2006年08月13日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : ライノセラス


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iTunes、iPodで大ブレイク!そしてバンド名が読めない人も続出!
フランスからライノセラスの二人がゲストで登場!

クリス:今日のお客様をお迎えいたしましょう。iTunes、iPodのCMでも話題になったライノセラスのお二人、パトゥさんとジャン・フィリップさんです。
パトゥ:ベースのパトゥです。こんにちは。
ジャン・フィリップ:ギターのジャン・フィリップです。こんにちは。
クリス:二人は非常に付き合いが長く、公私ともにパートナーで、ライノセラス自体、キャリアが10年もあるそうですが、二人ともミュージシャンであると同時に社会心理学者でもあるんですよね。
ジャン・フィリップ:最近はライノセラスが忙しいので、ボクがたまに大学で講義をするぐらいで、パトゥはライノセラスに専念しているよ。
クリス:そうですよね。CM効果で日本でブレイクする前から、ヨーロッパではアンダーワールドやロニサイズのオープニングアクトをつとめるなど、世界を駆け巡る活動をしていたそうですが、先日のフジロック三日目に登場しました。フジロックはいかがでしたか?
ジャン・フィリップ:午後二時のステージだったんだけど、南フランスの太陽でオーディエンスを照らしたよ。
クリス:残念ながらボクは生放送があって観てないんだけど、ライヴはバンドスタイルの編成だってきいたんだけど?
ジャン・フィリップ:そう。タトゥがベースを弾いていて、ボクがギター。もうひとりギターがいて、ドラムスがいて、あとはゲストシンガーが三人出たんだ。
クリス:キーボードはいないの?
ジャン・フィリップ:シーケンサーは使っているので、打ち込みもあるよ。
パトゥ:今回は昼間のショウだったので、ライティングを見せられなかったのが残念。私たちのライヴはビジュアルにもこだわっているので、今度は夜のライヴをお見せしたいわ。

クリス:「ビッチ」という曲タイトルは、非常に強い言葉だけど、どういう意味で?
ジャン・フィリップ:曲の歌詞は「普段はSMの関係のカップルで、女が男に鞭をふるったりしているんだけど、今夜はお前がオレのビッチになるんだ」という内容なんだけど、別にこれは私たちが考えたリリックではなくて、ボーカル(ゲスト)のジェシーが考えたものなんだ。だからそのSMの二人は私たちじゃないし、私たちもそういうことはしないよ。ただ、これはアティテュードであって、そういう行為はしないけど、オーディエンスを盛り上げるための表現のひとつなんだ。
クリス:名前のライノセラスは?英語では「サイ」という意味だけど、綴りが違うので英仏辞典で調べたけど載ってないし、アクセント記号みたいなのがたくさんついているし。
パトゥ:「サイ」のことなんだけど、精神に病を持った画家がいて、彼は「サイ」しか描かないんだ。サイケデリックな「サイ」ばかり描いていて、そこからインスパイアされたのよ。
ジャン・フィリップ:発音表記にしたのは、ほかにライノセラスという名前のバンドが出てきてもかぶらないようにするためだよ。
クリス:アルバムにはいろんな音楽が詰まっているけど、どんな音楽に影響を受けてきた?
ジャン・フィリップ:とにかく私たちはエレクトロミュージックが好きなんだ。ハウスミュージックが生まれたときは、ハウスの持つ自由さに共鳴したし、もちろん往年のロックカルチャーも好きで、ローリングストーンズからAC/DC、UKのマイ・ブラッディ・バレンタインなんかからも影響を受けてきたよ。それに、パトゥのベースのスタイルはどちらかというと、ダヴなので、そういう意味では独特なサウンドが生まれているんじゃないかな?
クリス:ライノセラスの今後の予定は?あと、心理学の方はこれからも続けていくの?
ジャン・フィリップ:音楽は自分たちにとっていちばん大好きなものなので、心理学も面白いんだけど、音楽は可能な限り続けていきたいね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎もしひとりだけ会える、という夢が叶うなら、誰に会いたい?
パトゥ:リアム・ギャラガーに会いたいわ(笑)。セクシーでかっこいいし、オアシスの音楽も大好きだし。
クリス:ジャン・フィリップはリアムにちょっと似てるよね。
ジャン・フィリップ:そう、彼女がリアムを好きなので、オレもがんばって似せてるんだ。髪型とか(笑)。

