Guest : PETER BJORN AND JOHN
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スウェーデンの謎??の口笛バンド、PETER BJORN AND JOHNが ヒットの勢いで緊急プロモーション来日。
クリス:それではここで本日のゲストをお迎えしましょう。スウェーデンの口笛のバンドとしてお馴染みのPETER BJORN AND JOHNから、ボーカルを担当しているこの方です。 ピーター:日本の皆さん、こんにちは。PETER BJORN AND JOHNのピーターです。 クリス:そうです。あの口笛バンドからピーターさんが来てくれました。日本は初めてですか? ピーター:そうですね。来日して数日経ちましたが、とても楽しんでます。 クリス:日本のどんなところが気に入りましたか? ピーター:スウェーデンにも日本食屋さんがあってもともと日本食が好きなんですが、やはり本場は違いますね。とても美味しいです。 クリス:それはどうもありがとうございます。それでPETER BJORN AND JOHNなんですが、これまでに2枚のアルバムをリリースしていて、地元スウェーデンでは数曲のヒットを放っています。で、今回の口笛でお馴染みの「YOUNG FOLKS」がヨーロッパを中心に大ヒット。日本でもこのJ-WAVEでON AIRしたところ、リスナーから「あの口笛ソングはいったいなに?」というリクエストが殺到し、ついには日本盤の発売の1ヶ月前の11月5日のTOKIO HOT 100で、見事にナンバーワンを獲得。そして今や全国的にラジオでかかりまくっているわけですが、バンドとしてはこの世界的なヒットをどう思っているんでしょうか? ピーター:当たり前ですけど、こんなにヒットするとは思っていませんでした。自分たちはどちらかといえばヒットを狙うバンドではなくて、いい音楽をやれればそれで充分、というスタンスなんですけど、今回のヒットでものすごいチャンスにも恵まれて、たくさんのオーディエンスに知ってもらえたってことはとても嬉しいですね。これをきっかけに、ぜひアルバムのほかの曲を聴いてもらいたいです。実はアルバムの曲は、「YOUNG FOLKS」とずいぶん違うんです(笑)。
クリス:プロフィールについて聞いてみたいんですけど、ずっと音楽をやってきたんですか? ピーター:そうですね。7歳の頃からバイオリンやギターを弾き始めて、BJORNとは15歳のときから一緒にバンドをやっているので、音楽はずっとやっています。ただ音楽だけでは食べていけなかったので、スウェーデン語や音楽の先生、あと本屋さんで働いていたときもありました。 クリス:今は何歳なんですか? ピーター:30歳です。 クリス:そもそも3人はどこで知り合ったの? ピーター:ボクとBJORNは15歳のときから一緒にやっていて、1996年に一度、それまでのバンドを解散してストックホルムに移ったんです。で、ボクもBJORNもいろいろな楽器ができるんですけど、ドラムができなくて、ドラマーを探していたんですけど、8月のある日に、スウェーデンの伝統的なお祭りの「ザリガニ・パーティ」でJOHNに出会いました。そしてオーディションをしてみたらJOHNのドラムがよくて、1999年から3人のバンドになりました。
※ザリガニパーティ スウェーデンでは8月の第一週から三週間だけザリガニ漁が許される。その間、スウェーデン人のほとんどはザリガニ・パーティに興じる。ザリガニを捕るところから食べることまで、そのすべてがザリガニ・パーティ。テーブルクロス、エプロン、その他パーティを演出するものをすべてザリガニグッズで揃えるのも特徴。
クリス:「YOUNG FOLKS」はイントロの口笛が印象的ですよね。 ピーター:口笛は偶然の産物で、特に計画したわけじゃないんです。ベースとドラムをレコーディングした後、メロディのアイデアがあったんですけど、そばにキーボードもなにもなくて、とりあえずメロディをメモするような感覚で口笛を吹いたんです。もちろんあとでナニかほかの楽器で演奏するために。でもその口笛を改めて聴いたところすごくハマってたので、「これはいい」ということで口笛で演奏することにしました。それから今回のアルバムのほかの曲にもけっこう口笛を入れてみたんです。 クリス:口笛はもうおハコですね。 ピーター:(笑) クリス:今回のプロモーション来日で口笛を吹いてくれっていうオーダーが多くないですか? ピーター:そうですね。どこにいっても「口笛を吹いてくれ」っていわれるので、すでに30回ぐらい吹いてると思います。 クリス:そんなに?でもそこまで吹いているというのであれば、遠慮なくこの番組でもお願いしましょうか。 ピーター:いいですよ。………「♪ピーピピピ〜〜」(YOUNG FOLKSのイントロ) クリス:上手い!本物のYOUNG FOLKです。 ピーター:日本に来てこれだけ吹いているので、今、口笛のレベルは最高潮です(笑)。 クリス:(笑)ライブのときは口笛はどうしてるの?ライブで吹いてるの? ピーター:実はスペインのツアーから、口笛はサンプラーで出すようになりました。「YOUNG FOLKS」はライブの後半に演奏することが多いんですが、その頃には歌い疲れてて、そこで口笛を吹くとお客さんがみんながっかりした顔をするんです。 クリス:そうだよね。そういうときって口笛は辛いよね。 ピーター:だからサンプラーにしたんですが、いちおうボクがマイクに近付いて、あたかも吹いているようなフリをするんです。 クリス:なるほど、激しく踊りながら歌う女性シンガー達が使う、例のあの手と同じですね。 ピーター:そうなんですけど、ボクの場合、二回目の口笛パートは、わざとマイクから離れるので、ネタはバラしているんですけどね。 クリス:律儀なんですね。それからバンドの名前についても聞いてみたいですけど、なぜPETER BJORN AND JOHNというシンプルな名前にしたんですか?ピーター・ポール&マリーに関係はある? ピーター:(笑)いろいろ考えてたんですけど、友達に「自分たちの名前でいいじゃない」といわれて(笑)。この名前のいいところは親しみやすいところと、あと自由な感じがするところですね。バンド名を聞いてもどんなジャンルのバンドかさっぱりわからない、ニュートラルでオープンなところがいいですね。
クリス:最後に今日はクリスマスイヴということなので、ピーターのクリスマスの想い出をお伺いしましょう。 ピーター:小さい頃に住んでいたところのそばに「サンタランド」というテーマパークがあって、小さい頃はよく連れてってもらいました。サンタランドではトナカイに会えたりサンタに会えたりしてとても楽しかったのを覚えています。しばらく行ってないですね クリス:さすが北欧ですね。サンタランド、どんなところなんでしょうか?行ってみたいですね。
PETER BJORN & JOHN 日本初ライブは2007年3月7日(水)恵比寿リキッドルームで。 そのほかの最新情報は、レーベルのオフィシャルサイトでチェック!
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