Guest : 中島美嘉
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4年ぶりに登場。メンフィス帰りの歌姫、中島美嘉。
クリス:今日のゲストをご紹介しましょう。なんと4年ぶりの登場です。中島美嘉さんです。ご無沙汰でしておりました。 中島:ご無沙汰しておりました。 クリス:前回は、ディズニーランドの隣にある、舞浜のスタジオ・イクスピアリからの公開生放送でしたね。あの頃はサードシングルが出たばかりの頃でしたが、それから歌手として5年近く経ってどうですか? 中島:何も変わってないですね。そんな前のことのような気もしないです。 クリス:ずっと忙しいですもんね。 中島:そうですね。 クリス:それで2月19日がお誕生日で、23歳になられたそうですけど、今日のファッションはなんていうか、ゴス、ロック……。 中島:な、なんなんですか、それ。ちょっとイメージ悪いじゃないですか(笑)! クリス:いや、でも革ジャンに、帽子もちょっとスパイクが入った感じといいますか……ヘヴィメタ(笑)。 中島:ちょっと待って、それホントに凄いのを想像されるから(笑)。 クリス:(笑)わかりました。写真をサイトの方にUPしておきますね。
クリス:PVの撮影とレコーディングで、最近、メンフィスに行ったということなんですけど、メンフィスはどうでした? 中島:いやぁ、私、綿花畑に感動しました。 クリス:コットンフィールズですね。 中島:よかったですね。それを見れたのがイチバン嬉しかったですね。 クリス:ボクも南部、アトランタとかナッシュビルの方に行ったことがありますけど、メンフィスほホントに大好き。あんなにカッコいい街はなかなかないですね。 中島:小さいけど、いきなり街だけがゴージャスなんですよね。 クリス:あとやっぱりミュージシャンの街だから、メンフィスっていうとブルースのイメージだけど、いろんなジャンルのミュージシャンがいて。その人たちがみんなすごく頑張ってるなって感じがしてカッコよかったですね。……で、メンフィスでレコーディングするとやっぱ違います? 中島:えっと、海外でのレコーディングが初めてだったので、逆に良くわかりました。音が違いますよね。私の声も。 クリス:それはなんでなんだろう? 中島:なんでですかね。空気が乾燥している、していないとか、そういうこともあるんだと思うんですけど。 クリス:あとミキサーさんはどう?日本のミキサーさんって繊細でセンシティヴじゃないですか。でもアメリカのミキサーさんって、いい意味で大味だったりしますけど。 中島:連れてったんですよ。 クリス:あっ、連れてったんだ。 中島:はい。 クリス:じゃあスタッフは日本のスタッフで全部固めて。ただ場所が違うだけ。会話も全部日本語で? 中島:はい、私まったく英語が喋れないので。しかも凄く緊張しいなんで、誰かひとりでも人が増えると歌えなくなっちゃうんですよ。だから同じメンバーで。 クリス:でもメンフィスの名誉市民にもなったんでしょ? 中島:みたいですね。 クリス:アメリカでは名誉市民になるとカギを渡すんですけど、カギは大きいんですか? 中島:いや、……コレですね。 クリス:あっ、付けてるんだ。普通のドアのカギみたいですね。 中島:そうなんですよ。鍵っ子みたいなカギなんですけど。 クリス:それは別になにかを本当に開けられるカギじゃないんですよね。 中島:じゃないですね。裏を見ると、本物のカギじゃないなってわかるんですけど。 クリス:申し訳ないですけど、普通のカギですね。 中島:普通なんですよ(笑)。しかもメンフィスの人は誰もこのカギのことを知らないので、つけていてもまったくいい待遇はされないんです。 クリス:まあでも嬉しいじゃないですか。名誉市民ですもんね。あとモーガン・フリーマンさんのお店があったそうですけど、それはどういうお店なんですか? 中島:ご飯屋さんなんですけど、何フードっていうんですかね。ソウルフード?ハンバーガーとか豆料理とかあって、もういろんな人が来ているので、サインだらけんなんです。 クリス:で、美嘉さんもそこにサインをして。 中島:はい。 クリス:いわゆる日本のラーメン屋さんみたいなもんですよね。 中島:そうですね。 クリス:でもメンフィスだったら他に凄い人のサインもあったんじゃないですか? 中島:でも一個づつみれるような量じゃなくて、全然わからなかったですね。壁中、どこにも書く隙間がないくらい。 クリス:なるほどね。ほかにどこか行きましたか?例えば、エルヴィス・プレスリーの銅像があるよね。 中島:エルヴィスの生家は行ったんですけど、ちょっと時間かかるので帰ってきちゃったんで、メンフィスではあまりどこにも行ってないですね。ビデオ撮影のときにクラークスデイルの方までは行きました。
