2006年10月01日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : GRAPEVINE


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


新曲はジャムセッションで制作。
10年目を迎えたベテラン、GRAPEVINEの三人がケヤキ坂に登場!

クリス:サッポロビール TOKIO HOT 100。今日は六本木ヒルズけやき坂スタジオから公開生放送でお送りしています。それでは今日一組目のお客様をお迎えしましょう。今年でデビューなんと10年目、GRAPEVINEのみなさんです。どうもこんにちは。
GRAPEVINE:こんにちは。
クリス:自己紹介をお願いします。
田中:はい、ボーカルの田中です。
西川:ギターの西川です。
亀井:ドラムの亀井です。よろしくお願いします。
クリス:お久しぶりですね。
田中:お久しぶりです。
クリス:前回は2年前ということで。
田中:そうですね、もう2年前ですね。
クリス:ということでGRAPEVINE、1年ぶりのニューシングルということなんですけれども、その1年の間、作曲活動はしてなかったんですか?
田中:いや、ゆっくりやってましたね。今年に入ってからですけど、レコーディングをちょこちょこと繰り返してました。
クリス:なるほどね。ちょっとびっくりしたのが、亀井君がなんか別人28号というか、5年ぐらいブランクあったら、会ってもわからないんじゃないんですか。鍛えたでしょ?
亀井:ちょっと運動してますね、走ったりとか。
クリス:ほかにどんなことやってるんですか?
亀井:腕立て、腹筋、背筋、欠かさずやってますね。
クリス:随分雰囲気違いますよね?
田中:そうですね、僕らは毎日のように見てるんでアレですけど、久々に見た人は変わったと思うんじゃないんですかね。
亀井:結構言われますね。
クリス:この3人の中で一番変わったんじゃない?
亀井:なんかね、久しぶりに会う人に、「痩せましたね、痩せましたね」って。そんなに変わってないんですけどね。
クリス:何でその鍛えようと思ったの?
亀井:ちょっと運動しといた方がいいかなと思って。30歳超えて。
クリス:あー、20代のときにはなかった肉が腹回りにだんだん付いてきて…。
亀井:そうですね。ちょっとやっとかなあかんなと思って。

クリス:で、西川さんなんですけれども、なんと武道館のステージをGRAPEVINEよりも先に踏んだということですけれど。
西川:はい(笑)。
クリス:それはCOCCOのバンドで?
西川:そうですね。サポートでやらせて頂いて。
クリス:どうでした?武道館は。
西川:いや武道館でしたね、非常に。
クリス:やっぱ武道館は武道館ですよね。
西川:ロックの殿堂みたいな感じじゃないですか。だからみなさん感慨深い感じでしたね、この二人ですけどね。
クリス:2人も観に行ったの?
田中・亀井:観に行きましたね、客席で。
クリス:僕もこの間、武道館に立ったんですよ。ビヨンセのライブでね、ひとりで30分も引っ張りましたよ。でも武道館ってちっちゃいよね.
田中:思ったより小さいですね。
クリス:観客席の人の顔がはっきりわかるよね。
田中:へぇー。
亀井:意外やな。
クリス:でもCOCCOのライブのときは、COCCOが即興で「ドラムスこういってー!」とかいうんでしょ?
西川:そうですね。ツアーの当日に5曲ぐらい新曲が出来て。
クリス:当日に出来る?
西川:で、ちゃんとコード取れって言われて、その場でやるっていうのをやってましたね。
クリス:それはもう即興なんですか?
西川:その場でみんなでコードを付けて、ぼくは横から「はいはい」みたいな感じでしたけど。
クリス:COCCOはどうでしたか?やっぱり彼女がリーダー?
西川:そうですね。お姫様ですね。
クリス:お姫様ね。女の子ですもんね。

