Guest : 藤井フミヤ
★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。
下北を舞台にしたドラマのテーマソングが話題! 新しいプロジェクトも始動させた藤井フミヤさんが番組初登場!
クリス:六本木ヒルズけやき坂スタジオからお送りしているTOKIO HOT 100。今日のゲストをお迎えしましょう。藤井フミヤさんです。 藤井:どうもお久しぶりです。 クリス:この番組は初めてですよね。 藤井:この番組は、初めてですね、きっと。 クリス:前に会ったときは二人とも非常にいい感じで、楽しく過ごさせてもらいましたが。 藤井:酔っぱらってましたからね(笑)。 クリス:(笑)で、フミヤさんとえいば、最近は作家の石田衣良さん、映像監督の堤幸彦さんとのコラボレーション企画でもある「下北サンデーズ」のドラマの主題歌が話題になってますけど、これはみんなお友達だったんですか? 藤井:堤さんはもう20年近い知り合いで、衣良さんは去年のアルバムでちょっと書いてもらって、それでプロモーションビデオを堤さんに撮ってもらったときに、「三人でせっかくだから面白いことナニかやらない?」ということで、じゃあ三人いるからドラマみたいの作ろうよって話になって、石田さんが「これから連載あるから、そこになにか書くから、なんの話にしよう?」って盛り上がって、今の若者って夢を追うためにすごい貧乏でもがんばっているような、美しい貧乏ってあるのかなぁって話になって、今でも下北辺りの劇団の子たちは、夢を追いながら死ぬほど貧乏じゃないかなってことになって、下北の演劇界の話にしようってことになったんですよ。それで「下北サンデーズ」。 クリス:それで美しい貧乏は見つかりましたか?下北行ってリサーチしました? 藤井:やっぱあの辺は、ブランドもののバッグをか持ってる子は少ないですよね。ほとんどいない。自分なりの暮らしと、自分なりのセンスとで、けっこう下北ってそういう街ですよね。 クリス:東京のイーストビレッジですよね。6年ぐらい住んでたんですよ。一番街というところに。やっぱすごいカルチャーの街で、ミュージシャンも多いし、役者さんも多いし、すごく有名なベーシストとかが普通に歩いているんですよ。渡辺香津美さんとか金子マリさんも近くに住んでいるし。 藤井:どんな店に入っても、小劇団とかのチラシがダァーと貼ってあって、日本の中でも異質な街ですよね。 クリス:いや、いい街ですよ。ホント離れられない。 藤井:そうですよね。開発地区になってますけど、残して欲しいですよね。
クリス:ドラマにはフミヤさんも出てるんですよね。 藤井:ちょっと出てますね。牛乳屋さんの役で。 クリス:しゃべらないんですよね。 藤井:ほとんどしゃべらないですね。ちょっと歩くだけのシーンのために、何時間もかけてロケ現場にいきますから。 クリス:どうですか?お芝居の方は好きですか? 藤井:芝居はときどきやると楽しいですね。でもミュージシャンって役者さんの環境に合わないですね。 クリス:そうですか?でもミュージシャンは芝居もすぐにできるっていいますよね。 藤井:勘がいいから多少はね。でも時間帯が会わないんですよ。ちゃんとした(笑)役者さんは、朝、5時とか6時とかに起きるんですよ。 クリス:ミュージシャンは午前中起きないですからね。 藤井:ほとんど起きないですね。やっぱちょっと向かないですよね。 クリス:役者さんって睡眠時間そがれますよね。 藤井:遊び時間もそがれますよね。 クリス:飲みにも行けないですもんね。 藤井:短期間だったらがんばれるんですけど、長期間はけっこうキツいですよね。
クリス:フミヤさん、ニューアルバムを9月20日にリリーススするということで、タイトルが「WITH THE RAWGUNS」。 藤井:RAGANZというバンドをですね、日本の一流ミュージシャンと作りまして、そのバンドと一緒に作ったアルバムですね。RAWGUNSは1960年代生まれで、だんだん目が遠くなってきたんですよ。 クリス:わかりますわかります。スペルだけ見るとカッコいいんですけどね。 藤井:それも年代的のいやらしさなんですけどね。 クリス:いい意味でのいやらしさがプンプンしてきますね。 藤井:これはね、コンピュータ社会における一番最初の被害者なんですよ。老眼の速さが。 クリス:モニターばかり見てるから。 藤井:そのうち中学生の老眼とかが出てくる時代が来るかもしれない。 クリス:(笑)これはバンドなんですか? 藤井:バンドですね。河口湖の方でみんなで一週間合宿したんですよ。一週間で20升飲みましたね(笑)。 クリス:20升!(笑)すごいですね。仕事ははかどったんですか? 藤井:仕事もはかどりますよ。飲んでも話すことはずーっと音楽の話だし、酔っぱらって半分レコーディングしましたね。 クリス:いいですね。楽器もそこらへんにあるし。やりたいときにできるし……。曲もいくつか完成したんですか? 藤井:もうできあがりました。かなり大人っぽいです。
番組恒例★ピンポンボックス
◎ズバリ、自分で思い描く老後の生活。 藤井:モノは作っていたいですけど、ダラダラと生きていきたいですね。健康な老人でいたい。 クリス:例えばどんな老人ですか? 藤井:老人になっても六本木には遊びに行くような…「また来たよ、藤井のじいちゃん!」ってキャバクラ嬢にいわれるような、そういう老人になってたいですね。 クリス:いいですね。 藤井:自然の中で暮らしながら、都会の中にもいたいって感じですね。
◎女心をつかむいちばんの方法は? 藤井:どうでしょうね。だんだんそういう時期は過ぎちゃったんですけど、なんでしょうね、優しいのがいちばんじゃないんでしょうかね。でもこの歳になるとキップもよくないとダメですね(笑)。驕ってやるぜみたいな。 クリス:(笑)やっぱ優しさっていうのが大事? 藤井:あと、悩みを聞いてあげるっていう年齢になってきましたね。 クリス:聞き上手になるってことですね。
◎もし娘が付き合ってる相手を連れてきたら、その男のどこを見る? 藤井:どこを見るでしょうね? クリス:娘さんはおいくつ? 藤井:まだ中学生ですね。……いろんなものを見るでしょうね。言葉遣いも見るでしょうし、作法も見るでしょうし、質問も投げかけるでしょうし、でもいちばん大事なのはなんでしょうね……、自分の親と仲良くしてたらいいですね。自分の親を大切にしてるとか、友達を大切にしているとか。 クリス:じゃあ、こいつはダメだなと思ったらどうします? 藤井:んー、人のこといえないですからね。ウチのかみさんなんて大博打ですよ。宝くじみたいなもんで、よくオレにかけてくれたなって。彼氏ミュージシャンでプロ目指してるの!とかいわれたら、ウワッーって思うね。自分のこと棚に上げて。でもそれもしょうがないよね。親を見て育ったわけだから。「お前、デモテープ持ってこい」ってことぐらいしかいえないですよね。
待望のニューアルバム&全国ツアーなど、最新情報はオフィシャルサイトでチェック!
|