松任谷由実がJ-WAVEけやき坂スタジオにまさかの初登場！

クリス「なんと番組開始から17年。初めてのご来店です！ユーミンこと女帝、松任谷由実さんです」
松任谷「ほ〜ら、だから女帝じゃないですよ。朝ね、新聞のラジオ欄見てたら『女帝初登場！クリス大緊張！』なんて書いてあって、ヤバいなって思ったんですよ。女に貫禄はいらなじゃない？」
クリス「いや、でも前に高中さんの結婚式でお会いしたとき、三次会で、高橋幸宏さんがコンガ叩いて、高中さんがギター弾いて、井上陽水さんと吉田拓郎さんとユーミンがボーカルで、なんとビートルズメドレーをやったことあったじゃないですか。私はそのときこっそりDATを回しておけばよかったと思ったくらい、凄かったですよ」
松任谷「でも私、ビートルズはほとんど知らないんですけどね（笑）」

クリス「というわけで『ひこうき雲』でデビューして、31年目！そして先月33枚目のアルバム『VIVA6×7』をリリースしたということなんですけれども、このアルバムは自宅でレコーディングしたとか」
松任谷「ほとんど。前から自宅にスタジオはあったんですが、去年引っ越して、本格的にすべてできるスタジオを作ったんですね。でも痛し痒しで、プロデューサー（松任谷正隆さん）はパジャマのまま、何時間でもコンソールの前に座って時間を湯水のごとく使えていいんでしょうけど、私はいちおう家事とかもするんで、生活空間との切り替えが難しくて、余計、生活が乱れた気がしますね。反発して遊びまくってますね」
クリス「どの辺りで遊んでるんですか？」
松任谷「クリスさんとも以前会った西麻布界隈から、本牧とかも行っちゃいますよ」

クリス「最近は富田ラボさんや畠山みゆきさんら、いろいろな人とコラボレーションしてますけど、『太陽の逃亡者』で一緒にやってる田島さん（オリジナル・ラブ）とは、どういう繋がりで？」
松任谷「田島君は、彼がデビューぐらいの頃からで、最初は誰かのパーティで出会ったのかな？もう15年ぐらい前」
クリス「ソロでやるよりも、コラボレーションしている方が刺激があるって言ってましたけど、テイストが違っていると曲調も変わってきますか？」
松任谷「自分だけだと、『こんな感じ？』って決めちゃうんだけど、ニューブラッドが入るといろいろと新しく……」
クリス「女帝は若いもんの意見をちゃんと聞くんですね」
松任谷「だから女帝じゃないって（笑）。老いては子に従えって（笑）」

番組恒例・ピンポンボックス
『堪忍袋の緒も切れる。最近、イチバンむかついたこと』
松任谷「むかついたこと……。今日のラジオ欄ですよ（笑）。女帝って止まっちゃった感じがするじゃないですか。ユーミンでいいですよ」
『常にアンテナを張り巡らせているユーミン。最近、気になることは？』
松任谷「なんだろう……、橋本！橋本龍太郎さん。至近距離で見たことがあるんで」
クリス「ちなみにユーミンと言えば、ファミレスで後ろのテーブルの話を盗み聞きをしながら、歌詞を書いているって話がありますけど」
松任谷「あれは一回ぐらいなんですよ。いつもファミレスに居るみたいなことになっちゃってるんですけど」
クリス「それじゃ詞を書くのはどこで？」
松任谷「インスピレーションが降ってくるのは、いつ降ってくるかはわからないんですけど、まとめるのは自分の勉強部屋ですね」