2007年06月17日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : NE-YO


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ビヨンセもリアーナも惚れた!NO.1シンガーソングライター、NE-YOがスタジオに登場!!!!!

クリス:クリス・ペプラーがお届けしているサッポロビール TOKIO HOT 100。それでは今日のゲストに登場していただきましょう。今イチバン勢いのあるR&Bシンガーソングライター、ビヨンセも惚れたというこの方です。
NE-YO:はーいNE-YOです。
クリス:皆さんご存知の通り、映画「マトリックス」の主人公「ネオ」からとったんですが、それにハイフンをいれて、「ネオ」ではなく「ニーヨ」と発音します。それで15歳の頃から歌手を目指していて、最初はソングライターとして多くのアーティストに楽曲を提供しています。特にMARIOの「LET ME LOVE YOU」(全米9週間ナンバーワン)、そしてBEYONCEの「Irreplaceable」(全米10週間ナンバーワン)ということなんですが、昨年、満を持してデビューしました。やはり、ずっとシンガーになりたかった?
NE-YO:ずっとシンガーになりたかったのはその通りで、実は17歳のときに、別のレコード会社から話もあったんだけど、まあいろいろあって、いろいろな経験もさせてもらって、まだ自分では17歳では時期尚早だなということがわかったんだ。だからその時点でアルバムの話は流して、ソングライターに専念したんだ。
クリス:自分で歌っているのに、ほかの人に曲を書いてしまって、もったいなくない?
NE-YO:それはないよ。人に書いた曲がナンバーワンになるのは、その人が歌ったからであって、人のために曲を書くのも、自分のために書くのも、とても大きな喜びだよ。
クリス:なかなか認められない時期もあったそうだけど、そのとき自分のスタイルを変えなかったんだよね?NE-YOのスタイルを言葉に表すと?
NE-YO:僕のスタイル?そうねぇ、リリックはとにかくわかりやすく、多くの人が共鳴してくれるもの、あとメロディは一、二回聴いたら、すぐ覚えられて耳に残るもの。やはりリリックとメロディが音楽の中では大事だからね。あと僕がひとつ注意したいのは、わかりやすいリリックと、アホなリリックは違うということ。「わかりやすい」と「くだらない」を混同する人がいるけど、それは違うんだよ。

クリス:最新アルバムは早くも日本で30万枚を突破したんだけど、前作からずいぶん早い間隔で製作しましたね。
NE-YO:我々の業界は、名前を言い終わった瞬間に忘れられているぐらい速い。だから世に出て間もないんだけど、鉄は熱いうちにうて、ということで、今出来ることをどんどんやったんだ。あとオレは音楽を創るのが好きだから、いつも意味もなくスタジオに入って曲を作っているんだ。
クリス:曲のストックもたくさんあるの?
NE-YO:アーカイヴはあるよ。書きためたものはあるけど、それを順番に使うのではなくて、過去の曲はたまに引出して、客観的に捕らえて、音をいじったりして、よりよくするためにちょっと手を加えるんだ。それでクオリティをあげた曲は、今回のアルバムにも入っているよ。
クリス:今回のアルバムはトリビュートになっているそうだけど?
NE-YO非公式のトリビュートなんだ。これはファンに「オレがどういうアーティストから影響を受けているか」っていうことをわかってもらうために、例えばマーヴィン・ゲイに影響を受けたんだってことで非公式にオマージュしたり、プリンスやスティーヴィー.・ワンダーに捧げた曲もある。それは、自分の感性をファンにわかってもらうためなんだ。ファーストは大成功だったけど、セカンドはファンにもっと近寄ってもらいたいので、自分をどんどん出しているんだ。

クリス:現在、ホイットニー・ヒューストン、ブリトニー・スピアーズ、マイケル・ジャクソン、セリーヌ・ディオンのニューアルバムにお呼びがかかっているそうだけど?
NE-YO:ホイットニー、ブリトニー、セリーヌの曲は現在進行中なんだけど、マイケルのはBLACK EYED PEASのWILL I AMがチーフプロデューサーだから、WILL I AMの連絡待ち。三人がバラバラなので一緒にミーティングしたりするのは難しいね。あとジェニファー・ハドソンのデビューアルバムの仕事と、その後はなんとKORNとの仕事が待ってるんだ。
クリス:KORN?
NE-YO:KORNのジョナサンと話をしていて、まだまとまっていないんだけど、ボクはKORNにも曲はかけるよ。「BECAUSE OF YOU」みたいな曲にはならないけどね。


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Guest : UA


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土をいじり歌を歌う.

日曜日の午後が最も似合うシンガー&サムタイム女優のUAが
TOKIO HOT 100に2年ぶりに登場!


