Guest : チャットモンチー
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徳島から突如現れた女の子三人組の骨太ロックバンド、チャットモンチーが、けやき坂スタジオに登場。 先生っぽい2人と、生徒っぽい1人の絶妙なアンサンブルに、業界が大注目!
クリス:今日一組目のお客様、くるりもアジカンも大絶賛!話題の女の子三人組、チャットモンチーの皆さんです。自己紹介お願いします。 橋本:ギターボーカルの橋本絵莉子です。よろしくお願いします。 高橋:ドラムの高橋久美子です。よろしくお願いします。 福岡:ベースの福岡晃子です。よろしくお願いします。 話題の三人組ですが、そもそも……なんなのチャットモンチーって? 福岡:なんなのっていわれた! クリス:まずは名前の由来から聞きたいんだけど、どっからきたの? 橋本:名前ですか?名前はカタカナの名前がよくて、見た目と響きがよくて決めました。 高橋:スンマセン。なんも意味がわからんと思うんですけど。 クリス:わかんないっすね。 高橋:意味はないんです。 クリス:意味ないの?チャットでどうのこうのとか。 橋本:はい。 クリス:その名前は誰が発明したの? 橋本:私が高校生のときに組んでいたバンドのメンバーと決めました。 クリス:そっか、そうすると、橋本さんがいわゆるリーダーってことですよね。バンドが高校のときからっていうと何年目ぐらいなんですか? 橋本:もう5年、6年経ってますね。 クリス:なるほどね、それで今のこのメンバーになったのは、どれぐらい前なんですか? 橋本:2年前ぐらいですね。
クリス:徳島でずっと活動を続けきて、急にドーンと話題に上ったチャットモンチーですけど、ズバリ、自分たちの魅力はナニ? 一同:(笑) 高橋:自分でいうんですか? クリス:プロだもん。当たり前じゃないですか(笑)。 高橋:自己PRってことですか?……イモっぽいとこ? 橋本・福岡:えー! 高橋:嘘だよ。突っ込んでよ(笑)。 クリス:魅力はなんだと思います? 福岡:やっぱり三人が楽器を演奏しているかっこよさとか。 クリス:こんなかわいい子三人、世の中がほっとくわけないでしょ!ってこと?(笑) 福岡:(笑)ありがとうございます(笑)。きっとライブを見てくれたら、カッコいいと思います。あとは自分たちで作詞作曲して、自分たちでアレンジしているってことも自信です。 クリス:でもすごいよね。プロデュースは元スーパーカーのいしわたり君。あとくるりの岸田君、エルレガーデンの細見君、アジカンのゴッチンとか、みんなチャットモンチーのファンじゃないですか。それはみんなライブを見てってことなんでしょ?やっぱり自分達は上手い? 高橋:うま〜〜くは、ないですね(笑)。 クリス:上手くないの?なんだそれ! 高橋:魂で演奏していますから(笑)。 福岡:上手さとかじゃないんですよ(笑)。 クリス:いやいや、魂は上手さなんですよ。だってどんなに魂があっても上手く表現できなかったら、ただの鈍臭いもので終わっちゃうじゃない。 福岡:そうですね。表現はしたいですね。 クリス:だから上手さは大切なんですよ。場数を踏んで……なんかオヤッジぽいなオレ(笑)。
クリス:チャットモンチーは三人全員で曲を作ってるんでしょ?どうやって作ってるの? 橋本:三人がそれぞれ歌詞を書いて、それにメロディをつけて、三人でアレンジをして、という作業です。 クリス:でもどちらかというとギター、ベース、ドラムスというミニマルな形じゃない。そうすると、ギターから作曲しちゃうってイメージなんだけど。 高橋:そうですね。ギターから作ることも多いですけど、ドラムでリズムを作ってから、ということもたまにあります。 クリス:そしてこの「恋愛スピリッツ」という曲は橋本さんの作詞ですが、これは高校時代に書いた曲で、その時代に陥った三角関係について書かれた曲ですよね。 橋本:そうです。 クリス:どんな内容? 橋本:けっこう書いてある通りのことですね。元々は歌詞にするつもりはなかったんですけど、時間が経ってメモを見たときに「ああ、これ歌詞にしてみようかな」って。 クリス:メモがあったんだ。ダイアリーみたいなもの? 橋本:いや、走り書きですね。 クリス:どうですか、改めて自分の高校時代の踏みにじられた気持ちを振り返ってみて。 橋本:(笑)歌詞だけ見ると「えっ」って感じですけど、曲にのせるとすごく奇麗な気がしますね。今はもう。 クリス:雰囲気としてはアラニス・モリセットや椎名林檎っぽい世界だよね。女の子の怨念みたいな(笑)。やっぱりその男はイヤなやつだったの? 橋本:いえ、おもしろい人でしたけどね(笑)。 クリス:大人やねぇ(笑)
番組恒例★ピンポンボックス ◎徳島出身。今、東京で生活していて、自分が「東京人だな」と思う瞬間は? 福岡:東京人にちょっとなったな、と思ったのは、電車を直前で乗り過ごしたときに、「あー、乗り過ごした!」と思ったときですね。徳島は電車じゃなくて汽車なんですけど、乗り過ごしたら1時間待ちとかなんですよ。だから乗り過ごしてもゆったり待ってたんですけど、今は3分も待てなくなってるっていうのが、「あー、東京に来てしまった!」と思った瞬間です。 クリス:なるほど、東京にいると気が短くなりますからね。せわしなくなっちゃったわけですね。
◎堪忍袋の緒が切れる。最近イライラしたりムカついたことは? 高橋:ええー、東京に来てムカついたことはいっぱいありますよ!昨日八百屋さんにいったんですけど、八百屋のオヤジさんが冷たかったですね。 クリス:どんな風に? 高橋:「小松菜ありますか?」ってきいたら「ココにあるやん!」って冷たくいわれて、そのあとトマトも買おうと思って、「これもお願いします」っていったら、「めんどくさいなぁ」って感じだったんですよ。これはイカンゾォ!! クリス:あのね、江戸っ子は気が短いんですよ。よくいえば気っぷがいい、悪くいえばやな奴って感じですよ。 高橋:私も思いました。「これが江戸っ子のシャキシャキや、これが!」って。 クリス:まあぁ、そういうところは流してあげて、おじさんを転がす(笑)うまくやって自分の手中に収めてみてください(笑)。
◎女三人バンドでよかったことは? 橋本:一緒にいて、友達気分でいられること。音楽してないときは、みんな普通だから。 高橋:どういうこと? 福岡:音楽しているときは普通じゃないってこと? 橋本:音楽してないときは、普通の友達の女の子ってところが楽しいですね。 クリス:なるほどね。 橋本:二人は教育大学出身ですから、先生っぽいところもありますし。 クリス:どういうところが? 橋本:「これでいいんだよ、エリコ」って。 高橋:それ、先生より親っぽい(笑) 福岡:えっちゃんが生徒っぽいんだよ。 クリス:(笑)三人はケンカはしないの? 福岡:ケンカはしないですね。 クリス:音楽的なディスカッションはするんでしょ? 高橋:ありますあります。 福岡:とことんやってみて、納得するもの作るから争いはあんまりないですね。
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