クリス:昨年9月にアルバム『Deracine』からリカットされた『放浪フリーク』以来、約1年ぶりの新曲ということなんですけども、結構ロックっぽいですね、今回のはね。
田中:そうですね。
クリス:何かちょっとU2じゃないけど、スタジアム……、何かデカイサウンドっていうかな?野外フェス、外で聴きたいっていうナンバーですよね。
田中:この曲初めてジャムセッションから、何も無いところから作ったんですよ。なのでバンド感というか、高揚感みたいのが出て、野外とかでも合うんじゃないですかね。
クリス:これはメンバー全員による初の共作ってことですね。
西川:そうですね。今までやったことなかったですね。
クリス:今まではほとんどが亀井さんと田中さん?
田中:まっ、誰かがデモテープ持ってきてっていう感じで。
クリス:これはどんな感じで始まったんですか?みんなでジャムって?
田中:だらだらとジャムったやつを一時間ぐらいずーっとテープに録っててですね、それをプロデューサーの長田さんが「この辺とかこの辺とか、かっこ良かったよ」って僕らをすごいのせてくれてですね、それで僕らも調子にのってやりました。
クリス:なるほど。ちなみにジャムるときはコードは決めるの?それともなんとなくみんな自然に始めちゃうの?
田中:そうですね。演奏がゆるくなったり、止まったりもするんですけど、誰かがなんかやりだしたらそれにのっていく感じとか。
クリス:なるほど。じゃあ誰かが全然違うキーに変えちゃったりしたりとか、ドカーンて別の方向にいちゃったりとか、そういうの楽しいですよね。
田中:結構楽しいですよね。
クリス:「これはイケルな!」みたいな、そういう感触はありましたか?
田中:こういうやりかたは初めてだったんで、最初ちょっと「こんなんで曲にしていいのかな」って気にはしてたんですよ。あまりにちょっと簡単すぎるんじゃないだろうかって。でもね出来上がってみるとシンプルでかっこ良くなったんで。
クリス:そういう感じがしますよね。ノリというか、こう抜けた様な……。外で聴きたいというのはそういうことなんでしょうね。
田中:そうですね。
クリス:でも10年目ですよね。10年目に入って30歳を超えました。バンドの方向性とか意識しますか?やっぱ10年目なら考える?
田中:あまり今まで考えてこなかった方なんですよ。メンバーも普段はそういう話はしないですから……。まぁこれからもしないかな(笑)。
西川・亀井:(笑)
クリス:でも10年ってことでなにかあるでしょ?
田中:10年ねぇ。まぁ一番オーソドックスな答えになって申し訳ないですけど、自分たちが飽きないような楽曲、演奏していて飽きないような楽曲をずっとやれればいいなと思います。それに尽きますね。
クリス:常に自分たちを新鮮に持っていかなくちゃダメですね。惰性になっちゃ終わりですもんね。
田中:そうですね。


番組恒例☆ピンポンボックス

◎女性のエロスをどこに感じますか?

亀井:身体の部分ですか?ワキですね。
クリス:ワキ?ワキフェチ!その心は?
亀井:なんか、やらしい、エロい感じがしますね。
クリス:ワキってあんまり見れないじゃないですか。手を上げたときとか?
亀井:そうですね。電車とか、つり革とか。
クリス:なるほど。奇麗に剃れている方がいいですか?それともちょっと剃り残しがある方がいいですか?
亀井:えーっとねー。ちょい残しぐらいですかね。あんまり汚いのはどうかと思うんですけど。
クリス:イタリアの女性とかそのまんまじゃないですか。
亀井:ああいうワイルドなのはちょっと(笑)。


◎最近買った高いものはナニ?
西川:最近、高いもの買ってないですね。
クリス:じゃあ、これはいい買い物をしたっていうのはあります?
西川:あー、ナニ買ったかな?普段、エフェクターとかよく買うんですけど、今、スゴく欲しいヤツがあって、友達にオーダーしてるんですけど。
クリス:それは作ってもらうんですか?
西川:いえいえ、あるやつで。
クリス:どんなエフェクターなんですか?
西川:「ビヤァー」っていうやつなんですけど(笑)
クリス:それじゃわかんないよ(笑)
西川:FUZZなんですけどね、汚い音が出るんですよ。その汚さがバッチリボクの好みにあったんで。


◎今ハマっている有名人は誰?
田中:あー……滝川クリステル。
クリス:その心は?
田中:ちょっと前から、すごいツボに入ってますね。
クリス:それじゃファンっていう感じですか?
田中:そうですね。ファンですね。
クリス:ナニ照れてるんですか?けっこう純情ですね。赤くなってきてますよ。
田中:いえいえ。
クリス:癒し系ですよね。
田中:癒し系ですかね。


11月から始まるクラブサーキットの詳細、今後のスケジュールなど、詳しいことはオフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery

Guest : 浅井健一


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


TOKIO HOT 100には実に5年ぶり!
ソロとして活動をスタートさせた浅井健一がケヤキ坂に参上!

