Guest : 電気グルーヴ
★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。
「電気グルーヴ名義」としては約8年ぶりのシングルをリリース! 石野卓球&ピエール瀧登場! 電気の2人のクリスマスって!?
クリス:クリス・ぺプラーがナビゲート、サッポロビール TOKIO HOT 100。それではここで今日のお客様をご紹介しましょう。先日、電気グルーヴ名義としてはなんと8年ぶりのシングルをリリース。このお二人を一緒に見るのはホント久し振りという感じもするんですが、まずは自己紹介お願いします。 石野:電気グルーヴの石野卓球です。 瀧:ピエール瀧です。 クリス:卓球さん、ピエールさん、個別にはいろいろなところでお会いするんですが、この2ショットは久し振りというより懐かしい感じがしますね。 石野:うちらはそうでもないんですけどね。 クリス:最後に電気グルーヴを見たのは、去年のフジロックのライヴで、それからこの番組には、スチャダラパーとのユニットで二年前にお越しいただきまして、卓球さんもソロのときにお越しいただいてるんですが、電気グルーヴとしてはなんと2000年以来なんですよ! 瀧:(笑)。20世紀ですもんね。 石野:そんとき、まだオレ、小二です(笑)。 クリス:(笑)僕でもまだ中二ぐらいですよ(笑)。まあそんな昔のことだけに、今回は世の中的に話題になってるんじゃないですか?電気グルーヴが復活する!みたいな。 石野:休んでたつもりはないんですけどね。いちおうリミックス盤だの、ベスト盤だのでお茶を濁してたんですけど。 瀧:ごまかしごまかしで来たんですけどね。だいぶもうケツに火がつきまして(笑)。
クリス:今回は、電気、そして大槻ケンヂさん、そしてケラさんとのコラボレーションなんですよね。 石野:そうですね。映画のエンディングテーマなんですけど、もともと大槻ケンヂ君もケラさんも、それこそ僕らが10代の頃からの知り合いで、ケラさんがやってたナゴムレコードというところで、電気グルーヴの前身の「人生」というバンドのレコードを出してもらったりしてたんで。 クリス:「人生」は電気グルーヴとどう違ってたんですが?名前だけですか?それとも音的にも違うんですか? 石野:音的に違いますね。最近、瀧とよく話すのが、当時のレコード聴くと、「ゴミを作ってた」って(笑)。「ゴミを録音して売ってた」っていういい方がふさわしいですね。 クリス:どんな感じの音なんですか?打ち込みだったんですか? 石野:そうですね。で、一曲1分とか30秒の…(笑)。 クリス:パンクっぽい? 瀧:う〜ん、ふざけてふざけまくって、深くない感じです(笑)。 石野:今とぜんぜん変わんないですね(笑)。 クリス:テキトーな感じで? 瀧:そうですね。 クリス:でもどうしてナゴムレコードから出すようになったんですか? 石野:僕らまだ高校生の時に、ケラさんが当時、有頂天というバンドをやってまして、(地元の)静岡に来たんですよ。それでそのときに対バンしまして、自分たちのテープとか渡したりしてたら、そのうち静岡にくるたびに指名を受けるようになって。 クリス:なるほどね。で、その映画、タイトルが「グミ・チョコレート・パイン」。原作が大槻さんで、監督がケラリーノ・サンドロヴィッチさんなんですが、歌詞の中に「ナゴム」という言葉が出てきますね。 石野:はい、いちおうそういう依頼だったんで、サービスで(笑)。 クリス:でも歌詞見てもなんのことだかさっぱりわからない(笑)。 石野:書いてる本人たちもわかってないですからね(笑)。 クリス:暗号みたいでしたよ。 瀧:誰か教えてください(笑)。 クリス:でもタイトルの「少年ヤング」。これは「少年ジャンプ」「ヤングマガジン」世代ということなんですか? 石野:いちおう映画が青春映画だってことで、青春的なもの(笑)でこういうタイトルにしたんですけど、もしかするとそういう雑誌がすでにあるかもしれないと思ってネットで調べたら意外にもなくて。 クリス:僕も調べたんですけど、なかったですね。 瀧:「少年ジャンプ」と「ヤングジャンプ」ですからね。そこは縦では切らないんですよ(笑)。 クリス:そうですよね。でも「ヤング少年」だったら変ですよね。 石野:とっちゃん坊や見たいですよね(笑)。
