Guest : スネオヘアー
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自称「愛のアルバム」を引っさげて、モテ男?スネオヘアーがスタジオに見参! そして改名騒動勃発!
クリス:ここで今日のゲストの登場です。5枚目のアルバム『スカート』をリリースしたばっかりのこの方です! スネオ:スネオヘアーです。 クリス:(笑)2005年6月からなので、一年半ぶりですね。 スネオ:そうですよ。全然チャートに絡んでなかったので、「アイツ呼ぶな」みたいなことになって一年半ぶりですよ。 クリス:あいかわらずのスネオキャラですけど、どう?スネオヘアーって名前飽きてきたんじゃない? スネオ:うん、飽きた。ホントにね、もう五年も経つんですよ。 クリス:それでね今回のアルバムじっくり聴いてみました。 スネオ:どうだったですか? クリス:いいよ、すごく。だからねキャラがあってない。スネオヘアーってキャラが。 スネオ:そうなんですよ。サウンドと名前のイメージがギャップありますよね。 クリス:ギャップありすぎちゃって...もうちょっと正攻法で二枚目半だったらもっと売れてるよ。 スネオ:それね、リアルに三人くらいに言われたんですよ。 クリス:でしょ?ごめんね冒頭に。 スネオ:渋谷陽一さんも言ってたんですよ、名前が残念だって。 クリス:だからねキャラも面白いんだけど...過去に素晴しい女性ミュージシャンがいたんですけど、差があり過ぎたんですよ。笑いがとれるからそっちの方で目立ち過ぎちゃって、音楽が目立たなくなっちゃった人いますからね。 スネオ:ありゃ、それは危険な話ですね。 クリス:そうなんですよ。だからこうしようよ、2,3年失踪するんだよ。それで渡辺健二で戻ってくるわけ。そしたら仕切りリ直しでキャラ戻せるから。 スネオ:もうね、3年たったら居場所ないから。 クリス:でも、それがスネオヘアーの魅力ですよ。 スネオ:俺もっとデカイ名前でいきたいです。デカイ名前で。 クリス:アフロヘアーとか? スネオ:アルファベットで東京って名前にしたいです。それか大東京。 クリス:なんで大東京? スネオ:デカイ感じがするじゃないですか。世界のツアーやっても、東京から来たアイツだってすぐわかるし、俺自体が東京ってことで。 クリス:なるほどね。じゃ次いきますね。 スネオ:心ないんだよ、クリスさん!
クリス:先日長岡市でテレビ番組のロケをやったんだよね? スネオ:そうなんです。母校に帰りまして。 クリス:どうでした?サプライズで出たんでしょ? スネオ:いちおう「撮影お願いします」みたいのはお願いしたんですけど、冷たい女教師みたいのがいて、そいつが撮影に対して後ろ向きだったんですよ。俺がいたときは偏差値高かったんですけど、今は馬鹿高校になっちゃて、耳から脳みそトゥルトゥル垂れてて...。 クリス:だから後輩にあんなことを叫んだんだ。 スネオ:そうですよ、ホントにね、「セックスしたーい」って...あっ違った、希望言っちゃった。 「セックスしてるか」って言ったんです。 クリス:なんで言ったのそんなこと? スネオ:いやー若い奴は、脳みそ垂れてるような奴には...。 クリス:でもさ、18歳未満もいるだろ?それをセックスしてるかって(笑) スネオ:もっと恋してるか?ってことですよ。 クリス:これ、セックスしてるかは無いんじゃないですかね。 スネオ:若干言い過ぎたかなとは思いました(笑)。 クリス:(笑)言い過ぎてるよね。だから後ろ向きなんだよ女教師も。 スネオ:あらっ? クリス:そうですよ、それですよ。やっぱ名前から変えた方がいいよ。 スネオ:大東京。 クリス:じゃ大東京、曲紹介してください。 スネオ:えー、聴いてきださい。やさしいうた。
