Guest : DJ KAWASAKI
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業界内外で話題騒然!DJ王子こと、DJ KAWASAKI登場!!
クリス:クリス・ぺプラーがお送りしているサッポロビール TOKIO HOT 100。それではここで今日のゲストの登場です。盛り上がりを見せているハウスシーンのDJ王子こと、この方です! カワサキ:みなさんこんにちは。DJ KAWASAKIといいます。よろしくお願いします。 クリス:はい、KAWASAKIさん。初めてお目にかかるんですが、噂ですと、KAWASAKIさんが出るイベントには「KAWASAKI GAL」という女の子たちが現れると聞いたんですが、本当なんですか? カワサキ:(笑)女性のお客様は、けっこう来て下さいますけど。 クリス:「KAWASAKI GAL」っていうと、横浜の手前の子みたいですけど、KAWASAKIさんのファンということで集まってくるってことですね。それでジャンルは基本的にはハウスがメインですよね。 カワサキ:そうですね。 クリス:DJはどのくらい前からやってるんですか? カワサキ:そうですね、もう十…二三年前からですかね? クリス:そうですか。で、実は沖野修也さんがプロデュースしている渋谷の老舗のクラブ「THE ROOM」で、DJをやりながら副店長もやっていたそうですけど、今も副店長なんですか? カワサキ:いちおう、今も副店長なんですけど、最近は制作の方が忙しくて、あんまり現場に行ってないんですけど。 クリス:たまにバーカウンターに入って、シェイクするとか? カワサキ:そうですね、イベントが混んでくると、バーカウンターの中が逃げ場になるんですよ。だからバーテンダーに間違われて作ったりしますね。 クリス:なるほど、回してシェイクもするんですね。
クリス:DJを始めたきかっけはなんだったんですか? カワサキ:初めて沖野修也さんのDJを聴いて、ジャズとかをかけているDJを聴くのが初めてで、感銘を受けて自分もなりたいな…と。 クリス:そういうときは弟子入りするんですか? カワサキ:弟子入りっていう感じじゃないんですけど、イベントにしょっちゅう顔を出して。 クリス:お客さんとして? カワサキ:はい。そうしたら仲良くしてもらえて、いろいろ教えてもらえるようになって。 クリス:どういうことを教えてもらったんですか? カワサキ:え…、単純に「この曲なんですか?」とか聞いて、それを控えて、そのままレコード屋に買いに行くって感じですね。 クリス:なるほどね。じゃあ別にアシスタントみたいにレコードバッグを持ったり、車の運転手をしたりとか、そういうことはしてないんですね。 カワサキ:そうですね。そういうことはないですね。どちらかというと、沖野さんからDJについてのいろいろなアドバイスをもらうような立場でしたね。 クリス:そして気がつたらTHE ROOMで働いていたと。 カワサキ:はい、そうですね。 クリス:そしてもうひとつ聞いたのが、すごくまめな人で、事務所に顔を出すと、そこにいる人全員においしいコーヒーを入れるって、ホントなんですか? カワサキ:あのー、一生懸命働いている姿を見て、何かしてあげたいな、と。(笑) クリス:してあげたい!コーヒーにこだわっているとかはないんですか? カワサキ:それは特にないんですけど、「なにかしてあげる」っていうのが好きなんですね(笑)。 クリス:なるほど、マメですね。そこらあたりがDJ王子たる由縁かもしれないですね。繊細な心遣いというか。やっぱりね、コーヒーだけにマメなんですね。
クリス:実は10数年前からDJをやっていて、沖野さんともいろいろコラボレーションをしてきたそうですけど、7年間、沖野さんが「あたためていた」ということなんですよね。それで昨年デビューということになったわけですけど、そこらへんのことは沖野さんとKAWASAKIさんの間で、なにかプランはあったんですか? カワサキ:そうですね、僕のファーストなんで、けっこうじっくりいったんですが、曲がアルバムを出すぐらい集まってきたので、出そうかなと。 クリス:なるほど。それでニューヨークの名門ハウスレーベル「KING STREET」からもリリースしているということなんですか、海外なんかも行かれたりするんですか? カワサキ:去年、韓国には行ったんですけど、実はまだニューヨークにはいったことがないんです。
クリス:よく言われるのが、KAWASAKIさんのナンバーっていうのには、独特なビートがあって、それを巷では「KAWASAKI BEAT」って言うそうなんですけど、それはどういう風に誕生したんですか? カワサキ:普通の四つ打ちというよりは、どちらかというと僕は、ジャズとかフュージョンとかブラジリアンとか、そういうクロスオーバー系から影響を受けているので、ビートも若干生っぽく…、ジャジーな要素を取り入れたハウスに…。 クリス:あんまり無機質な感じの四つ打ちにするというよりか、…若干、ずらすのかな? カワサキ:そうですね、スネアを複雑にしてみたりとか、いろいろな挑戦はするようにしていますね。 クリス:なるほどね。で、前作は雑誌「ViVI」などで活躍しているモデルの藤井リナさんをジャケットに起用してましたけど、今回はなんと、藤井リナさんが歌っていると。 カワサキ:そうなんですよ。すごい…うまいんですよ。声もすごく好きで、彼女、レコーディングは今回が初めてだったみたいなんですけど、初めてにしてはこれはちょっと、すごくいいんじゃないかと。 クリス:ということは今後、これがきっかけとなって彼女を全面的にプロデュースするなんて話も? カワサキ:そうですね。彼女の作品っていうのも作ってみたいなって。 クリス:なるほどね。で今回のジャケットは、「ViVi」のモデルさんで、大屋夏南さんですけど、写真がカッコイイですよね。誰が撮影したんですか? カワサキ:これは米原康正さんというカメラマンの方で、デビューからお世話になっているんですけど。 クリス:いい意味でセクシーですよね。エロとセクシーの一線があるじゃないですか?そういう意味でセクシーですね。でもどうなんですか?モデルさんとかの友達は多いんですか? カワサキ:ファッションショーとかのDJをやったこともあるので…、普段、モデルさんと遊びに行ったりって感じじゃないですけど。 クリス:KAWASAKIさんのイベントにはモデルさんはたくさん来るでしょう? カワサキ:そうですね、イベントによっては来るものもありますね。 クリス:まさにモデル御用達というサウンドというわけですね。
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