Guest : THE CHEMICAL BROTHERS
★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。
ついに明かされるニューアルバムの謎!ケミカルサウンドの秘密をトムとエドに直撃インタビュー!
クリス:J-WAVE サッポロビール・TOKIO HOT 100、ここで本日のゲストの登場です。グラミー賞を3度受賞。ダンスミュージック界の重鎮、ケミカル・ブラザーズのお二人の登場です。自己紹介をどうぞ! エド:ケミカルブラザーズのエドです。 トム:トムです。 クリス:番組には2年前の2月「ガルバナイズ」をリリースしたとき以来なんですが、通算6枚目のアルバム「WE ARE THE NIGHT」が完成しました。タイトルを日本語にすると「俺たちは夜」となるんですが、これはどういう意味ですか? エド:魅惑的な言葉だよね?みんな興味を持ってくれると思う。詩人が「WE ARE THE NIGHT〜我々は夜の産物である〜」というんだけど、とても魅力的。クラブシーンも夜だしね。 クリス:なるほどね。前作「PUSH THE BUTTON」のときは時代に警鐘を鳴らすような作品だったわけですけど、今回はどうなったんでしょうか? トム:「ガルバナイズ」は、当時の世相を反映したリアルなアルバムで、世界の現状を訴えたものになったんだけど、「WE ARE THE NIGHT」はそれのリアクションというか反動。前回が「現実を直視しよう」というものだったのに対し、今回は「エスケープしよう」というものなんだ。現実社会から逃げて、魅惑的な夜を楽しもうってこと。 クリス:これまでもオアシス、ニューオーダー、プライマル・スクリーム、フレーミング・リップスらとコラボレーションしてきましたが、今回はニューレイヴの旗手、クラクソンズをフィーチャーしていますね。どういうきっかけだったんですか? エド:僕らが彼らにメールを送ったんだよ。そうしたら彼らもすごく乗り気で快諾してくれた。ただ事前にラフトラックのやりとりはしたんだけど、ツアーの最中だったから、一緒にスタジオに入れるのが一晩しかなくて、どうなることかと思ったけど、とても素晴らしいコラボレーションができたよ。彼らと僕らは同じ周波数で、なんの無駄もなくうまくいったんだ。
クリス:ケミカルのサウンドは、ダンスでありHIP-HOPであり、テクノであり、ロックもあるわけだけど、自分たちの音楽にタイトルをつけるとするとなんになる? トム:まあ、ケミカルブラザーズの音楽かな。ほかにもいい音楽はたくさんあるし、そこからも大きな影響は受けているけど、僕たちが作る音楽は僕ら自身の音であって、そのオリジナリティに強い意識を持っているからね。だから例えば「ダニエル・パウターとベルベット・アンダーグラウンドを足して割ったみたいな音だよね」みたいな言い方をすることがあるけど、僕らはもっと自分たちのユニークな部分を大切にしているんだ。 クリス:新しい音楽のために新しい機材も購入している? エド:そうだね。そうすることで常に探検しているよ。いつも一年半ぐらいかけて音の実験をしていて、そこで新しい音はもちろん、ビートやメロディ、それから言葉のフレーズとかも発見するように心がけているよ。人の心に残るようなものを探しているんだ。
クリス:結成から15年も経つけど、二人はなんでそんなに仲がいいの? エド:もちろん、議論も討論もしているよ。よりよいものを作るためにね。昔みたいにバイオレンスな対立はないけどね。 クリス:仲良くしている秘訣は? トム:まあ、友情じゃないかな。その友情は僕らが音楽を作るようになる前から存在していて、最初友達で、DJをやるようになって、音楽を作るようになった。だからプロフェッショナルなところとエモーショナルなところで強い絆で結ばれていて…、基本的にには友達なんだよ。
クリス:フジロックに来ますよね。 トム:フジは最高だよ。グラストンベリーと同じくらい最高だ。 エド:毎年来たいよね。 トム:ライヴじゃなくても、そばをゆがきにきたり、味噌おでんを食べにいったりするだけでもいいよ。最高だよ。 クリス:素晴らしいライヴを期待してます。どうもありがとうございました。
番組恒例★ピンポンボックス ◎最近ムカつくことは? トム:ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………。 クリス:ないんじゃないの?(笑) トム:あんまりないんだけど、道を歩いていて、誰かに「ハロー!」っていったとき、下を向かれるとイヤだね。もっと元気でいてくれよ(笑)。
◎セクシーだと思う女性はどんな女性? エド:アンジェリーナ・ジョリーだね。 クリス:どこが? エド:すべてだよ(笑)。
ケミカル・ブラザーズのニューアルバム「WE ARE THE NIGHT」について、 そしてライヴに関する最新情報はオフィシャルサイトでチェック!
|