Guest : DANIEL POWTER
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世界中を癒し、励ますピアノマン、ダニエル・パウター登場!NEWアルバム誕生の秘話を語る!
クリス:「BAD DAY」が大ヒットしていたとき、日本にしょっちゅう来てましたよね。 ダニエル:7〜8回来たよ。 クリス:「BAD DAY」の大ヒットでなにか変わりましたか? ダニエル:人生が変わったね。いい面もあれば悪い面もあって、世界中を回って自分の曲でライヴをやれるようになったのは素晴らしいことだったけど、そもそもボクはポップスターではなくてソングライターなので、あまり人前でちやほやされることは好きじゃないから、キツいこともあったよ。あと音楽ビジネスにどっぷりハマって、やらなくてもいい仕事もあるし、複雑な心境にもなったんだ。 クリス:ニューアルバム「アンダー・ザ・レーダー」のタイトルには新たな自分の想いが込められているそうだけど。 ダニエル:ファーストアルバムの大ヒットでかなり疲弊して、1年間、家に籠って静養したんだ。その期間がなければ、リンダ・ペリーとチャド・ブレイクという素晴らしいスタッフと仕事ができるようにならなかったと思うんだけど、ファーストアルバムは漠然としていたんだよね。でも今度のアルバムは非常に明確で、ボクもそうだけど人間誰しも心の中にダークサイドがあって、そういった部分を認める、理解するというプロセスが込められているんだ。 クリス:リンダ・ペリーとの仕事はどうだった? ダニエル:彼女はとても厳しくて、ボクがちょっとでも正しい道から外れようとすると、「ナニやってんの!あんたっ!」って怒るんだ。ボクは8ヶ月、あのリンダとスタジオでレコーディングしていたけど、はっきり言って、リンダと8ヶ月は苦痛だよ!(笑)
クリス:ニューアルバム「アンダー・ザ・レーダー」だけど、ストリングスが入ったりして、ちょっとレトロな雰囲気も持ってるけど、それはリンダのアイデアなの? ダニエル:リンダの意向が大きかったね。ボクの可能性をとても大きくしてくれたんだ。最初は6週間の予定だったのが、8ヶ月もかかったんだから。懐かしい感じっていうのは、ボクもリンダも60年代、70年代の同じ音楽を聴いてきたからで、いい意味でのクラシックでエバーグリーンな音に仕上がったんだ。 クリス:リンダってどういう人? ダニエル:ボクと正反対な人だよ。ボクはどちらかというと静かでおっとりしているんだけど、リンダはアグレッシヴで、失礼で(笑)、キツい性格なんだ。例えばボクがピアノを弾いているときに心が入ってなければ、「やめて!私の時間を無駄にするのはやめて!」とキツく怒るんだ。でも今までボクが仕事をした人の中でもっとも才能があるミュージシャンだし、一緒に仕事をするミュージシャンにも最大限を要求する。 クリス:その要求には応えられた? ダニエル:応えられたと思うよ。
番組恒例☆ピンポンボックス
◎ 人には見られたくない自分の癖は? ダニエル:潔癖性で心配性なんだ。車は週に三回ぐらい洗車するし、夜寝るときも、鍵をかけたかどうか、何度もチェックするんだ。 クリス:ロサンジェルスだから仕方ないね。 ダニエル:変な癖だと思うよ。
◎ 最近、ハマっていることは? ダニエル:ハイキング。一年ぐらいやってて、一人で歩くのが好きなんだ。電話にも出ないですむし、大自然の中にいると、自分がちっぽけな存在に思えて、ハイキングが大好きなんだ。 クリス:日本でもハイキングしてみたらいいのに。 ダニエル:日本だったらどこに行けばいい? クリス:どこかな?高尾山は?電車で1時間ぐらい。 ダニエル:冬がいいの? クリス:今の季節はちょうどいいんじゃないかな?
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