2007年08月12日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : スピッツ


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祝、結成20周年!新曲を持って4人登場!今だから言える20年の歴史と彼らの未来!


クリス:クリス・ペプラーがおとどけしているサッポロビール TOKIO HOT 100。本日のお客様がいらっしゃってます。気づけば早20年。超ベテランの域に達している、この方たちです。
草野 :どうもSPITZボーカルの草野です。
崎山 :ドラムの崎山龍男です。
田村 :ベースの田村明浩です。
三輪 :ギターの三輪テツヤです。
クリス:というわけでSPITZのみなさんをお迎えしているわけですが、最後にTOKIOに出ていただいたのが、3年近く前、2004年の11月。しかし、全然変わってませんね。
草野 :徐々に年相応になってますよ。
クリス:そうですか?変わった印象がないんですが、でもSPITZの魅力って、もちろん進化してるんでしょうけど、変わらないってところでもありますよね。それが不動のポジションをキープしているという所以かなと思うんですけど。
草野 :(笑)永遠の予備校生の様な感じですね。
クリス:永遠の予備校生!いいですね、ほのかに甘酸っぱい感じがします。それで、今年で結成20周年ということで、みなさんも40台になられるんですよね。WELCOME TO 40'Sって感じなんですけど。
草野 :(笑)振り返ればあっという間だったんですけどね。だいたいハタチぐらいから時間の流れが早いんですよね。
クリス:わかりますよ。TOKIO HOT 100も来年で20周年を迎えるんですよ。J-WAVEの開局からやってますから、同期といえば同期なのかもしれないですね。
田村 :そうだ、J-WAVEの開局当時、聴いてましたよ。そのころ新しい放送局ができたって、学校でも話題になってました。
崎山 :音がデカイとかね。
クリス:20周年という節目を向かえて、あえて質問したいのですが、なぜ「SPITZ」という名前にしたんですか?
草野 :まず短い名前にしたかったんですけど、最初はパンクバンドをやろうということだったので、「弱い犬ほどよく吠える」というような意味でつけました。
クリス:ああいう愛玩犬というか、小型犬ってパンクですよね。弱いくせにキャンキャン吠えてるっていう。そういうのってパンクの本質かもしれないですね。。
草野 :当時のロンドンパンクなんて、今見るとそういう感じですよね。
クリス:すぐぶっ飛ばせるような奴等ばっかりですよね。弱そうなのが悪態ついてるような。
草野 :ビリーアイドルなんて当時大学生だったていうし。
三輪 :「ブルドックス」みたいな名前も考えたんですけど、ちょっと強そうですもんね。
クリス:そうするとSPITZってすごく昭和のジャパンって感じですよね。
草野 :そうですね、「三丁目」って感じで。
クリス:昭和の人気ワンちゃんでしたもんね。それで今まで4人でずっとやってきたんですけど、最近はコラボ癖が出てきたみたいで?
草野 :コラボ癖っていうか、たまたま縁があって重なったんですよね。
クリス:KREVAともやってますよね。
草野 :イベントで何度かご一緒して、その打ち上げの席で「俺の声を素材として使ってよ!」って話をしたんですよ。
クリス:SPITZとKREVAの世界って全然違うって感じがするんだけど?
草野 :KREVAって実はすごい良いメロディーメイカーだと思うので、その辺も好きだったんですよ。
クリス:「クレバ(クレバー)」ということだけあって、なかなか賢い男ですよね。
最初に「くればいいのに」を聴いたときに、SPITZファンに向けて「KREVAも良いのに」って意味かと思ったんですよ。
草野 :言葉はすごい巧みですよね。
クリス:草野さんに「KREVA良いのに」って言わせてるんですもん。他のメンバーのみなさんはどうですか?
田村 :この曲ってすごく草野っぽいですよね。僕は全然違うのを想像してたんですけど、多分(KREVAが)草野をイメージして作ったと思うんだけど...どうかな?
崎山 :それはあるかもしれないね、すごい歌いやすいもん。
クリス:三輪さんはどうですか?
三輪 :そうですね...かなり自然...ですね、なんの違和感もなく。
クリス:三輪さん、なんか一番疲れてません?昨日遅かったんですか?
三輪 :それは当たってますね。


