Guest : フルカワミキ
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昨年2月の電撃解散から早くも1年と4ヶ月………。 元スーパーカーのフルカワミキちゃんが、ピカピカのニューアルバムを持ってケヤキ坂スタジオに参上!
クリス:今日一組目のゲストはスーパーカー解散からソロで再始動。フルカワミキちゃんが来てくれました。どうもこんにちは。 フルカワ:こんにちは。 クリス:一年半ぶりですね。 フルカワ:やっと活動が始まりました。 クリス:ソロ活動は、どれくらい前から計画していたんですか? フルカワ:いや、んー、解散後しばらく半年ぐらいはちょっと休んで、その後にバンドも別にやりたい人がいなかったし、ぼちぼちソロでも始めようかなって、何ヶ月後かに始めたんですけど、もうちょっと早くに出したかったけど、いろいろあって、やっと今の時期になりました。 クリス:ホントはもうちょっと早めに出したかった。 フルカワ:うん、活動は早く始めたかったんですけど。 クリス:まあ、でもどうですか?前はバンドだったわけだけど、ソロになって、どんな感じですか? フルカワ:バンドやるのとソロって活動では考え方自体がまったく違うんで、今まではバンドのイメージに沿ったかたちでやってましたけど、今は思いつきで「やりたいな」って思ったことがすぐにできる状態なので、それを楽しもうかなと。 クリス:やっぱりなんだかんだいってもバンドも組織だもんね。 フルカワ:そうなんですよ。 クリス:妥協っていう表現は適切な言い方じゃないけど、100%の自分は出せないからね。 フルカワ:違う生き物を生かしてやる作業だから。……それも楽しかったんですけどね。 クリス:でも今回は全部自分の音楽。だからこれを聴くと、「フルカワミキはこんな音楽がやりたかったんだ、こういう音楽が好きなんだ」っていうことがわかる? フルカワ:うん、わかると思います。 クリス:どう?ミキちゃんって、自分が聴きたい音楽を創る方なのかな? フルカワ:あー、それもありますね。「もうちょっとこういう音楽があってもいいのにな」とか、「アタシだったらこうするな」って思うようなことだったりとか、思いついたらそれをやるし、日記みたいに今日の気分を音にしてみたりとか、そういう作業もします。 クリス:それが今回のアルバムにも反映されているわけですね。 フルカワ:そうですね。
クリス:シングルの「COFFEE & SINGING GIRL」…やはりコーヒーで元気出して、それで歌うぞってこと? フルカワ:休み時間にコーヒー飲んで一息つこうかな、リラックスしようかな、ってそういうときにコーヒーってやっぱつきものだったりするから、そういう感じでこういう音楽が流れて、一緒にリラックスできたりとか、ちょっとでも楽しい気分になってくれたらいいなぁっていう感じ。 クリス:なるほど、ちょっとカフェかどこかでコーヒー飲んでるときに、流れてたりするといいんじゃないの?っていう感じですよね。けっこうコーヒーはお好きなんですか? フルカワ:2年前とかは全然飲めなかったんですけど、最近は、一日一回飲まないと気が済まない感じになっちゃって。 クリス:なんか一服っていうか、ちょっとリラックスしているときに聴きたいって、そういうサウンドだよね。それで7月19日にファースト・フルアルバム「Mirrors」がリリースされるわけなんですが、全編作詞作曲、そしてROVOの増子さんと共同プロデュースってことなんですけれども、今回、作曲はどんな感じだったの? フルカワ:LOGIC(PCのソフト)で、どういうかたちでも好き勝手に録音できる状態にして、そういう環境作りから始めて、シンセから曲作ったり、ベースから作ったり、ギターから作ったり、すごい様々なスタイルをとったので、だから曲のバリエーションもそれに沿ったかたちで、いろいろなスタイルになったと思うんですけど、そういう作り方をして、ある程度曲の世界観、色とか匂いとかが見えた状態にして増子さんに投げて、さらにそこから一緒につめていく作業っていうのをしていて、だからROVOの吉垣さんの素晴らしい演奏のドラムも入ってたりするし、なおかつ増子さんってすごく耳もいいから、音にこだわりがすごくある人なので、「いい音でいいメロディをいい演奏でパッケージする」っていうことを、最初の一枚目でやりたかったので、けっこう自信作というか…。 クリス:いやいやいや、自信作ですよ。なんかエアコンみたいな音で、夏にピッタンコみたいな(笑)…清涼感があるっていうかクールな…ボクはすごい好きですよ。で、先週の日曜日、ライブをやりまして、ミキちゃん基本的にはメイン楽器がベースなんだけど、ほかのベースプレイヤーも新たに入って。 