クリス:クリス・ペプラーがお送りしているサッポロビールTOKIO HOT 100。今日は六本木ヒルズけやき坂スタジオから公開生放送ということで、お客様をお迎えしております。浅井健一さんです。
浅井:こんにちは。
クリス:前回登場していただいたのが5年前。UAといっしょにAJICOとして出ていただいたわけなんですけれども、つい先日の水曜日、J-WAVEお昼の番組「M+」のスペシャル・インビテイションということで、恵比寿のMILKというクラブでライブをやりましたが、あれだけお客さんが間近にいるステージっていうのはどうですか?
浅井:MILKはステージの高さがある程度あったんで、近くてもまだ歌いやすいんだけど、場所によっては高さも同じぐらいで、それですごく近いと歌いにくいね。
クリス:久々のライブだったんですか?
浅井:そうでもない。10日ぶりぐらい。
クリス:どのくらいやったんですか?
浅井:一時間ぐらいかな?
クリス:それで「JOHNNY HELL」からの新曲と、JUDEとブランキーの曲も演奏されたそうですけど、かなり盛り上がったそうで、行きたかったですよ。残念でした。

クリス:ちょっとびっくりしたんですが、最近ラジオでマンスリーDJをやってて、原稿書きから選曲まで、すべて自分でやったと。
浅井:7月にNHKから話があって、ずっと自分、ラジオ下手だから……下手っていうか、下手でいいやって思ってたんだけど、真正面から向かったことが一回もなかったから、一度やってみようと思ってやってみたんだけどね。
クリス:そうでした?
浅井:なんかすごく反応がよくて、嬉しかったですね。
クリス:どういう内容なんですか?
浅井:選曲は自分が好きなものをバァーッてかけて、内容は「世界について」とか自分が思っていること。
クリス:政治とか?
浅井:いや、地球が生まれて、原始人から進化してきて、いろいろな戦争とか殺し合いとかいろんなことをやってここまできてるじゃん。そういうこと。
クリス:「JOHNNY HELL」にも表れていることですね。あと「サラダの話」っていうのがあったそうですけど、なんですか?「サラダの話」って。
浅井:(笑)えっとね。ずっと真面目な感じでラジオをやっていて、真面目な感じばっかなのもなんか面白くないと思って、ちょっとオモロイ話しようかなって。オモロイ話っていうのが「サラダの話」っていうのと「ユウキ君の話」っていうのと「バナナの話」と「ホリーポッターの話」と、あと「ハナサカじじいの話」っていうのがあるんだけど、今日、話そうと思うんだけどナニがいいですか?(笑)
クリス:(笑)「ホリーポッターの話」ってなんですか?
浅井:ホリイっていうマネージャーがいて、その人のあだ名が「ホリーポッター」っていうんだけど。
クリス:なんで「ホリーポッター」なんですか?
浅井:「ホリイ」だから(笑)。ほかはなにがいいですか?
クリス:じゃあ「サラダの話」
浅井:「サラダの話」は……、長くなるけど、昔、デビューする前、東高円寺に住んでいて、ボロアパートに住んでいて、ブランキージェットシティのベースの照井君、テルちゃんといっしょに住んでて、バイトやってたんだよね。それが鳶のバイトで、といっても本格的な鳶じゃなくて「ライト鳶」、ちょっとした鳶のバイトなんだけど、いいバイトがあるって面接に行ったんだ……。はぁ、この話あんまり面白くないかも。
クリス:いや、面白い面白い。引きありますよ。聞き入ってるもん。
浅井:っていうか、じゃあ「ハナサカじじいの話」にしてもいい?
クリス:わかりました。「ハナサカじじいの話」を聞きましょう。
浅井:えっと、「ハナサカじいさんの話」知ってますか?
クリス:知ってますよ。有名な話ですよね。「枯れ木に花を咲かせましょう」っていう話ですよね。
浅井:それで最後にポチが、「ここ掘れワンワン」って言うじゃないですか。で、おじいさんがそこを掘ると宝物が出てくるけど、「ハナサカじじいの話」はゴミしか出てこなかったのね。で、おじいさんが「ゴミじゃん」っていって帰るんだけど、ポチがもう一回やって来て、また「ここ掘れワンワン」っていうのね。それでおじいさんは仕方が無いからもう一回掘るんだけど、またゴミしか出てこないのね。それでおじいさんがスゴく頭にきて、ポチのシッポを持って「いい加減にしろ!」って振り回したのね。そうしたらポチが、おじいさんの方を向いて、「はなさんか、じじい!」っていったの。
クリス:わっはっはっは。面白いじゃないですか!「はなさんか、じじい!」。ベンジーの口調はサスペンスですね。私も今夜使わせてもらいます(笑)。

