Guest : 星野源
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インストバンドSAKEROCKのリーダーにして、俳優、文筆業、映像作家でも活躍する星野源。ソロ1stシングルをもって番組初登場!
クリス:星野さんは地震のときにどこにいたの? 星野:札幌にいました。札幌のラジオ局の生放送の直前で控え室にいたんですけど、14階のビルの一番上だったのですごく揺れまして、慌てました。 クリス:ビルの中って独特だよね。札幌の街はどうだった? 星野:街自体は地震の前とさほど変わりはなかったんですけど、港が津波でけっこうやられてしまって。地震の次の日がSAKEROCKのライヴの予定で、機材を積んでいたフェリーが苫小牧の港につくはずだったんですけど、つけずに二日間ぐらい海にいなくちゃならなくて、結局ライヴも中止になってしまいました。でも海沿いの人はかなり大変だったと思います。 クリス:そうだよね。電話もつながらなかったんでしょ? 星野:そうですね、非常事態なので親に電話して繋がらなくて、レーベルのみんなも繋がらなくて、やっと親から掛かってきたんです。それで「大丈夫?」っていったら、母親が「ワタシは大丈夫だけど、あんた確定申告やったの?」って。 クリス:(笑) 星野:(笑)それ聞いてすごく安心しました。実際(確定申告は)やってなかったんですけど、日常がそこにあって、いつもどおりに注意してくれる母親がいて。そこから冷静さを取り戻すことができましたね。
クリス:地震の翌週の水曜日に『ラジペディア』の放送がありましたけど、どうでしたか? 星野:予定を変更して「苦しい時に笑えること」というテーマでやらせてもらったんですけど、被災地にいるのに外にいる僕らを笑わそうとしてくれるメールもあって、本当に大変なはずなのに。そういうメールを読んでホントに泣きそうになってしまって、ホントはボクが励ましたくてなにかしたくてやったラジオなのに、逆に励まされました。 クリス:スタジオでたくさん歌ったんでしょ? 星野:歌わしてもらいました。届くといいなぁと思って。そうしたらいろんな人から感想をもらって、ラジオってやっぱりいいなって思いました。
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