Guest : 井上ジョー
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持ち込みレコメンで福龍さん一押しアーティスト、井上ジョーが初登場!!
クリス:サッポロビールTOKIO HOT 100。それでは本日のひと組目のゲストをお迎えしています。ただいま業界注目度急上昇中です!自己紹介お願いします。 井上:どうも、井上ジョーです。 クリス:はじめての登場ですが、1985年8月30日生まれ、現在22歳。もっと若く見えるでしょ? 井上:そうですね、十何歳に見られちゃうときもありますね。 クリス:特にアメリカだとみんな老けてるからね。ハイスクールでもオヤジみたいな奴いるよね。ハゲてるやつとかも。 井上:(笑)います。 クリス:クラブとかIDチェックがある場所、カリフォルニアでは今、いくつから入れるんだっけ? 井上:よくわかんないです。 クリス:まだちゃんと入れてもらえないんじゃない? 井上:余裕でそうですね。おこちゃまに見えますから。 クリス:幾つぐらいに見られる? 井上:16ぐらい? クリス:ほんとに向こうの人は老けてますからね。高校に行くと父兄会かよって思うようなやつも生徒なんだもんね。で、そんなことはさておき、ジョー君はロスで生まれてロスで育ったわけですが、お父さんとお母さんは日本人なんだよね。 井上:そうなんですよ。 クリス:お父さんは仕事の関係で日本からアメリカに移ったの? 井上:なんか「アメリカイイよね、いこうぜ!」みたいなノリで。 クリス:あー、じゃあお父さんも生き方はロッカーみたいな感じ? 井上:海が好きで、「アメリカの広い感じいいよね」って。 クリス:お母さんもそういう感じ? 井上:そうですね。 クリス:お父さんはサーファー? 井上:サーフィンしてましたね。 クリス:髪の毛長くて髭はやしてるタイプ? 井上:昔はアフロにしてましたね。 クリス:アフロでサーファー?水の抵抗が大変なんじゃない?海からあがったときすごいだろうね。スポンジ状態だよね。 井上:(笑)そうですね。
クリス:ボーカル、ギター、ドラムス、ベース、キーボード、全部自分でやっちゃうんでしょ? 井上:はい。 クリス:家で音を作って、いわゆる宅録? 井上:そうですね。家でチマチマ作ってますね。 クリス:で、それを日本のレコード会社に送ってデビューが決まったというわけですよね。 井上:はい。 クリス:それで9月19日に日本デビューを果たしたばかりですけれど、何で日本のレコード会社に送ったの?アメリカのレコード会社でもよかったんじゃない? 井上:最初は英語で歌詞を書いてたんですけど、日本語で書くようになって、やっぱり日本語の歌詞だと日本人の方に聴いてもらいたいので、日本にデモテープを送りました。 クリス:なるほどね。で、送られたレコード会社の人たちも、全部の楽器を一人でやってるとは信じてなかったらしいね。 井上:そうですね。ほんとに一人でやってるのか?って。 クリス:話かわるけど、アメリカにずっと住んでいたわりには日本語うまいよね。 井上:ありがとうございます。 クリス:友達に日本人は多いの? 井上:多いですね。 クリス:そいつらとは日本語で話してるの? 井上:そうですね、日系人なので、英語を混ぜて喋ってますね。 クリス:なるほどね、で、楽器はいつから弾いてるの? 井上:中学3年ぐらいからギターを軽くやるようになって、ピアノはイヤでイヤでしょうがなかったんですけど小さい頃に習わされていて。 クリス:それは今から思えば、お父さんお母さん、ありがとうございますだよね。 井上:ほんとに、感謝ですよ。
クリス:バンドもやってるんでしょ? 井上:バンドはお遊び程度でやってたんですけど…。 クリス:やっぱり一人でやる方が楽? 井上:友達と聴いていた曲のジャンルが違ったので、意見が合わなくて仲が悪くなったりするのが嫌だったんですよね。 クリス:どんな音楽を聴いてきたの? 井上:ロックから入っていったんですけど、そこからはジャンル関係なしにいろいろ聴いていきましたね。 クリス:ほんとに一人でやってるとは思えない分厚い音ですけど、いちばん得意な楽器は何なの? 井上:得意というか、いちばん楽しいのはドラムですね。 クリス:ギタリストでドラムスが好きな人が多いよね。なんでだろ? 井上:やっぱり弦の楽器と違って、自分でビートを刻める楽器だからじゃないですか。
