Guest : □□□
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□□□と書いて、なんと読む? 注目のレーベル「commmons」イチ押しニューーカマー。 TOKIO HOT 100、初見参!
クリス:ここで今日のゲストをお迎え致しましょう。□□□のお2人です。 三 浦:こんにちは。□□□の三浦康嗣です。 南 波:南波一海です。よろしくお願いします。 クリス:TOKIO HOT 100初登場ということですけれども、メジャーデビュー1年目ということになるんですね。結成が1998年で今から9年前。その後インディーズで3枚のアルバム、1枚のシングルをリリースした後、最新作は坂本龍一さんを中心としたアーティストと、avexが設立した新プロジェクト「commmons」から『GOLDEN KING』をリリースしました。うちの番組でもガンガンかかってますが、まずは結成して9年。二人はもともとどういう経緯で? 三 浦:よくある話ですけど、同級生な感じで。 クリス:同級生だったんですか? 三 浦:高校から同級生だったんで。 クリス:そうなんだ。どこだったの高校は? 三 浦:早実です。 南 波:早稲田実業。 三 浦:あの、ハンカチ、ハンカチ...。 クリス:すごいですね、優秀じゃないですか。 三 浦:いや全然もう...ダメダメな感じですよ。 クリス:二人の音楽の趣味があったんですが? 三 浦:わりかしブラックミュージックが好きだったので。 クリス:じゃ、ヒップホップで? 三 浦:そうですね。そういう感じで意気投合しました。 クリス:自分たちは回してたの?ラップやってたの? 三 浦:いや、特に何にもやってなかったんですけど、ドラムは少しやってたんですけど。 南 波:僕は部活をやってまして。 クリス:何やってたの? 南 波:バスケット。 クリス:ふーんそっか。それで2人でクラブ行ったりして...、まぁよくあるパターンですね。 三 浦:まさにそんな感じですね。 クリス:で、バイトもいろいろやったりしてるんですね。 三 浦:はい、ココ(六本木ヒルズ)も作ったりして。 クリス:実は森さん(森ビル)の建築現場もやってたんだよね? 三 浦:はい、やってました。 クリス:どこらへんやってたの? 三 浦:全フロアの鉄骨に耐火材を撒いてたんですよ。 クリス:それは地上で撒いてたの?それとも上で撒いてたの? 三 浦:もう全フロアでやりました。スッゲー大変でした。 クリス:そうなんだ。じゃあここにも三浦君のエッセンスが入ってるんだね。 三 浦:そうですね。火事になったときに実感出来ると思いますよ(笑)。 クリス:そんな無いって!(笑)ところで南波君は何やってたの? 南 波:そのころ何やってましたかねぇ。普通に派遣社員とかやってましたね。 クリス:なるほどね。2人が初めにリリースしたきっかけっていうのは、くるりがマイラジやってたときに投稿したのが最初なんでしょ? 三 浦:いちおうその前にもあったんですけど、一番最初に世に知られたのはそのときが最初ですね。 クリス:そんなわけで□□□はJ-WAVEのヘビーリスナーだそうですけど、どんなときに聴いてるの? 三 浦:家にテレビが無いので、テレビが無いんですよ。だからホントに普段の生活の中で。とりあえずいつもJ-WAVEがついてるって感じですね。 南 波:二回言った。 クリス:テレビは意図的に入れてないわけ? 三 浦:持ってないだけですね。実家にはあったんですけど。 クリス:買おうと思わないの? 三 浦:思わないですね。DVDとかはパソコンで観れるじゃないですか。 クリス:でもいいんじゃない? 南 波:テレビ無いことをよく強調するんですよ。 三 浦:でも、こだわりじゃないんです。なんかテレビ嫌いとかポリシーとかじゃないんです。 クリス:たまたまってことですね。 三 浦:そうそう、堅固に。 クリス:三浦君は結構喋るね。南波君にも喋らせてあげようよ。で、南波君はテレビ見るの? 南 波:見ますよ。J-WAVEを聴くのは寝る前が多いですね。音楽聴きたくないけど、何か聴いていたいときとかにつけてます。 クリス:J-WAVEのなにが好きなの? 三 浦:クリスさんのオヤジギャグが好きです。 クリス:ありがとうございます。多分いろんな番組に出るたびに、こういうお世辞言うんでしょうけど。 三 浦:いや、ホントによく聴いてます。
クリス:今日のゲスト、□□□のGOLDEN KINGを聴いてもらいました。で、三浦君と南波君に来て頂いていますが、曲作りはどんな風に進めていってるの? 三 浦:バラバラなんですけど、今回は俺がドラム組んだり、作詞作曲をしたり、一人でやったんですけど。 南 波:ボクは「頑張れ〜!」って応援してました。部屋掃除したりして。 クリス:でも、そういうの大事だよね。片方が立つときは、もう一人が縁の下やったりして。ところで□□□はバンドものやったり、ブレイクビーツやったり、いろいろなことやってますけど、どういうところを目指してやってるんですか? 三 浦:酒がすすむ音楽ですかね。 クリス:なるほどね。そうかもしれないですね。エッジが効いてるんだけど、ボーカルがポップだったりして、トラックとボーカルが対極で、その辺が面白いと思ったんだけど。 三 浦:あと展開がめちゃくちゃですからね。どこがサビとか解らないですから。 クリス:でも、アンチAメロ、Bメロ、サビ派なんじゃない? 三 浦:あー、今回はそうですね。全部サビっていうのが逆に面白いと思って。 クリス:あんまり構成とかカタチとかにはこだわらない? 三 浦:その分着地点とか落としどころが難しいんですけど。それでいてキャッチーに聴こえてないといけないんで。 