Guest : くるり
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J-WAVE LIVE 2000+8に当日出演! くるりがリハーサル、中ぬけで登場!
クリス:今年はライヴが多いですね。夏フェスもたくさん出てるし。 佐藤:6〜7本ぐらいですね。 クリス:そこらじゅうで、くるりですね。 佐藤:去年、ぜんぜん出てなかったんで、今年の夏は頑張っていこうかなって。 クリス:夏フェスの楽しさって? 岸田:なんやろね?まず出れることやろね。 佐藤:何万人ものお客さんの前でやることって、なかなかないですからね。 岸田:去年、ほんと初めてぐらい夏フェスに出なくて、寂しかったよな。 佐藤:寂しかったですね。取り残されるような気持ちで。 岸田:「なにも出れなくて夏」。
クリス:日記に書いてありましたけど、メロディ論があるらしいじゃないですか? 岸田:なんかね、うわぁ〜っていう浪花節みたいなのが苦手なんですよ。なんかハーモニーとかリズムとかがメロディを生み出してしまったっていうきれいな感じが好きで、主メロがなくてもメロディアスに聴こえるものとかが好きで、そういう作り方をしていて、今回の曲もメロディから作ったっていうよりも、ハーモニーからできたって感じですね。 クリス:ド頭からフックがボーンっていうのは…。 岸田:そうなんですよ。そういうのはボクが飽きてしまうので、二回三回聴いて、よくなっていくのがいいですね。できるだけ自然にわき上がる感じの方が。 クリス:バート・バカラックみたいなのかな? 岸田:そうかもしれないですね。きれい好きなんで(笑)。
クリス:くるりってライヴ前にしっかりプランニングしてて、アドリブとかないイメージなんだけど。 岸田:すごい適当ですよ。基本的にあまり決めごとのないバンドなんですよ。だからどんな演奏になるのか始まってみないとわからないんです。 クリス:前からそうだっけ? 佐藤:そういう素質はあったんですけど、今回のバンドのメンバーさんの関係で、毎回、イントロの感じからして違うんですよ。 クリス:フレーズも変わるの? 岸田:フレーズも変わるし。 佐藤:リハでやったときはロックっぽいなと思ってたら、本番でサイケっぽかったり。 岸田:だから毎回、ドキドキするんですよね。緊張というより、いつもコクってる感じです。
クリス:シングルにも入ってますが、京都音楽博覧会2007で小田和正さんとやっちゃいましたね。 岸田:やっちゃいました。 クリス:小田さんとやってみてどうでした? 佐藤:気持ちいいですよ。お客さんの前に出たら、パキって変わるんですよ。プロミュージシャンとして見習わなければならないなって思いましたね。 クリス:小田さんはリハとかはしっかりやるんですか? 岸田:しっかりやらはるんですよ。 佐藤:すごく練習してきてくれるんですよ。 岸田:見習わないと。 佐藤:一緒にやってると凄く楽しいですよ。
クリス:去年、小田さんが出た京都音楽博覧会、今年もやりますね。今年も京都梅小路公園で9月6日に開催されますが、どんな感じになりそうですか? 岸田:世界各国からいろんなアーティストが集まって、アコースティックで。 クリス:全部、アコースティック? 岸田:ほぼアコースティックですけど、緩い感じじゃなくて、独自のダンスグルーヴを奏でてくれると思います。 クリス:我々が知ってるところだと、どんな人が? 岸田:今年はですね、細野晴臣&ワールドシャイネスとか楽しみですね。 佐藤:ナイジェリアのアシャとか。 クリス:小田さんも出るんですよね。 岸田:はい、小田さんも出ます。 佐藤:京都駅から近いところなんですよ。歩いて15分ぐらいなので、ぜひ遊びにきてください。 岸田:京都旅行がてら遊びにきてください。京都、空いてる時期なんで。
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