Guest : SUEMITSU AND THE SUEMITH
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亀田誠治氏大絶賛!ピアノの弦を切るピアニスト。 新人、SUEMITSU & THE SUEMITHがゲストで初登場!
クリス:ここで本日のゲストをお迎えしましょう。SUEMITSU & THE SUEMITHです。どうも初めまして。 SUEMITSU:初めまして。よろしくお願いします。 クリス:SUEMITSU & THE SUEMITHという名前ですから、ほかにバンドのメンバーもいそうなんですが、お一人なんですよね。 SUEMITSU:そうですね。ボクとあとバックバンドというかたちで。 クリス:あっ、そうなんだ。じゃあ、THE SUEMITHは存在するわけですね。 SUEMITSU:そうですね。バックバンドのことをそういう名前でいってます。 クリス:そうですか。失礼しました。で、TOKIO HOT 100にはすでに昨年3月、インディーズのときに「アイロニー」がエントリーして、最高39位まで上がったんですけれども、今年リリースしたデビューシングルも、最高38位を獲得しております。そして、先日、ウチの番組の持ち込みリコメンで、亀田誠治さんがSUEMITSU & THE SUEMITHを大絶賛していたんですが……。
……(そのときの模様を聞いて)………
クリス:もう、ベタボメですよ。 SUEMITSU:すごいですね。 クリス:亀田さん、興奮してたでしょ? SUEMITSU:興奮していらっしゃいましたね。嬉しいです。ありがとうございます。 クリス:普通、あんなに早口じゃないんですよ。 SUEMITSU:そうなんですか。すごい嬉しいです。 クリス:どうですか?こういった同胞といいますか、同業者といいますか。特に亀田さんはヒットプロデュサーでもあるわけですが、そういう人が褒めてくれるというのは? SUEMITSU:凄い恐縮です。 クリス:当たり前ですよね。今のは自分で聞いといて言うのもなんですけど、愚問でしたね。
クリス:SUEMITSUさんの音楽の歴史をお伺いしたいんですが、小さい頃からピアノをやってたんですか? SUEMITSU:小さい頃はもともと家にピアノがありまして、それを興味本位で触っているところから、なんとなくピアノが弾けるようになって、そんな子供時代を過ごしていました。 クリス:なるほど。 SUEMITSU:それでその後、高校ぐらいからクラシックに目覚めて、音楽大学を目指すべく、高校三年間、とにかくクラシックを一日中、弾き続けていました。 クリス:高校生って普通だとポップス聴いたりしているけどそっちには興味なく? SUEMITSU:並行してそれはありましたけど、クラシックは聴くというよりプレイすることが楽しくなってきたので、一日10〜12時間ぐらいは毎日弾いてましたね。 クリス:別物だったということですね。で、大学は音楽大学に行かれたんですか? SUEMITSU:はい、音大のピアノ専攻になんとか入学できまして。 クリス:大学時代はどうだったんですか? SUEMITSU:クラシックをやってたり、パンクとかも好きだったから夜はそういうイベントに遊びにいったり、JAZZもやってたので、アルバイトでJAZZバーで歌ったり、いろんなことをやってましたね。 クリス:なるほどいろいろなことを吸収していたんですね。で、クラシックとポップスが融合したポイントはどこだったんでしょう? SUEMITSU:どこでしょう?その時期から混在していたんだと思います。
クリス:デビューシングル「Sherbet Snow and the Airplane」はずいぶん昔に書いた曲だそうですね。 SUEMITSU:そうです。高校の2年生のときの音楽の授業で作曲の授業があって、そこで一人一曲という課題があって、そこで書いたんですけど。 クリス:すごいですね。高校2年でこれ書いちゃった。先生ぶったまげたんじゃないですか? SUEMITSU:でもそのときのテーマが「イルカのなごり雪みたいなフォークソングを書け」というもので、コードもそんなに使わないでサラッとしたものを書けって言われたんですけど、ボクはギターが弾けなかったから、ギターのコード進行がどうしても馴染めなくて、そのときはもう音大を目指していたので、とにかく自分のやりたいように、テーマを無視して作ったのがこの曲なんです。 クリス:先生の受けはどうでした? SUEMITSU:すごい怒られましたよ(笑)。「ふざけんなぁ!」って。 クリス:教育制度の問題が浮き彫りになりましたね。でもホントに力強い、打楽器系ですよね。パーカッシヴなピアノを弾かれますよね。 SUEMITSU:そうですね。自分の曲でピアノを弾いているとき、あんまりピアノのことを考えて弾いてないんですよ。 クリス:いたわってないんですか? SUEMITSU:(笑)いたわってないっていうか、ドラムを叩くつもりで弾いていたり、ギターのリフを弾いてるつもりでピアノを弾いていたりするので、ピアノらしいことを何ひとつしてないんですよ。 クリス:高速っていうか、バリバリ叩きまくってますよね。ホントに弦が切れちゃうんですか? SUEMITSU:あれはホントにピアノに申し訳ないんですけど、爆発するみたいな音がするんですよ。「バスッ!」って。弦が切れるたびに心が痛むんですよ。 クリス:鍵盤ってアクションの幅が決まってるから、切れるとは思えなかったんだけど、ホントに切れちゃうんだ。なんで切れちゃうの? SUEMITSU:多分、連打で。 クリス:ガガガガガガガって。金属疲労ですね。今までに何本ぐらい切ってるんですか? SUEMITSU:わからないですね。けっこう切ってますね(笑)
番組恒例★ピンポンボックス
◎ズバリ、アナタが思うエロスとは?エロスを感じるシチュエーションは? SUEMITSU:楽器ですかね。楽器弾いている人。 クリス:特にどんな楽器? SUEMITSU:バイオリンとか……チェロ。チェロ弾いてる女性はカッコいいですね。チェロって激しいから。 クリス:チェロ弾いてる美しい女性を想像しましたよ。チェロになってみたいですね。 SUEMITSU:そうですね(笑)。 クリス:特に今のクラシック界はきれいな女性が多いですよね。 SUEMITSU:多いですね。 クリス:なんででしょうね。 SUEMITSU:なんででしょう。選んでるんですかね。
◎人生でいちばん苦労したのはいつですか? SUEMITSU:音大はいるときと、入った後が同じくらい苦労しましたね。音大って金がかかるから、アルバイトをいくつもいくつもやってて、ピアノ弾く以外はほとんど仕事だったんで。 クリス:それじゃ自分で学費を稼いで。 SUEMITSU:もちろん自分だけの力じゃ無理だったんですけど、レッスン代とかがけっこうかかるんで、肉体労働をけっこうやってましたね。
◎こいつだけは許せない。いままでの人生の中で根に持つほどイヤな奴は? SUEMITSU:根に持つほどイヤな奴は……いないですね。 クリス:それじゃ、今まででいちばんムカついたことは? SUEMITSU:あー、忘れちゃうんで、あんまりないかな。 クリス:やなことがあっても次の日には…。 SUEMITSU:忘れてます(笑)。
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