◎自分の身体の中でもっとも自信のあるところは?
ジャン・フィリップ:自分の身体をパーツ的に考えることはできないけど、強いていうなら足かな?足は寝ているときに見ることができるし、自分を動かしてくれるからね。

◎落ち込んだときに立ち直る方法は?
パトゥ:私は落ち込まないの。すごくハッピーな女だからね。でももし落ち込むことがあったら、ファンキーミュージックを聴くことかしら。シックとかクール&ザ・ギャングとか。
ジャン・フィリップ:心理学者として、ファンキーミュージックは鬱にきくんだ(笑)。


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Guest : MUSE


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まさにこのあとサマーソニックに登場!
ニューアルバムが大ヒット中のMUSEから、中心人物、マシュー・ベラミーがスタジオに登場。

クリス:本日二組目のゲストをお迎えしましょう。なんと今日、サマーソニックのマリンステージに出演するMUSEから、ボーカル、ギター、そしてキーボードもこなすマシュー・ベラミーさんが来てくれました。
マシュー:こんにちは。
クリス:MUSEはその3人のメンバーが本当に素晴らしいと思うんだけど、ステージに立ったときのパワーはどこから生まれるの?
マシュー:最小限の人数でやっているので、最大限の可能性を発揮したいんだ。ボクはダイナミックな音が好きなので、クラシックからくるダイナミズム、ロックのダイナミズム、三人で可能なかぎりのダイナミズムを表したい。もしボクが音楽をやってなかったら、心の中に、いろいろなものを溜め込んでいると思うよ。
クリス:今回の4枚目のアルバムはイギリスで二週連続ナンバーワン、そしてアメリカを初めとして世界各地でヒットしているけど、MUSEとしてはこれまででもっともヒットしている?
マシュー:今回のアルバムは、今までのアルバムの中でいちばんいいアルバムじゃないかな?すべての曲にエネルギーを注いだしね。それから新しい試みにもチャレンジしたし、自分たちもここまでできてビックリしているよ。
クリス:ニューアルバムのレコーディングはフランスでやったそうだけど?
マシュー:フランスの片田舎に2ヶ月ぐらいいたんだけど、たくさんのアイデアが出過ぎて、完成させるのに困ったんだ。それで収拾がつかなくなったんで、ニューヨークに行って、ジミヘンのスタジオで完成させたよ。ニューヨークに行ったのはすごくよくて、クラヴなんかにも遊びにいったのがいろいろ影響されているよ。
クリス:なんで最初、フランスに行ったの?
マシュー:UKのプレッシャーから逃げたかったんだ。レコード会社やマネージメントから離れたかったし、自分たちの慣れ親しんだ環境からも変えてみたかったんだ。

クリス:今日、サマーソニックだけど、どんなパフォーマンスをするつもり?
マシュー:試してみたいリフがあるのでそれを試してみようと思ってる。
クリス:フェスのいいところってどういうところ?
マシュー:ほかのバンドを観ることもできるし、バックステージで会ったりすることができるのがいいね。。あとまだ自分たちのことを知らない新しいお客さんにも会えるってこともいいところだね。


番組恒例★ピンポンボックス

◎失敗談。これまでステージで起こした失敗は?
マシュー:いちばんの失敗はオーストリアのフェスティバルで、その時期は楽器を破壊するようなアグレッシブなパフォーマンスをしていたんだけど、車輪つきのアンプに飛び乗ったら、間違ってそのままステージ横の機材の溜りに飛び込んでしまって、いろいろな機材を破壊してしまったんだ。それで次のバンドはライヴができなくなるし、機材をたくさん壊してしまったので、そのフェスティバル、それからその機材会社とは二度と仕事をさせてもらえなくなったよ。

◎あなたにとってズバリ、エロスとは?
マシュー:(笑)ロングソックス。
クリス:なんで?
マシュー:初恋の相手が体育の先生で、彼女がロングソックスを履いていて、15歳のボクにはそれがとてもセクシーだったんだ(笑)。


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