クリス:で、「少年ヤング」の歌詞なんですが、新宿の某ホテルで書き上げたそうですね。 瀧:そうですね。ナゴムの活動の拠点が新宿近辺だったんですよ。ライヴハウスも新宿LOFTに行ってたりしたんで、新宿で考えれば、当時の気分っていうか若いころの気分になれたりするんじゃないの?ってことで、新宿のホテルで二人で。 クリス:二人で?気持ち悪いですね(笑)。チェックインから二人で? 瀧:(笑)チェックインは別々で(笑)。 石野:間が持たなくて、やたら酒飲んでましたもん(酒)。 クリス:けっこう時間かかったんですか? 瀧:ひと晩であらかたできましたね。 石野:結局最後まで仕上げずに、瀧は帰っちゃったんだよね。 瀧:そう。二人ともグダグダで(笑)。 クリス:じゃあ最後を書いたのは卓球さん? 石野:まとめただけですね。だいたい二人で書きました。 クリス:内容はパーソナルな心象描写? 石野:特に伝えたいものはないですよ(笑)。 クリス:卓球さんが歌ってますけど。 石野:シンガーソングDJですから。 クリス:声がちゃんと出てますよね。 石野:最近はテクノロジーの進歩でどうとでもなるんです。 クリス:歌のレッスンとかは? 石野:まったくないですね。 クリス:カラオケに行ったりとかは? 石野:カラオケにも行かないですね。たまに移動のクルマの中で奇声を上げたり物まねしたりするぐらいで(笑)。
クリス:でも瀧さんは最近多角経営ですごいですよね。CMでお殿様になったり、映画にも出てるし、教育テレビで英語の番組にも出てるし。 石野:瀧がね、音楽以外の仕事ばっかりやってるんですよ!(笑)。 クリス:瀧さん、お子さんが生まれてから仕事の仕方が変わったんじゃないですか? 瀧:(笑)そうですかね?自分では気づいてないですけど。 石野:明らかに変わりました!(笑) クリス:現実的な方にいってる。やっぱりそういうのあります? 瀧:どうなんでしょうね。意識はしてないですけど、人に言われるってことはそういうところあるんでしょうね。 石野:いやらしい男だからね(笑)。 瀧:基本、守銭奴ですから(笑)。 クリス:お子さん今、おいくつなんですか? 瀧:2歳と8カ月ぐらいです。 クリス:パパとかママとか言います? 瀧:言ってますね。最近、どこで覚えたのか「時には娼婦のように」を歌ってて、ちょっと困ってるんですけど(笑)。
スペシャル企画☆クリスマスの想い出は?
石野:僕、誕生日が12月26日なんですよ。それで実家がパン屋でして、クリスマスのシーズンはクリスマスケーキの予約をやってるんで、家にはケーキがいっぱいあって、僕の誕生日のケーキには、必ずサンタクロースがのってましたね(笑)。。 クリス:あらららら、でも可愛らしいですね。 石野:いや、夏生まれとかうらやましかったですもん。誕生日、クリスマス、お正月って3つのイベントがあって。下手すれば僕なんかお年玉までまとめられてたんで。 クリス:それは痛いですよね。バースデーケーキもクリスマスケーキも一緒だし。 瀧:歳の数だけサンタが乗ってたんじゃないですか(笑)。
瀧:僕もクリスマスはそんなに思い出ないですね。 クリス:でもお子さん生まれて、そろそろツリーを立ててやろうかなみたいなのは? 瀧:去年は1歳だったんで、まだわからないだろうなって思ってたですけど、今年からは「いい子にしてたらサンタがくるからね」っていってきかせてます。あとはサンタを誰にするか。 クリス:あー、なるほど。 瀧:いや、どのサンタさんに来ていただくか、ですね(笑)。
クリス:電気グルーヴの今後の予定は?これから二人でどんどんやってくんですか? 石野:今、アルバムを作ってまして、春ぐらいに出して、ツアーをやったりする予定ではあるんですけど。 クリス:シングルがもう一枚出るんですよね。2月14日のバレンタインに。 石野:そうなんですよ。これは「墓場鬼太郎」という「ゲゲゲの鬼太郎」のもとになったもので、それがアニメになってその主題歌です。 クリス:「墓場鬼太郎」も水木しげるさんなんですか? 石野:そうです。よりダークなんですよ。 瀧:貸し本時代の作品で、鬼太郎もねずみ男も出てきます。
電気グルーヴの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!
|