クリス:ニューシングル「群青」ですが、今作はスピッツ史上初のゲストボーカルを迎えての作りなんですね。参加しているのはシンガーソングライターの植村花菜さん、スキマスイッチの大橋卓弥さんということなんですが、他のメンバーのみなさんは歌わないんですか?
三輪 :そうだねー、歌えないね。
田村 :そこが外タレとの違いだね。
三輪 :普通は一人ぐらいいるもんだけどね。
草野 :崎ちゃんには、ライヴでは歌ってもらってますよ。
崎山 :頑張ってます。
クリス:そうですか、田村さんはダメなんですか?
田村 :僕は踊り専門なんで。
クリス:なるほどね。それでコーラスは外部から持ち込んだという...。
草野 :あとは、スキマスイッチの大橋君と声の相性が良いんじゃない?みたいなことを言われて、それありきで作ったところもあるんで。
クリス:だからなのか、SPITZなのにチョットだけトッピングが違う気がしますよね。
崎山 :メロディーも違うもんね。いつもならもっと抑揚が激しくなるんだけど、今回は外部の人にハモってもらうという前提があったので、コーラスを踏まえて少し抑え目というか。
クリス:一聴して、すぐに違いに気づきますよ。大橋さんとは声のどの辺が似てるんですか?
草野 :成分的ところですかね。一緒にライヴでハモったこともあるんですけど、途中でどっちの声かわからなくなるときがあるんですよ。でも、スキマスイッチを歌ってるときの大橋君の声とは似てない気がするんですけど。
クリス:やっぱりフィールドが違ってくると、プレイも変わってくるっていう感じですかね。
草野 :そうですね、うん。
クリス:まぁ「群青」というだけあって、青い所はSPITZっぽさだと思うんですが、まだ青い部分は絶やしていないつもりですか?
草野 :自分ではそういうつもりでいるんですけどね。人からみると琥珀色になってるかもしれません。
クリス:琥珀ですか?青から琥珀ですか?
草野 :中年の人っぽい色というか...。
クリス:いぶし銀って感じですか?でも相変わらずブルーな感じがしていますよ!


番組恒例★ピンポンボックス
◎老後の楽しみ、30年先の草野さんのビジョンは?
草野 :僕は一年後すらわからないような人間なんですよ、先のこと考えないですね。でも、バンドは続けてたいですね!
クリス:そうすると、70歳ですね。
草野 :それでもSPITZって変わらないよねって言われたら嬉しいですね。    
クリス:まだ青いよねって。永遠に発展途上というか、JAPANのローリングストーンズですね。

◎ずばりメンバーの中でエロいのは?
崎山 :頻繁にそういう話をするのは三輪君ですかね。
三輪 :そういう人が一番エロくないんだよね、実は。
クリス:でもすごくわかりやすいですよ、三輪さんがエロい話をするっていうのが。
三輪 :そういう話をして、その日のメンバーの感じがわかるんでね。テンション上げさせて。
崎山 :午前中からね。
クリス:食いつきがいい奴が、良い状態だなってことですね。
三輪 :昔は俺がナニ言っても反応無かったんですけど、最近はみんな万遍なくかぶせてきますからね。
クリス:それはどうしてですか?
三輪 :やっぱり20年という重みですかね。
クリス:なにか人となりが見えてきましたね。
崎山:それも小学生レベルだけどね。

◎メンバーの中で一番変わったのは誰?
三輪 :みんな食べなくなりましたね。
クリス:それおじいちゃんですね。
三輪 :脂身のある肉は食べなくなりましたね。
崎山 :あとタバコ止めたじゃん?
三輪 :あー、今はみんなノンスモーカーですね。
クリス:昔は全員吸ってたんですか?
草野 :俺と田村は吸ってないんですけど。
三輪 :以外と簡単に止めれたよね。

◎田村さんが飼ってみたいと思う動物は?
田村 :熱帯魚かな?
クリス:ほー、ナゼですか?
田村 :前に飼ってて全滅させちゃったんですよ。だから40になって復活させようかなって。
クリス:僕も同じですよ、10年前にハマってて、全滅させましたね。
田村 :ツアーから帰ってきたら、魚が水槽の外に飛び跳ねて死んでました。
三輪 :旅があると生き物は辛いよな。
クリス:あとは食物連鎖を目の当たりにすると辛いですよね。一番可愛がってる奴がボロボロになってたり。
田村 :下手したら子供まで喰っちゃうしね。
クリス:生きた機械の様な連中ですからね。

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