2010年06月20日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : THE CHEMICAL BROTHERS


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NEWアルバム『時空の彼方へ』の秘密に迫る! 
THE CHEMICAL BROTHERS登場!

クリス:来日は2007年のフジロック以来ということですが、オリジナルアルバムとしては3年ぶり7枚目となるアルバム『FARTHER』をリリースしました。で、今回のリリース前、しばらく休んでたって本当?
エド:僕らも人間だから年がら年中働いてるわけじゃなくて休みもとるけど(笑)、ボクはオーストラリアに一ヶ月ぐらい行ってサーフィンしてたよ。
クリス:エドはサーフィンしてたの?どれくらいやってるの?
エド:10年ぐらいやってるね。
クリス:トムはサーフィンは?
トム:ボクはスキーをやってるよ。南半球でエドがサーフィンやってる時、ボクは北半球でスキーだね。
クリス:なるほどね。で、今回のアルバムだけど、前々作『PUSH THE BUTTON』は時代に警鐘を鳴らすような作品で、前作『WE ARE THE NIGHT』は、現実社会からのエスケイプというのがテーマだったけど、今回の『FARTHER』のテーマはなんなの?
CB:『FARTHER』は距離、ディスタンス。ぼくたちの音を作るときのひとつのアイデアで、これまでは激しい物も美しいものもあり混ぜてきたんだけど、今回はサイケデリックに、クレイジーに、限界まで行ってみようというワイルドな作品なんだ。これまでは、アルバムに収録するということで、アレンジをまとめてみたり、尺を決めたり、いろんな意味でまとめてきたけど、今回はもっとライヴ感覚を大切にしてみたんだ。サイケデリックの限界を追求したんだ。
クリス:なるほどね。それで今回はすべての曲に映像も制作してDVDもつけたよね?
CB:きっかけは、今回ゲストボーカルがいなかったからなんだけど、じゃあどうしよっかって思って。あと最近の音楽の消費のされ方に関してもいろいろ思うことがあって、映像をつけてみた。でもこれはパーマネントのものではなくて、次どうなるかわからないけど、7枚目だし18年もやってきてるから、こういうの取り組みもいいかと思ったんだ。
クリス:このDVDかっこいいけど、ライヴではどう取り入れるの?
CB:すでにロンドンで試してみたんだけど、すごくいい感じだったよ。だからニューヨークや東京でもやりたいんだけど、すごく高いシステムでお金がかかるんだ。でも『FARTHER』の曲をやるときは映像もいっしょにやるよ。

番組恒例☆ピンポンボックス

◎『FARTHER』or『FATHER』…自分のお父さんの自慢を!!
トム:ボクの父親はカメラマンで、アニマルズなんかも撮影してたよ。
クリス:じゃあクリエイティブな血筋はあるの?
トム:そうだね。自分の部屋ででかい音を出してても、父親には文句言われなかったよ。

◎ 小さい頃はどういう子供だった?
エド:子供のくせに、ものすごく言葉をしってて語彙があったので、いろんなところから大人が見に来てたよ。
トム:あとエドが自転車で道を渡ろうとしたとき、自転車乗りながら寝ちゃってクルマにはねられたよね(笑)。この話が一番好き。
クリス:よく寝ちゃうの?
エド:よく変なところで寝ちゃってた。
クリス:好きな科目は?
エド:イギリスの歴史。
クリス:夢は?
エド:パイロット。

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Guest : ASIAN KUNG-FU GENERATION


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NEWアルバム『マジックディスク』に込めた想いとは!?ASIAN KUNG-FU GENERATION登場。

