2008年11月30日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : RAVEX


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大沢伸一(mondo grosso)、田中知之(fantastic plastic machine)、taku(m-flo)
三人の大御所サウンド・プロデューサーが結託し、新ユニットを結成!

クリス:RAVEXということでお三方にお越しいただいたんですけど、これまたすごい組み合わせですよね。どうやって始まったんですか?
大沢:もともと僕がエイベックスに移籍したときに、「RAVEX」というレーベルを作って面白いことやりたいなぁって思ってたんですけど、今年がエイベックスの創立20周年なんですね。で、その企画で、「プロデューサーが集まってなにかやらない?」みたいな話があがり、「じゃあ、仲のいいこの2人を誘ってやろう」みたいなことになって…。テーマとしては、はっきり言っちゃうと「本気でバカをやる」みたいなね。フィーチャーする人はみんなエイベックスの人たちばかりなので、その名の通り、ホントに「RAVEX」って感じですよ。
クリス:本気でバカをやるってどういうことなんですか?
大沢:ようするに例えば、今、BGMでかかっているジュリアナの曲。誰もが知ってるザッツ・ジュリアナソングですが、「Can’t Undo This」っていう曲なんですけど、こういう曲のリバイバル…、もともとそんなに好きな曲でもないんですけど(笑)。
田中:僕ら的にはね(笑)。
クリス:ちょっと恥ずかしいかな?ってね。
大沢:でも、そういうことも20周年に、3人でやることによって、なんか面白いこと、楽しいことに変わるんじゃないかな?って。
クリス:じゃあ3人のカラーではないパラパラとかも、やぶさかじゃない?
大沢:うん、僕ら流に楽しんで、アップデートしたものであればアリかなと。

クリス:RAVEXは手塚プロダクションとも組んでいますが、どういう関係なんですか?
大沢:これはですね、エイベックスが20周年で、手塚さんが生誕80周年で、足して100なのでめでたいということで、エイベックスがゴリ押しでお願いにいきまして、あろうことか首を縦に振っていただけて、こんな豪華なことになっています。
クリス:なるほどね。それで手塚プロダクションが3人のビジュアルを起こしてくれたわけですけど、大沢さんだけ二枚目なんですよね。
大沢:(笑)ボクはブラックジャックの弟にしてくださいって、ちゃんとリクエストを出したんですよ。
クリス:イケメンですよね。あとTAKUは面白いことになってるよね。謎のチャイニーズレストランのオーナーみたいな。
TAKU:髪が黄色くてね。面白いからいいかなぁって。
クリス:田中さんはどうですか?
田中:スゴく気に入ってますよ。ここまで来るのに何回か修正が入ってるんですけど、どうやらオレはアニメに起こしやすいキャラクターなので、最初から一発OKだったみたいですね。
クリス:わかるような気がします(笑)。それでこれはゴリラズみたいな展開になるんですか?
大沢:やれたらいいですね。
田中:手塚キャラっていっぱいあるじゃないですか。アトムを始め、ブラックジャック、メルモちゃん、火の鳥だったり、そういうキャラと競演するのが目的なので。
クリス:いいですね。PVが気になりますね。
TAKU:手塚キャラが全開ですし、エンライトメントという素晴らしいクリエイター集団がいるんですが、彼らとも一緒にやれるので。
田中:彼らが手塚プロダクションの数々のヒーローを引っ張りだしてくれるので。
クリス:それは楽しみですね。で、このRAVEXは期間限定なんですか?
大沢:今のところは基本的に20周年というくくりの中でやってるんですけど。
クリス:それじゃ年間プロジェクトってことですね。アルバムは?
大沢:いちおう3月にアルバムをドカンと出す予定です。

クリス:プロデューサー3人でコラボということですが、どうやって作ったんですか?ケンカとかにならないんですか?
田中:ホントに3人でずっとスタジオに入ったんです。役割分担はあるんですけど。
クリス:どういう役割分担?
大沢:ボクはおもにエンジニアリングですね。いちばんプロデューサーっぽいのが田中さんで。
田中:ボクは応援係ですよ。「がんばれ〜!」って、マラソンの沿道の人みたいに。
クリス:じゃあ、田中さんがプロデュースをし、大沢さんがエンジニアリングというかミックス系をやって、TAKUは?
TAKU:カレー喰ってますね。だいたいカレー喰ってます(笑)。
田中:でもMONKEYMAJIKのブレイズとメイナードがスタジオに入って、二人がマイクチェックをするとき、ずーっとクリスさんの「TOKIO HOT 100」のモノマネをしてましたよ。
大沢:えんえんやってましたよ。
TAKU:歌うとき、必ずクリスさんのモノマネしてましたから、クリスさんも参加してたようなもんですよ。
田中:クリスさんのおかげでできたようなもんです(笑)。

番組恒例☆ピンポンボックス

◎いちばん落ち着く場所は?
田中:ボクはタクシーの中ですね。
クリス:珍しいですね。
田中:タクシーっていちばん楽じゃないですか。運転もしなくていいですし、仕事もしなくていいですし。「東京でいちばん好きな場所は?」って聞かれたら、いつもタクシーの中って答えてるんです。

◎スタジオでの夜食は?なにを出前でとってますか?
大沢:ボク最近、スタジオをTAKUのスタジオの近くに引っ越したんですね。なのでTAKUのスタジオの出前メニューを全部コピーさせてもらいました(笑)。だから香港ロジの中華と、サムラートのカレーと…。
田中:広島風お好み焼きのときもあったよね。あとサルバトーレのピザも。
クリス:中華にカレーにお好み焼きにピザ、まさにケータリングがRAVEXって感じですね。

◎自分が小心者だなぁと思うときは?
TAKU:うわぁ、ボクにぴったしですね。めちゃくちゃ小心者なんですよ。いちばん目立つのがイヤなのは、ラジオの放送に遅刻したとき(笑)。
クリス:ほかに「自分ってちっちぇえな」ってときあります?
TAKU:あのねぇ、ボク、目立つのもイヤなんですけど、放置されるのも苦手で。スゴく自分勝手なんですけど。
クリス:かまってもらいたい?
TAKU:そう。前にすごくトラブルを抱えてたときに、大沢さんが気遣ってくれて電話もらったんですけど、ボクが「そっとしといてください」っていったのを、あとで叱ってもらったのが嬉しかったですね。
大沢:おこちゃまなんですよ。ほっとかれるのもイヤだし、うるさく言われるのもイヤだし。ボクも人のこと言えたギリじゃないですけど、この中でいちばん大人なのは田中さんですよ。
田中:ボクは大人のフリしてるだけですよ。
クリス:ヤンチャですよ!

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