Guest : DANIEL POWTER
★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。
「アメリカンアイドル」のあの曲がついに全米ナンバー1。 長い下積みを経て、いきなりスターダムに登ったダニエル・パウター、TOKIO 初登場!
クリス:今日は海外からの客様、ダニエル・パウターさんをお迎えしています。日本は初めてですか? ダニエル:初めてです。 クリス:まずはダニエル・パウターさんをご紹介しましょう。カナダ出身、1971年2月25日生まれで現在35歳。まあ遅咲きデビューの新人さんなんですが、昨年リリースしたデビューアルバムからのファーストシングル「BAD DAY」がいきなりヨーロッパ10カ国以上のラジオを制覇してしまい、全米でもついにナンバー1の座にまで登り詰めてしまいました。ちなみにTOKIO HOT 100でも先週2位を獲得、今週の順位も楽しみなところなんですが、いきなり大ヒットしちゃって、戸惑いとかないんでしょうか? ダニエル:ホントにビックリしたよ。このアルバムはとてもオーガニックで小さなアパートの中で作ったんだ。6000ドル(約70万円)ぐらいで作ったアルバムなのに、こんなにヒットするなんて。 クリス:ダニエルさん、とても下積みが長かったんだそうですけど。 ダニエル:音楽は子供の頃からやってて、日常から逃避するための重要なツールだったんだ。学校はあまり好きじゃなかったからね。 クリス:デビューの前はどうしてたの? ダニエル:小さなお店でバンドをやっていて、箱バンだからほかの人の曲を演奏するんだけど、バンド自体も上手くなかったし、ボクも人の曲をカバーするのがとても下手だったんだ。だからやむなく、自分の曲を書くようになったんだ。 クリス:でもデビューアルバムの曲、「BAD DAY」がアメリカの人気番組「アメリカンアイドル」のエンディングソングに選ばれたわけだけど、どうして採用されたんですか? ダニエル:「アメリカンアイドル」で、必ず最後に一人落選するよね。そのイメージにぴったりだったんだ。ボクも小さい頃、バイオリンを習っていて、よくコンクールに落選していたからね。
クリス:学生の頃はどんな感じだった?体育会系? ダニエル:完璧にオタク。女の子にはモテないし、バイオリンを弾いているニョロッとしたさえない男だったよ。 クリス:ダニエルさんはお母さんの影響を強く受けているってことだけど、どんなお母さんだったの? ダニエル:地元のオーケストラの役員をやっていたんだ。ボクは学校の勉強、国語と数学が苦手だったんだけど、お母さんは、苦手なところを克服するよりも得意なことに集中しなさいっていって、日曜日はそのオーケストラのコンサートを見に行ったし、ロックのコンサートもどんどん行くように勧めてくれたんだ。プリンスのライブのときは会場が遠いところだったんで、「ライブに行ったら退学!」って学校にいわれたんだけど、お母さんが「冗談じゃない!息子の好きにさせるわ!」っていってくれたんだよ。 クリス:すごくカッコイイお母さんですね。 ダニエル:そうだね。クールでクレイジーなお母さんだね。
クリス:ほかにどんな音楽を聴いていたの? ダニエル:マーヴィン・ゲイ、アル・グリーン、スティビー・ワンダー……モータウンが大好きだったんだ。どちらかというと、シンコペーションの強い80年代っぽい感じ。 クリス:それじゃヘヴィメタとかパンクとか、激しいものはあまり聴いてなかったんだ。 ダニエル:いや、ボクが最初に買ったレコードはKISSの「デトロイト・ロック・シティ」だよ(笑)
クリス:最後に「THINK TOMORROW」。ダニエルさんの将来の目標、夢は? ダニエル:ボクにとってステージは応接間みたいなものだから、とにかく音楽はやり続けていきたいよね。あと将来的にはプロデューサー業をやってみたいね。スタジオも大好きだし……、そのマイクもいいマイクだよね。持って帰っていい?(笑)
番組恒例★ピンポンボックス
◎自分の性格を分析すると? ダニエル:自虐的な部分もあるかな。シャイで謙虚で……正直だよ。あと会った人のことはずべて覚えようと思ってる。あとある尊敬する人からいわれたんだけど、絶対に嘘をつくなって。なぜなら嘘をつかなければ、自分がナニをいったか覚えてなくてすむからね。
◎ここが変だよ、ジャパン。日本にきてうけたカルチャーショックは? ダニエル:とにかく人がみんな優しいよね。日本のことが大好きになったんで、本当は帰りたくないんだけど、レコード会社の人が「とっとと帰ってくれ」って顔してるから帰らなきゃね。
全米ナンバー1シンガー、ダニエル・パウターさんについての詳しいインフォメーションはオフィシャルサイトで!
|