クリス:やっぱりオリジナルみたいなことをやっていきたいんだよね? 三 浦:そうですね。もともと歌が上手いとかじゃないので、それぐらいしないと聴いてくれないなと。マイナススタートみたいな。 クリス:でもオリジナリティもそうだし、変に既成概念にとらわれないとか、そういうのは良いことだなと思います。ちなみに好きなアーティストは誰ですか? 三 浦:日本だと、去年ぐらいからMINMIちゃんが大好きですね。LIVE DVDとか超見てますよ。 クリス:うわさでは「ビヨンセ好き」って聞いたんですけど。 南 波:はい、ビヨンセ大好きです。 クリス:どこが好きなの? 南 波:メロディーですね。最初に聴いたときには理解出来ないんだけど、何かキャッチーだなって。ああいうのは良いですね。 クリス:そうだね。音でウラを打つって感じだよね。フェイクの様でフェイクじゃない何か独特なモノを持ってますよね。いわゆる尋常じゃないところが良いんだよね。 三 浦:でも、肉体感覚でキャッチーにくる、あの感じがスゴイなって思います。 クリス:パフォーマーとしてもスゴイですからね。一番感動したのが武道館のリハーサルのときで、ガムを噛みながら軽く流してる感じが、スゴくカッコよかったんです。 三 浦:へぇ〜、良い話じゃないですか。
クリス:ところで『□□□(クチロロ)』という名前なんですが、これは誰が考えたんですか? 三 浦:これは誰ってわけじゃないんですけど、大学時代にダベってるときにゆるーく「名前何にしようか?」って。 クリス:まぁこの『□□□(クチロロ)』っていうのはラジオでは伝わりづらいんですけど、漢字で『口』と書いてカタカナの『ロ』を二つ繋げて、「クチロロ」と読むわけです。これは結構君たちの音楽にあってるというか、グラフィックなデザインの要素があると思うんですよ。 三 浦:ありがとうございます。 クリス:ホントはね、あんまり読み方変えるのって、好きじゃないんです。たまにあるじゃないですか。密教的な部分でファンじゃないと解らないみたいな。 三 浦:あー解ります。 クリス:でも『□□□』にはロジックがちゃんとしてるから良いんです。で、この『□□□』が読めるかどうか街角で見せてまわったところ、こんな回答が戻ってまいりました。
(街の人が□□□を読めるかテスト)
クリス:はい、「□」三つで「シミ」っていうのはなかなか面白いですね。 三 浦:(笑)狙い過ぎですよ。 クリス:いろいろなこと言われてたけど、思うつぼですか? 南 波:えっ?いや「知ってよ」って感じです。 三 浦:「そりゃわかんないよな」ってことがあるのも知りつつですけどね。面白いですね、こういうの初めてです。 クリス:最初の「口(くち)」は漢字だから大きいの? 三 浦:正確な表記は「□(しかく)」を三つ書くんです。 クリス:そうなんだ。なんで? 三 浦:パソコンとかで入力すると、変換のときに「口(くち)」と「ロ(ろ)」の大きさが変わっちゃうんですよ。単純に「□(しかく)」を三つの方がキレイじゃないですか。だから余計にわからないんですけどね。
クリス:そっか。それじゃ海外に進出したときも、この名前はこのままで。 三 浦:(笑)やぁ〜、ねぇ。 クリス:ローマ字だったらどうなる? 三 浦:KUCHIRORO、普通ですよ。 クリス:(英語っぽく)「クチロロ!」なるほどね。
クリス:今後の予定なんですが、4/25に細野晴臣トリビュートアルバムに参加。名曲「北京ダック」をカヴァーするそうですが、これはかなり飛躍したカヴァーにするんですか? 三 浦:あー、飛躍してますね。合唱団スタイルでカヴァーしたんですよ。 南 波:お母さんとか交えて。 三 浦:原曲って聴いたことあります? クリス:あります、あります。 三 浦:けっこう小気味いいテンポの早めの楽しい感じなんですが、それをテンポをすごく落として、オーソドックスなストリングスやホーンを入れて、昭和……大正な感じにしたんですよ。 クリス:へぇ〜。面白そうですね。 三 浦:気に入ってます。 南 波:すごくいいカヴァーですね。 クリス:この企画はどこからお声がかかったんですか? 三 浦:これはウチらのレーベルの「commmons」から出るんですよ。でももともと細野さんのことがすごく好きだったので、「ぜひ」ってことで。 クリス:そして5/23には、次のシングルがリリースされるわけですが、それはどんな曲になる? 三 浦:「ラップがあってサビが歌」っていうパターンがよくあるじゃないですか。今回はその逆で、Aメロ、Bメロを歌にして、サビがラップっていうのをやってみようかなって。 クリス:トラックはどんな感じなの? 三 浦:トラックは生演奏主体で、プログラミングもありつつみたいな、けっこう豪華ですね。 クリス:なるほどね。それから今後の話なんですが、これからどういうスタンスで音楽をやっていきたいですか? 三 浦:…今後は…なんだろ。…旅行とかに行けるぐらいの余裕が欲しいですね。 クリス:(笑)フェスティバルには出ないの? 三 浦:フェスは好きなんですけどね、遊びにいく方が好きなんですよ。 クリス:でもライヴは見てみたいけどね。 三 浦:ライヴやりたいですけどね。 クリス:やったことはあるんでしょ? 三 浦:今まではやってるときはけっこうやってましたけどね。今年になってからはレコーディングばかりで…。ライヴのやり方を模索していますね。けっこう毎回変わるんですよ。 クリス:そうですか。ぜひライヴの方もお伺いさせてください。
□□□に関する詳しい情報は、オフィシャルサイトで。
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