クリス:いい意味で、得体の知れない動きをずっとしているわけじゃないですか。いい意味でだよ(笑)。曲のジャンルでいうと、今回はブルースで、NANAではロックっぽいことやったりとか、ハウスっぽいことやったり、ちょっとビヨークじゃないの?ってことやったりとか、非常につかみ所のないような感じがするんですけど、飽き症なのかな。あんまりひとつのイメージは持ちたくなっていうのはあるんですか? 中島:なんていうんですかね。それこそどっちかなんですよ。絶対それしかやらないか、やるなら全部やるか。でもそれしかやらないことは不可能なんで、だったら全部やった方がいいかなって。 クリス:音楽以外のことも? 中島:全部そうですね。 クリス:没頭するか、全部やってみるか。 中島:全部やってみるかどっちかですね。 クリス:それはどうやって選んでいくの?当然、アーティストっていうのは前に出ているけれど、後ろにはブレインとかプロデューサーというスタッフがいて、みんなで相談し合ったりするんだけど、今回はブルースなナンバーじゃないですか。どういう基準でそこにいくんだろう? 中島:次はブルースだな、っていうようなことはプロデューサーの中にあるんですね。私はそんなことを考えずに、曲だけを好き嫌いで決めていって、そのアレンジを勝手にブルースにしたりとかしていくんです。だからもともとはアレンジが全然違うんです。 クリス:そうなんだ。 中島:はい。私の場合は。 クリス:なるほど。 中島:もちろんプロデューサーさんから、「今回はブルースで」ってお題が投げられて作ってもらっているものもあるんですけど。 クリス:でもアレンジはぜんぜん。 中島:違ったりとかしますね。 クリス:自分で「こんな感じがいいなぁ」ってアレンジに注文つけたりもするの? 中島:たまにありますね。 クリス:ホントにいい意味でつかみ所がないというか、得体の知れない動きをされてますね。
クリス:今回、歌入れのときに、ディレクターさんから「演歌みたいな気持ちで歌ってくれ」っていわれたそうだけど、ブルースっていうものはやっぱりアメリカの演歌ってことなんですかね。 中島:なんですかね?でも私がどちらかというと、そういう要素を持ってるってずっと言われてたんですよ。 クリス:演歌の要素を。 中島:それは自分でも気付いてたんで、すごくわかりやすくて。 クリス:どういう感じなの?やっぱりコブシ回したりとか? 中島:技術というよりか気持ちですね。 クリス:演歌の気持ちってどういうのなんですか? 中島:濃ゆいんですかね。しつこいというか。
番組恒例・ピンポンボックス ◎ 弱点克服。自分に足りないものは? 中島:いっぱいある。なんだろう……前に出る気持ち?恥ずかしいんですよ。緊張もすごくするんで。 クリス:ライブでも緊張します? 中島:もうダメです。直前で帰りたくなりますね。 クリス:でも一曲歌っちゃえば大丈夫になる? 中島:いや、終始。
◎ もしも男の子に生まれ変わったら、これだけはしてみたい。 中島:なんだろう………。 クリス:女の子を楽しんでいるみたいだから、そんな願望はない? 中島:ないですね。 クリス:次生まれ変わるなら男がいいって人もいますけど、それもまったくない? 中島:ないですね。
◎ 自分の身体のどの部分にセクシーさを感じる? 中島:セクシー?そんなの考えたことないですね……、どこだろうか。どこだろう。 クリス:目はすごく奇麗な目をしてますね。 中島:じゃあ目で(笑)。
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