クリス:えー、ということで私の前に大東京こと、スネオヘアーの渡辺健二さんが来ておりますけども、この曲はJ-WAVEの夜の番組の「TOMORROW」とのタイアップで、各界の有名人が二十歳の頃を振り返るコーナーで流れています。この曲は書き下ろしだったの?それとも発注だったの? スネオ:発注ありきで。誰が歌ってるかはわからないんだけど、ラジオから聞こえた曲で響いちゃって、逆に調べて遡っていくって....僕はよくあったんだけど、何かそういうものをJ-WAVEで発信していくってお話を頂きまして。 クリス:二十歳の頃の思い出っていうのは、なかなか良いですよね。当時が見えてくるというか。で、この曲のジャケットなんですが、二十歳の頃のスネオと二人の友だちが写っているんですが。これはどういう三人? スネオ:大学の一年のときなんですが、校舎の前で、二人は素人ですね。 クリス:今は、いわゆるサラリーマン? スネオ:ええ。夢も希望もなくて、住宅ローンだけが残ってる。 クリス:で、今回、その二十歳の頃の写真と同じポーズで写真を撮りたいって二人にお願いしたんだよね。 スネオ:もちろん快諾なんですけど、これがなんに使われるか理解してないんですよ。 クリス:なんだと思ってたの? スネオ:「写るの?コレは写るの?」っていってましたね。 クリス:「写るの?」 スネオ:これがテレビとかそういう媒体に乗るのかってことなんですけど、ちゃんと写るよっていったら喜んでました(笑)。 クリス:なるほどね。ポーズもまったく同じポーズですね。 スネオ:はい、同じ場所で同じポーズで。 クリス:そうそう、当然髪型・服装・容姿はかわってますけど。ジャケットのおもては二十歳の頃の写真、裏には現在の写真があるということになっています。で、スネオは、この頃はどんな人間でした? スネオ:二十歳の頃ですか...容姿は二枚目ですけど、なんにもなかったんですよね。 クリス:ホントだ。昔はいい男だったんだね。 スネオ:そうですよ。若干もててましたね。 クリス:この三人の中で誰が一番モテてました? スネオ:それは僕でしょ。 クリス:そうですが、じゃあ確かめてみましょうか。今、電話が繋がっています。オオクマさん? オオクマ:はい。 スネオ:えっ、マジ? クリス:どうもこんにちは。オオクマさんはこの写真の真ん中に写っている方ですよね。 オオクマ:そうです。 クリス:ローンで大変なんですか? オオクマ:まあ余裕ですけどね。 スネオ:クマ、なに電話出てんだよ! クリス:当時、スネオはなんて呼ばれてたんですか? オオクマ:そうですね、ケンジだとかケンちゃんだとかですね。 クリス:なるほどね。で、スネオは三人の中で自分がイチバンモテてたっていってるんだけど、どうなの? オオクマ:まあ…ブサイクには人気がありましたね。 クリス:(笑)それはどういうことなんですか? オオクマ:モテたにはモテたんですけど、自分の方から気に入った女の子には、まったくカッコイイとは思われてなくて、ぜんぜんモテ男ってイメージはないですね。 クリス:なるほどね、自分が気になる子にはまったくダメだったってことだね。 スネオ:ユニークな個性的な女性、アーティスティックな女性にモテてたんだよな。オオクマ君。 オオクマ:平たくいえば、ブサイクってことですね(笑)。
クリス:ファッションセンスはどうだったんですか? オオクマ:ファッションはひと言でいえば「変わってる」という部分が目立ってて、セーラー服を着て学校に来たりしてましたね。 クリス:セーラー服?なんでセーラー服? スネオ:女子高生になりたかったんだよ。 オオクマ:まあ上だけですけどね。下はオレがやめとけっていっときました。 クリス:それはシャレで着てたの?それともマジで着てたの? オオクマ:そこはよくわからないんですけど。 スネオ:オレたち、いつもマジだったじゃないか! オオクマ:じゃあ、セーラー服はマジですね。 スネオ:学校が女子大だと思ってたら男子大で…。 クリス:ナニいってんだよ!でも一部では「スネオ、ゲイ説」っていうのも流れてたんでしょ? オオクマ:そうですね。で、私がけっこう一緒に遊んでたんで、こっちまでゲイだと思われたりしてすごく迷惑でしたね。 