クリス:今年でデビュー16年目。
浅井:そうなんだ。へぇすごい。
クリス:最初はやっぱりあのテレビ番組がきっかけ?
浅井:そうだね。それまでも一生懸命活動してたんだけど、ぜんぜんお客さんは入らなかったんだよね。
クリス:どういうところでやってたんですか?
浅井:「レイジーウェイズ」とか「20000ボルト」とか「ヘヴンズドア」とか。
クリス:じゃあけっこう小箱でやってたわけですね。
浅井:そう。ぜんぜん小さい。
クリス:で、16年。ご存知の通り、ブランキージェットシティでスタートしまして、シャーベッツ、JUDE、AJICOという活動を経て、今回、浅井健一。いわゆるソロ名義になったという理由はなんなんですか?
浅井:えっとねー。ソロでやったらどうなるのかなっていう冒険心っていうことかなぁ。
クリス:なるほどね。でも今回の「JOHNNY HELL」の中では、バックメンバーが二組で、シャーベッツと、それから照井さんとスカパラの茂木さんという組み合わせですが、やっぱりひとりになって自分のやりたいことをやったっていうことなんですかね。
浅井:あんまりなんにも考えてなくて、なんていっていいかわからないんだよね(笑)。説明したいんだけど、説明したこともあるんだけど、うまく説明できたためしがない。
クリス:なるほど。ただ、今はそういう風にやりたいと。じゃあ逆にバンドやるときってどうなんですか?ブランキー解散してシャーベッツとかJUDEをやるとき、新しいバンドを作るときってどんな意識なの?
浅井:シャーベッツ作ったときは、シャーベッツのメンバーのことスゴく大好きで、あの4人が集まるといろんな奇跡が起きててさ、自然にどんどん曲ができあがっていって、このバンドはスゴいなって思ってたんだけど、途中でちょっとケンカして気まずくなっちゃったんだよね。それでバンドを続けていけなくなって、冬眠することになって、音楽上ではスゴく合ってたんだけど、もったいなかったことをして、それでオレは自分でJUDEをやるってJUDEをやり始めて、自分ではスゴくカッコいい歌がたくさんできたと思ってたんだけど、シャーベッツで作ってた感触っていうのが忘れられなくて、そうしたらシャーベッツのメンバーとも2〜3年経ってたから仲直りができて、それでJUDEをやりながら、シャーベッツのアルバムをもう一枚作ってみようって話になって、去年「ナチュラル」ってアルバムを作って、そんな感じで進んできて、JUDEもシャーベッツも同時進行することになって、で、「ちょっと待てよ」って思って、一人になってみようって感じで、それで純粋に一人で作ってみた……。
クリス:なるほどね。音楽の方向性っていうよりも、今、二つのバンドをやってたんだけど、立ち止まって自分の居場所を確認してみようってことなのかな?
浅井:そうかもしれないですね。
クリス:でもスゴいカッコいいアルバムができて、ビジュアル面もアリゾナでロケして、ロードムービーな感じですよね。
浅井:これDVDもついてて、それも素晴らしい出来なので、ぜひ観てもらいたいですね。
クリス:こんなにいいアルバムになると思ってた?
浅井:思ってたなかった(笑)。


番組恒例☆ピンポンボックス

◎男も台所に立つ時代。得意料理はなんですか?
浅井:得意料理?えっとねー。スパゲッティ。ナスのトマトソース・スパゲティ。
クリス:それは辛口?
浅井:めちゃんこ辛いよ。

◎ズバリ、あなたにとってセクシーだと思う曲は?
浅井:曲?曲ね………。
クリス:セクシーっていうのも抽象的だからね。
浅井:なんだろ……。まあいいや。10ccの「I'm not in love」。
クリス:いいですね。浮遊感のある曲ですよね。
浅井:あれは宇宙に行けます。
クリス:ベンジーが10ccっていうのは意外でしたね。
浅井:俺たち、昔、みんなで集まると、10ccかけて………ぶっ飛んでたよ。旅行してた(笑)。
クリス:10ccのバンド名も自体もセクシーな話ですよね。
浅井:そうだよね。4人だったっけ?
クリス:そう、4人。
浅井:4人の………。
クリス:………4人の男のエッセンスを足してみたら、10ccだったって話ですよね
浅井:渋いね。渋いっていうか深いね。
クリス:深いのか浅いのかわからない話ですよね(笑)。

浅井健一の最新ライヴ情報、リリース情報はオフィシャルサイトで!






Photo Gallery