クリス:クリス・ペプラーがお届けしているサッポロビール・TOKIO 100、それではここで今日のゲストをお迎えしましょう。
UA:はい、神奈川県から来ました、UAです。
クリス:最後に来ていただいたのは2年前ということなんですけど、最近は女優さんとしても活躍されていますよね。
UA:なんか「女優」って言われると、「えぇっ!?」って感じなんですけど。
クリス:まぁ、シンガー・サムタイム女優ってことですよね。話題の「大日本人」にも出演されていますね。
UA:そうなんですよね。
クリス:どんな役柄なんですか?
UA:松ちゃんのジャーマネです。ごめんなさい。松ちゃん扮する大日本人のマネージャーです。
クリス:これは松ちゃんから直々にオファーがあったんですか?
UA:直接電話かかってきたりとかじゃないんですけど、かつて私が15歳の頃に、松ちゃんのおっかけをやってたんですよ。
クリス:それはデビューよりも前ですか?
UA:デビューよりも相当前ですよ。学生時代ですね。どうやらそれがきっかけにたいですね。
クリス:松ちゃんは覚えてたんだ。
UA:本当かどうかはわからないんですけど。
クリス:そうですか。でもキャスティングの理由を聞きたいですよね。「なんで私なの?」って思いません?
UA:ギャグでしょ?あんまりいないんですよ普通の人が。
クリス:なるほど、みんな毛色が変わっているというか。
UA:かぶりものっていうか、変身系が多いんです。あとアルバムのジャケットの格好で出たわけじゃないですから。その誤解は先にといておこうと思うんですけど。
クリス:その「Golden green 」ですが、すごい聴きやすいアルバムに仕上がっていますね。
UA:嬉しいです。
クリス:でも、UAはこれまでもいろいろなタンジェントがあって、毎回、いろいろ違いますよね。
UA:季節がいろいろね。
クリス:季節ありますよね。すごく明るい時期もあれば、暗い時期もあったり。
UA:あられが降ったり(笑)。
クリス:そしてアルバムのジャケットもまんまるで。
UA:それ、なんだかわかります?
クリス:これはUAの顔を卵かなにかに...。
UA:卵!(笑)こんな赤い卵はないです。
クリス:だから塗って顔を映写したのかなって。じゃあ、リンゴですか?
UA:ピンポン!
クリス:つまり赤く丸く円熟した私を食べてって感じですか?
 UA:はははっ!EAT MEみたいな。
クリス:まぁそういう意味ですよね。どうぞ召し上がれと。でも常にUAのアルバムジャケットには内容の見本になりますよね。
UA:この顎がちょっと割れてる所とかですか?(笑)
クリス:(笑)そこはあんまり気にした事はないんですけど、アルバムのジャケットがすべての序章になっている感じがするんですよね。
UA:そうですね、とんち感が(笑)。とんちってわかります?
クリス:ちょっとインテリジェンスを使わないといけないってことですか?
UA:そうですね。トリック....とんちって英語で何て言うんでしょう?
クリス:とんち?
UA:とんちでデート!みたいな(笑)。
クリス:そんなの無いでしょ。まぁ、ちょっとひねりが入っているってことですね。それじゃアルバムから一曲いってみましょう。なに聴きましょうか?
UA:なにがいいかしら?じゃあ「Love scene」で。

クリス:今回のアルバムはこの曲もそうなんですけど、全体的にやわらかいですよね。あとわかりやすい。
UA:そうなんですよ。メロディーを意識して選びました。
クリス:でもアレンジも柔らかいよね。僕のイメージではUAって尖がっているっていうか、わが道を行くって感じだったから。過去はいろいろあったじゃないですか。ジャズっぽかったり、一般の人向けじゃなかったり(笑)。
UA:そうですね。でも今回、「実は上質なポップスっていうのは一番難しいんだな」って、ビートルズなんか聴き直したりして思ってたりしてますね。まぁこの先もいろいろやっていくとは思うんですけど、自分の歌の道のスタンダード、型を意識して作りましたね。35歳も過ぎましたから。
クリス:それからアルバムタイトルが「Golden green」なんですけど、「黄金の緑」……最近は自分で土と触れ合い、野菜を育てたりしているそうですね。
UA:そうなんですよ。今、玄米を作ってまして、まさに植えてきたんですよ。
クリス:今日?
UA:さすがに今日じゃないんですけど、四日くらい前ですね。
クリス:この「Golden green」ってのは自然っていうニュアンスもあるんですか?
UA:宇宙から地球を見たときに、人間は自然を一回は壊してしまったけど、その一方で植物を育てたりする人の行為って、宇宙からみるとすごい変わってるなーって思ってて。そう考えると、地球人の特徴って緑を育てるってことだなって思ったんです。
クリス:なるほど、「た緑を増やそうぜ」ってことですか?
UA:戻そうぜってことですね。
クリス:なりほど。でも東京湾だって昔は公害ですごい汚かったですからね。今はだいぶ奇麗になりましたから、きっと出来ますよ。

クリス:海といえば、海の向こう行きましたね。
UA:ツバルに行ってきました。
クリス:きっかけは何だったんですか?
UA:「黄金の緑」の曲の中でツバルの島のことを歌ったんですよ。当初はホントにイメージでしかなくて、遠い島が沈んでしまうっていう、まるで神話のような気持ちで書いていたんですけど、J-WAVEの方がそこをピックアップしてくれて、「行ってみないか」って話になって。
クリス:この島は、温暖化が進むと50年後くらいに沈んでしまう島なんですよね。
UA:そうですね、温暖化だけでもないんですけどね。いろんな角度からいろんな風に問題は見えてくるんですけどね。
クリス:まぁ21世紀は20世紀に行ってきた人類のアホなことを償う世紀ですからね。
UA:アホですなー。退化してしまいました。
クリス:人類の責任ですよね。もう取り返しの付かないこともあるだろうけど、ここで意識を高めて行動に移すってことですね。
UA:そうですね。


◎UAがツバルにいったときの写真展「J-WAVE THINK SINK TUVALU〜UAが見たツバル」
会期は6月24日まで。くわしくはJ-WAVEのサイトをチェック!

◎UAのニューアルバム「Golden green」&ライブなどのお知らせはオフィシャルサイトに



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