット「THE CHARM PARK」として活動されている
Charmさんですが
今後は、信頼し合える方達とバンドを組んで、音楽をしたいとのこと。

プライベートでは
最近、久々にアメリカにあるご実家に帰ることができたそう。
日本も、アメリカもそれぞれ良さがあるので
もっと行き来したいとお話ししてくださいました。

音楽がお仕事でもあり、趣味でもあるというCharmさん、
最近は音楽以外の趣味を探しているとのこと。
そんな中で今は食のYouTubeをよく見られているそうです。
アメリカの料理が食べたいと思った時に
日本ではなかなか食べられるシーンが無いので、
そういった中で、どうやったら美味しく作れるのか
YouTubeで検索し始めたのがきっかけで料理のYouTubeを見始め
一時期は大食いのYouTubeを見たりしていましたが
最近はまた料理の動画を見て、ご自身でも作っているそうです。