クリス:シングルの「NOWHERE」なんだけど、番組にはJ-POP担当の“福龍”さんが「持ち込みレコメン」というコーナーで持ってきてくれたんだけど、J-POPじゃないよね。やっぱりオレンジカウンティっぽい音がしてる。 井上:割とドライな感じですよね。 クリス:ファーストEPの中には、英語で歌ってるものと日本語で歌ってるものがあるんだけど、どんな風に使い分けてるの? 井上:う〜ん、ナイーヴな感情を日本語で歌ったり、がっつりエネルギッシュな曲は英語で歌ったり、決まりはないんですけど…。 クリス:歌詞を考えるときって、英語で始まるの?それとも日本語? 井上:それはその時その時で違いますね。 クリス:リフによって言葉を選ぶことはある?このリフは日本語の方がいいとか、これは英語の方が合うとか。 井上:ありますね。あと英語と日本語で微妙なニュアンスの違いがあるじゃないですか。だから日本語で表現しきれないところを英語で歌ったり、その逆もしかりなんですけど。 クリス:なるほどね。同じ曲に、英語バージョン、日本語バージョンって両方の歌詞をつけたことはある? 井上:それは一曲丸ごとってことですよね。ありますね。その英語と日本を半々で合体させたのが、今回のEPに入っている「覚醒」という曲で、前半が英語で後半が日本語なんですけど、合体させたら二倍美味しいんじゃないかなって。 クリス:なるほどね。
番組恒例☆ピンポンボックス
◎日本語は漫画で覚えたというジョー君。今までにいちばん読みこんだ漫画は?
井上:「ドラえもん」か「ドラゴンボール」ですね。 クリス:漫画で日本語を覚えたの? 井上:親と日本語で話してたっていうのもあるんですけど、もうちょっと日本語のディテールを勉強したのが漫画でしたね。ふり仮名がふってあるので、漢字はそれで相当覚えましたね。 クリス:オレもそうなんだよ。漫画をずっと読んでたら、ある日突然漢字が読めるようになったんだよね。外国の人が日本語覚えるのに漫画はおススメだよね。
◎最近、むかついたこと。
井上:立ち食いそば屋の話なんですけど、立ち食いそば屋でそばを食べてたら、ひとりおっさんが入ってきたんですよ。それで作ってる人が「ご注文はなんですか?」って聞いたら、そのおっさんが(ぶっきらぼうに)「そば!」って。ちょっとそういう態度の悪さはどうなんだろうなって思いましたね。「そばください、でしょ」って。 クリス:なるほどね。そういうときはどうするの?ムカッーとするの? 井上:いや、いつか曲にしようと思って。 クリス:いいですね。でもそういう失敬なやつは許せんってことですよね。 井上:まあ、そういいつつオレもいろいろ失敬なことしてると思うので…。 クリス:それはないと思いますよ。
◎お笑い大好きジョー君。好きな芸人は?
井上:好きな芸人ですか?元Uターンの土田さんですかね。 クリス:向こうでどうやってみるの? 井上:日本のレンタルビデオショップみたいのがあるんですよ。そこで借りてみますね。 クリス:じゃあ日本に来てかなり見てる? 井上:そうですね、テレビのバラエティは大好きです。 クリス:アメリカには日本のバラエティみたいのはないもんね。 井上:ないですね。日本のお笑いは世界一だと思うんですよ。 クリス:世界一!なんで? 井上:こんなに笑いを追求している国は日本以外にない気がして、その笑いのニュアンスが最高だと思うんですよ。 クリス:でもアメリカのコメディもレベル高いよ。 井上:アメリカのコメディはどちらかというと、頭がいい笑いだと思うんですよ。日本が頭悪いという意味じゃなくて、アメリカのは皮肉ったのを考えさせる笑いなんですけど、日本のはもっとストレートにドカンと笑えて、そういう感じが好きなんですよね。 クリス:すごいですね。お笑い評論家ですね。
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