クリス:文科系っぽいですが、サッカーが好きなんですって?
後藤:そうですね、サッカーは好きですね。
クリス:昨日(ワールドカップ・日本―オランダ戦)はどこでみたんですか?
後藤:昨日は自宅で見ました。
クリス:どうでした?
後藤:惜しかったですね。もう少しで引き分けでしたね。
クリス:試合があるときは、必ずどこかで見るんですか?
後藤:あ、でも暗い子なんで、ひとりで家で見ることが多いですね。
クリス:そうなんだ。スポーツバーとかでは見ない?
後藤:あの感じがあんまり得意じゃないんです。
クリス:喜多くんは?
喜多:ボクも家で見ますね。パブリックビューイングは行ったことないですね
クリス:なんで?
喜多:なんか雰囲気が、……怖いなって(笑)。
クリス:そんなW杯の真っ只中、アジカンのニューアルバム「マジックディスク」がリリースされます。すごいタイトルですが、これはどこから来たんですか?
後藤:そうですね、CDが売れないとかネガティヴなことばかり聞くご時世ですけど、ちゃんといい音楽を作って、隅々まで想いを張り巡らせておけば、また魔法のような音楽の力を取り戻せるんじゃないかって思いを込めて、マジックディスクというタイトルにしました。
クリス:先行シングルでいうと、これまでのアジカンには珍しいホーンとかシャッフルビートを採用してますけど、それはなんでですか?
後藤:なんかホーンってエネルギーがある楽器で、2010年代のスタートに相応しいと思ったんですよね。ファンファーレっていうか。
クリス:アジカンにホーンは珍しいよね。
喜多:初めてですね。
クリス:やってみてどうですか?
喜多:そうですね、非常に曲が華やかになったし大きい曲になりましたね。
クリス:ポップさは増しますよね。

クリス:で、ニューアルバムだけどアメリカでレコーディングしたんですよね。
後藤:2曲だけなんですけどニューヨークに行きました。
クリス:なんでニューヨークにしたんですか?
後藤:なんか今、ニューヨークのバンドってすごいいいバンドが多くて、その土地のエネルギーがあると思うんですけど、せっかくなのでそのフィーリングをもらえたらなと思って。
クリス:どれくらい行ってたの?
喜多:10日間ぐらいですかね。
クリス:けっこう充実した?
喜多:そうですね、レコーディングはレコーディングでガチっとやって、あとは写真撮影とかもせっかくなんでやったりして。
クリス:ニューヨークは住みやすい街?
後藤:ボクは好きでしたね。雰囲気が良かったですね。
クリス:いつごろいってたの?
後藤:2月です。
クリス:それじゃけっこう寒かったでしょ?
喜多:寒かったですね。予想以上に寒かったです。
後藤:ずっと氷点下で。
クリス:身にしみますよね。で、そのスタジオが、ジェイムス・イハさんが共同経営するスタジオだったそうですけど、イハさんとは会いましたか?
後藤:会いました。毎日こっそり日本のお菓子を差し入れてくれるんですよ。すごくいい方で。
クリス:なんでだろう。イハさんは日系アメリカ人でスマッシング・パンプキンズの元メンバーですけど、日本語ってしゃべるの?
後藤:日本語はしゃべってませんでしたね。全部英語でした。


番組恒例☆ピンポンボックス

◎ 歴史上の人物に会えるとしたら、誰に会いたい?
喜多:そうですね、坂本龍馬。
後藤:タイムリー過ぎる。
クリス:タイムリー過ぎますね。
喜多:はい。特に理由はないです。単純に会ってみたいですね。
クリス:福山雅治さんには会ってみたい?
喜多:そうですね、ぜひお会いしてみたいですね。
クリス:いろいろ聞いてみたいですよね。でもなんで今、龍馬がブームなんだろう?
喜多:なんでですかね?
後藤:ボクはわかりません(笑)。
喜多:ボクもブームに乗っかっていっただけなんで…。
クリス:喜多くんは乗っかるのが好き?
喜多:そうですね、流されやすいかもしれません(笑)。

◎ アーティストとしての夢は?
後藤:ボクはバンドを組む前からなんですけど、イギリスのグラストンベリーフェスティバルに出てみたいです。
クリス:おー、それはなんでですか?
後藤:やっぱり自分が音楽を好きになるにあたって憧れたイギリスのロックバンドたちが一堂に集うフェスティバルなんで。あといろんなステージがあるじゃないですか。民族的な音楽のステージがあったりして。
クリス:お客さんとして行ったことは?
後藤:ないんですよ。映画でしかみたことがないです。
クリス:あーでもグラストンベリーがフジロックのモデルですからね。でアジカンといえばフジロックの新人の登竜門、ルーキーステージからでたんですもんね。2003年でしたっけ?
後藤:そうですね。
クリス:それで今年も2006年に続いてグリーンステージに登場しますよね。何曜日でしたっけ?
後藤:日曜日ですね。
クリス:日曜日。晴れるといいですね?
後藤:そうなんですよね。
喜多:天気が変わりやすいですからね。

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