フルカワ:はい、ダブルベースで。 クリス:ダブルベースでやったの?じゃあソロで歌ったり、ベース弾いたり…。 フルカワ:弾いたり弾かなかったり。なんせアタシもギターからとかシンセからとか曲を作ったりもしてたんで、ベース弾きながら歌うことが困難な曲も出てきてるんで、だからナスノ(ミツル)さんにお願いして、ナスノさんが途中まで弾いて、私が途中から弾くってスタイルをやったりとか、ちょっとあんまり見たことのないバンドスタイルでもあると思います。しかもアレンジもライブ用のアレンジがしてあるので、またちょっと世界観を残しつつ、感触は違う感じになってたりして。 クリス:バイオリンも入ったりとかね。 フルカワ:そうですね。素晴らしいんですよね。 クリス:それじゃ自分的にはアルバムもOKだし、ライブも一回目はOKだったと。 フルカワ:OKというか、すごい緊張しましたけど、でも楽しかったですね。やっぱりいいメンバーでやらせてもらっているので。 クリス:そうだよね。サポートがそれだけピシッとしていると、自信もって前に出れますよね。 フルカワ:うん、アガれるし。 クリス:リハーサルはけっこうやったの? フルカワ:リハーサルはけっこうやりましたね。最初はすごく不安だったんですけど、ライブが近くなるに連れ、だんだんいい感じにまとまってきて。 クリス:次のライブの日程は、7月13日に、所属レコード会社主催の「GROOVE IT OUT! 」。これは前回と同じ渋谷AXで行なわれるということなんだけど、元ブランキージェットシティのベンジーもソロで出るということですね。 フルカワ:はい。 クリス:どうですか?ソロアルバムも出来た、ライブもやってくぞ!今後はどんなスタンスでやってくつもり? フルカワ:ホントに一枚目で方向性を示しているんですけど、気軽に思ったこと、それから自分が信じた音楽というか好きな音楽にも敬意を払った上で、硬派に気軽に楽しく…、そういうスタンスで気負わずやっていきたいなって感じですね。 クリス:頑張ってくださいね。すごくいいアルバムだと思います。私もクルマの中にバシッと常備して。 フルカワ:ホントですか? クリス:ホントですよ。私あんまりそういうこといわないんですから(笑)。
番組恒例★ピンポンボックス ◎大人になったなぁと思うのはどんなとき? フルカワ:スタッフに年下が増えてきてるときですね。仕事教えなきゃならなかったり(笑)。「アタシこういう歳になったんだ!」って思います。 クリス:なるほどね。私もこの番組のスタッフの中では長老ですからね。 フルカワ:18歳デビューだったんで、ホント大人の人しかいない世界だったんですけど、いつの間にか…。アタシもお局みたいな気分になったりして(笑)。
◎テレビ、雑誌、ラジオなどに出ている有名人で今、ハマっている人は誰ですか? フルカワ:今っていうか、昔からハマっているのはダウンタウンですね。DVDは今でも家で毎日かけてるぐらい。子守唄のようにかけてますね。 クリス:ホント? フルカワ:声がやっぱすごい特徴的ですよね。 クリス:じゃあ内容よりもそのテンションが好きなんですか? フルカワ:テンションも好きだし、やっぱ内容もその日の気分によってとらえ方がチガクなるので。 クリス:やっぱりシュールなところがいいんですかね。 フルカワ:う〜ん、このタイミングでコレいうんだっていう瞬発力だったりとか、きっと即興音楽やる人と同じような感覚だと思います。 クリス:それじゃけっこう学ぶところあります? フルカワ:自分にないものを持っているから、学ぶっていうレベルじゃないですけど。 クリス:次の飲み会でドッカンドッカン笑いとってやろうとか、そういうことじゃないですよね(笑) フルカワ:そんなアクティブなマインドじゃないですけどね(笑)。
◎もし明日、朝起きて男になっていたらなにをしますか? フルカワ:まず自分が好きな男性達に電話して、「男になってしまったので、一緒に風呂屋に行ってくれ」っていいますね。ホントにいうならセクシャルな表現になっちゃうのでラジオではいえないけど、同士になっちゃったから、一緒に風呂屋に行ってくれと。 クリス:なるほどね。どんなものか見てやろうと。 フルカワ:…だし、背中流し合おうよって。「流してくれや〜」ぐらいのイキオイで(笑)。
ニューアルバムの情報、ライブの情報は、フルカワミキのオフィシャルサイトで。
※ブログもあります。 http://www.furukawamiki.jp/blog/
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