クリス:とんだとばっちりですよね。 スネオ:これじゃ友達じゃねえじゃねえかよ(笑)。 クリス:でもやっぱりスネオヘアーって名前にするぐらいだから、学生時代も変わってたんだよね。 オオクマ:そうですね。 クリス:バイトも中途半端だったとか。 オオクマ:一人暮らしだったんで、バイトやらないと遊べないじゃないですか。で、バイトを始めるんだけど、だいたい一ヶ月もたないんですよ。 クリス:それでよくウソつかされたんでしょ? オオクマ:そうなんですよ。飲んでる最中に、「クマ、ワリィんだけど、バイト先に電話してくれね?今、シフトでバイトの時間なんだけど、飲んじゃって行けないからさ」っていうんで、じゃあなんて言えばいいの?っていったら「兄ですけど、熱が出たんで今日休ませてください」って言ってくれっていわれて、信じられなかったですね。 クリス:けっこう無茶苦茶だよね。 スネオ:おいおい、ちっちぇえ話やめてくれよ(笑)。ショウビズの世界でバッと行きたいんだよ。 クリス:でもね、事前に話を聞いていて、面白いなって思ったのは、交通量調査のバイトやってたときに、自家用車とかトラックとかいろいろなボタンがあるんでしょ?で、そこに馬車ってボタンがあって、スネオがこれ見よがしに押してたって(笑)。 スネオ:そう、馬車っていうのあったよね。 オオクマ:「これいいよねぇ」とかいって、リセットできないのに何回も押してましたね。 クリス:メチャクチャじゃん。 スネオ:馬車が5台ぐらい通ったことになってるんだよな。 オオクマ:そうですね。現在はそれを元に道が造られてるんだと思います(笑)
クリス:スネオは15年前から変わった? オオクマ:いや、ぜんぜん変わってないですね。 クリス:前からこういうスットンキョウなところがあったの? オオクマ:そうですね。昔から「普通の会社員にはならないな」と思ってたんで、なるべくしてなったって感じですね。 スネオ:酒オゴる。酒オゴる。 クリス:なるほどね、今でもよく会ったりしてるの? オオクマ:いや、「オレちょっと業界人だから」みたいな感じで、電話にも出てくれないので(笑)。 スネオ:酒オゴらねぇ(笑)。 クリス:(笑)ダメですよ、芸能人は昔の友達と距離をおいちゃ、 スネオ:いやでも埼玉では、20歳の頃にそうとうな頭角を表してたってことですよ。 クリス:オオクマさんどうなの? オオクマ:どうなんですかね〜。頭角?今もぜんぜんないですけどね(笑)。 クリス:(笑)オオクマさん、どうもありがとうございました。やっぱり、友達の話を聞くと、その人となりが見えてくるね。スネオの輪郭がもっとはっきりしてきたよ。 スネオ:もうやめてくださいよ。ヒルズの下にスポーツカー停めてきてるんですから(笑)。
クリス:ニューアルバム「スカート」をリリースしたわけですけど、今までにいちばん曲を書いたんでしょ? スネオ:書きましたよ。50曲ぐらい書きましたね。 クリス:ウソッ!それどのくらいで書いたの? スネオ:……二ヶ月ですね。 クリス:へぇ、じゃあずっと籠りっきりで。 スネオ:そうなんですよ。山下達郎さんペースで書きました(笑)。 クリス:へぇ〜〜、でも早いね。 スネオ:なんか前作の作業のかたちがすごくいいみたいです。いろんな人とコラボしたりして、すごく盛り上がるでしょ? クリス:なるほどね。ほかのミュージシャンとやってみてどう? スネオ:ある種の難しさはあるんですけど、それよりも自分の中にない音だったり目線っていうのがすごく新鮮でしたね。 クリス:なるほどね。例えば今回、大きな発見があったのって誰とやった曲? スネオ:まあ、コイルってグループがいるんですけど、あの二人の作業はもの凄く新鮮でしたね。もともと自分たちのスタジオで宅録をやられていて、ひとりがエンジニアでひとりがフロントでやるっていうスタンスなんですけど、いろいろな発見がありましたね。
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