Guest : サンボマスタ―
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TOKIO HOT 100・2005年のゲスト・トップバッターは、 男の中の男の中の男、サンボマスター!
クリス「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」 山口「明けましておめでとうございます。サンボマスターの山口です」 近藤「おめでとうございます。私、ベースの近藤と申します」 木内「ドラムの木内です。よろしくお願いします」 クリス「去年に引き続き、新年一発目のゲストできてくれたわけですが、今日が仕事始めということで、初めてサンボマスターが『よく休んだなぁ』という穏やかな表情をしてますよ。いつもはかなりギリギリで、土色な顔してるんだけど、どんなお正月を過ごしたんですか?」 山口「お正月は田舎に帰ったら、友達の嫁の実家になぜか呼ばれまして、久美ちゃんっていうんですけど、そこのお父さんに『今度イチゴ苅りをするから来てくれ』っていわれて、6000円のギャラを先払いで貰っちゃいました。なぜかOKしちゃったんですよね。だからイチゴ苅りのときには行かなきゃならないんですよ」 クリス「(笑)近藤さんはどうだったんですか?」 僕はお正月に帰るといろいろとゴタゴタしてると思って、4日に帰ったんですけど、案の定、お雑煮なんかも食べ尽くされてて、お正月気分なんかまったくなくて、ほんと良かったですね(笑)」 クリス「木内さんは?」 木内「僕はとにかくナニもしないって決めて、ずっと家にこもってドラクエやってました。ドラクエをクリアしましたよ」 山口「木内は今年もあんまり意味ないんじゃないの?(笑)」
クリス「ここで曲かけたいんですけど、『青春狂騒曲』のイントロで山口さんがなにかわけわからないこと言ってますよね。『&!"#%$&ユ(#$)』あれってなんていってるんですか?どうも『クワタッ!』って聴こえるんですけど」 山口「あれなんて言ってるんでしょうね。自分でもよくわからないんですけど、 なんかワッって言いたいんでしょうね。ワンツー!って言いたいんだと思うんですけど」 クリス「『レッツゲッタクワタッ!』って言ってますよ」 近藤「ガリクソンの息子のクワタじゃないの?」 山口「僕、いつも歌詞はそのときの思いで歌って、マネージャーに書き起こしてもらうんですけど、書き起こしてないってことは歌詞に認定されてないんでしょうね」 近藤「クワタでいいんじゃないの?」 木内「クワタで決定しましょう」 山口「それじゃ3月までクワタってことで(笑)」
クリス「セカンドアルバム『サンボマスターは君に語りかける』が1月19日にリリースなんですけど、ライナーノーツもあるし、それよりも凄い!あのゴッドファーザー・オブ・ジャパニーズロック、渋谷陽一さんが帯にコメント書いてますよ。『日本語ロックの歴史が塗り変わるときがきた。昔から正しいロックには気恥ずかしさがあった。恥ずかしくてヘンテコでセクシー、それが正しいロックである。これは正しいロックバンド、サンボマスターのセカンドにして最高傑作のアルバムである』って凄いですよ!」 山口「いやぁ、偉いなぁ。去年の夏、渋谷さんとビートルズの話をいっぱいしてて、僕が『ビートルズのアルバムには散漫なものもあると思うんですよね』っていったら、渋谷さんが『どれが散漫だと思うんだ』っていうから、あてずっぽうで『アビーロード』っていったら『アビーロードのどこが散漫なんだ!』ってメチャクチャ怒ってましたからね(笑)」
クリス「ファーストアルバムは一発録りにこだわってたけど、セカンドはどうだったんですか?」 山口「今回も一発ワンテイクで録って、ホーンだけ、元じゃがたらの村田陽一さんに来てもらったんですけど、村田さんも一発ワンテイク。もう、無駄なテイクは録らない」 クリス「それじゃ、レコーディングはサクサクッって進むの?」 山口「レコーディングは早いですよ。今回は18日間で12曲ぐらい録っちゃいますからね」 クリス「それはやっぱり、年に100本以上もライブやってるから、スタジオにいきなり入っても、音がちゃんとハマルんでしょうね」
仕事始めに、けやき坂スタジオにきてくれたサンボマスター。 山口さんにはスタジオでギター弾き語り(ニール・ヤング風)まで披露してもらいました。
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