Guest : 一青窈
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12/16の夜、六本木ヒルズ52階の東京シティービューで行なうクリスマス・ライヴ直前に、ゲストで登場! あったかクリスマス・トークも聞いちゃいます。
クリス:サッポロビールTOKIO HOT 100。それではここでお客様をお迎えしましょう。新曲「ただいま」をもっての登場です。「おかえりなさい。」 一青:「ただいま!」 クリス:いいな、今の言い方!さすが女優ですね。 一青:なんでですか!?女優じゃないですよ(笑)。 クリス:でも芝居もやるじゃないですか? 一青:一回しかやった事ないです。 クリス:今の上手かったよ。 一青:ホントですか? クリス:なかなか良い感じでした。という事でTOKIO HOT 100は三回目のご出演ですね。前回は2年前の5月、J-WAVEのフリーマーケットやっていたときでした。そして今年の大みそかの紅白歌合戦にも出場が決まっています。ところで、デビューして何年になるの? 一青:5年前です。 クリス:じゃあデビューしてすぐにボーンって出てるってことですね。 一青:そうなんです、ありがとうございます。 クリス:すごいよね、平原綾香と同じくらいじゃない? 一青:そうですね、後は森山直太郎君とかと一緒ですね。 クリス:今年の紅白で何か楽しみにしていることってありますか? 一青:やっぱり、みなさんの衣装が楽しみですね。すごい幅をとっている人が廊下を遮ったりしていて面白いですね。 クリス:なるほど。ボリューム感たっぷりですよね。夜に道を清掃してる車みたいですよね。通るところが全部奇麗になっていくんですよ。 一青:そうです、そうです(笑)。 クリス:紅白っていわゆる「THE 芸能界」じゃないですか。やっぱり挨拶とかは大変なんじゃないですか? 一青:ものすごい列を作って並んだりするんですけど、それと同時に挨拶の「のし」をつけていろんな物が届くんですよ。そういう心使いが流石って思いましたね。みんなで、何だろ何だろって中身を開けるのも楽しみなんですよ。 クリス:逆にお返しとかはするんですか? 一青:まだそんな事が出来るタマではないです。 クリス:なるほど。そういうのは芸能界の荒波を乗り切った人達がするんですね。 一青:そうです。太っ腹で、ドーンって全員に持ってけ!みたいな。
クリス:話は変わりますが、最近ラーメンにはまってるみたいですね。「ラーメン食べ歩き同盟」まであるそうですが? 一青:そうなんです。大学の友達たちなんですけど、新しいお店を見つけたら必ず呼び合うんですよ。 クリス:へー、だいたい何時くらいに集まっているんですか? 一青:何時でもです。いい店を見つけたら、「今暇?」って。 クリス:でも人気店だと結構待ちますよね? 一青:そういうお店には行かないんですよ。穴場だけ探っていくんです。 クリス:わかります。僕も人の並ぶ店は絶対行きません。「これはプロパガンダなんだ」ってうがった考え方をしてるんです。で、好きな味はなんですか? 一青:とんこつですね。 クリス:とんこつの魅力って何ですか? 一青:発見したんですけど、ワシ、犬がすごく好きなんですよ。犬ってよーく… クリス:今ワシって言いました? 一青:言ってないです…言ったかもしれないです(笑)。それで犬ってよく嗅いでみると、ちょっと臭いじゃないですか?アレ好きなんです、私。 クリス:ちょっとビーストっぽい香りですよね。 一青:それで思い出したのが、とんこつラーメンの匂いだっ!て。 クリス:やっぱり動物系たんぱく質といいますか、何かそういう事かもしれないですね。 一青:多分私は、犬好きが興じて、とんこつが好きなんだと思います。 クリス:もしかすると、とんこつが好きな人は犬好きが多いにかもしれないですね。 一青:結構そうかもしれないですね。 クリス:リスナーの人にもぜひ試していただきたいですね。犬好きな人がいたら、とんこつが好きか聞いてみてください。
クリス:新曲の「ただいま」は、テレビドラマの主題歌なんですね。 一青:お昼のドラマはあんまり見てなかったんですけど、お仕事させていただいたので見てみたら、すごい泣けるんですよ。 クリス:僕もこれは見ましたよ。 一青:初めてスッテプファミリーっていう言葉も知ったし、脚本をいただいた時にそういう家族のことを勉強しようと思って友達とかに電話したりしてみました。やっぱり「ただいま」って言える環境って大事だと思いましたし、今を伝える事を大事にして欲しいなって思ったんです。 クリス:これは「ただいま」と「只今」っていうダブルミーニングがあるんですよね。 一青:そうなんです。 クリス:「只今」っていうのはジャストナウっていう意味なんですか? 一青:ジャストナウですね。 クリス:やっぱり今を大事にするっていうことなんですね。 一青:あの時、あー言っておけば良かったとか思ったまま時が経つのって、すごくもったいないと思うんですよ。そういう意味で、ジャストナウ、あなたが考えてる事を大好きな人に伝えてくださいって事です。 クリス:それは大事ですね。でも一青さんはタイトルの付け方がうまいですよね。みんな情景がうかぶんですよね。例えば「つないで手」もそうじゃないですか。「ゆびきり」とか「ただいま」もそうですよ。唯一俺がわからなかったのが「江戸ポルカ」。 一青:ははは(笑)。確かに「江戸ポルカ」からは情景は浮かばないですよね。 クリス:「江戸ポルカ」は見えないですよね(笑)。 一青:つける時に気をつけるのが、誰も同じタイトルを出してないって事なんですよ。必ずネットで検索にかけてますね。 クリス:曲もさる事ながら、タイトルも大事ですからね。情景だとか香ってくるモノがあると違いますから。
スペシャル企画☆クリスマスの想い出は?
一青:一番思い入れがあるというか近い思い出なんですけど、去年のクリスマスの時期、アフリカにいってたんですよ。タンザニアの国立公園に行ってて、テントを張っていろいろな外国人の方と夜を過ごしていたんですけど、ものすごく寒くて、夜になるとハイエナが人間や食べ物の臭いをかいで集まってくるんですよ。だからせっかくのクリスマスなのに、みんな各々のテントに入って、暖を取りながらブルブル震えてたんですね。 クリス:へぇ。 一青:友達と二人の貧乏旅行だったんですけど、その友達がなぜか赤ワインを出してくれて、メリークリスマスって。それで二人で乾杯しながら、酔いにまかせて寝たんですけど、こういう苦しい状況の中でもクリスマスを忘れないでちゃんとプレゼントを持ってくるべきなんだなって。 クリス:そんな苦しい状況だったの? 一青:電気もないし、お湯もないし。 クリス:なんでそんな所に行ったの? 一青:(笑)もともとアフリカに学校を作っている知り合いがいて、貧民街に学校を作ってるんですよ。それでそのスラムで歌を歌ってほしいといわれて、ほとんど食べるものも飲むものもない子供たちが集まってるところで歌を歌ってきて、その流れで貧乏旅行をやってたんですよ。 クリス:なるほど、歩くNPOですね。じゃあ、それで野生の中に。 一青:なんか味わってみないとわからないことっていっぱいあるなって。ちゃんとしたホテルに泊まることもできますけど、電気ないってどういうものなんだろ?お湯が出ないと、お風呂ありがたいと思うし。なんでも経験しようって。 クリス:なるほど、そういうチャリティスピリッツに富んだ旅行だったわけだけど、ちゃんとクリスマスにポーンとだしてくれるという粋な友達。 一青:粋な友達ですね。 クリス:素晴らしいですね。
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