Guest : RHYMESTER
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ゲストは、日本のHIP-HOPシーンをひっぱるライムスター! ライムスが今伝えたいメッセージとは!?
クリス:ライムスター気付けば今年で結成22年目ですよ。 宇多丸:恥ずかしいですよね。 クリス:全然恥ずかしくないですよ。立派じゃないですか。素晴らしいですよ。 全員:(笑) クリス:それで前作『マニフェスト』からまだ一年も経ってないのに最新アルバム『POP LIFE』をリリースしましたが、短いスパンで出したっていうのはなぜなんですか? 宇多丸:前のアルバムの『マニフェスト』の手応えがすごくあって、二十ウン年目にしてものすごくモチベーションが上がっているという恥ずかしい状態になったので、このテンションをキープしたまま創れるなぁと思ったのでいってみました。 クリス:かなり『マニフェスト』からいいものもらって、相乗効果で? 宇多丸:俺たちまだ可能性あるじゃん!のびしろあるじゃん!って。40超えてるんですよ。恥ずかし〜! クリス:逆に40超えてるから味がでてるんじゃないですか?今回もすごくカッコイイですよ。 宇多丸:それあるかもしれない。若い時にあった自分の中の足かせを、今は自分で外せるようになったかもね。 MUMMY-D:それはあるね。 クリス:それで今回はグルーヴというか、腰を動かすよりもハートを動かそうみたいな、歌詞に着目しようっていうのがコンセプトなんですよね。 宇多丸:そうですね。言葉をちゃんと整理して、ほんとに普通の人にも届く表現ってできるかな?って。 クリス:ボクは刺さりました。 全員:ホントですか? クリス:アルバムの曲はタイミング的には、もちろん震災前に作ったんだと思うんですけど、例えば『そしてまた歌い出す』とか『Just Do It!』とか『Hands』とか、歌詞の意味がね。 宇多丸:そうなんですよね。自分で作っておいてなんですけど、音楽って状況が変わると、時折まったく違う意味とかニュアンスを持って立ち上がることがあるんですよね。 クリス:そうですよね。震災前と震災後で意味の聴こえ方が違う曲ってありますよね。 宇多丸:このアルバムの曲がちょっとでも役に立てればいいなって思いますね。 クリス:それでライムスターは『そしてまた歌い出す』のチャリティ配信もやってるんですよね。売上全てを義援金にしてるんですか? 宇多丸:そうでうね、わかりやすくこちらの収益金すべてを。もともと作ってあった曲なんですけど、ビックリするぐらいに今回のタイミングにあっちゃった曲になったので、少しでもそれが生かせればって。
番組恒例☆ピンポンボックス
◎先輩でこの人だけには頭があがらないって人いますか? MUMMY-D:えー?誰だろ?オレらあんまりわかりやすい先輩いないんじゃない? クリス:けっこう重鎮だもんね。 宇多丸:先輩いるんじゃない? MUMMY-D:あっわかりました。渡辺祐さんです。完全に佑さんひとりです。 クリス:なんで佑さんなんですか? 宇多丸:僕らが触れてきた80年代のサブカルっていうか、宝島文化の頂点にいらっしゃる人ですから、大先輩、間違いないですよ。 MUMMY-D:そうですよ。よかったよかった(笑)。
◎もう一度行ってみたい海外旅行は? JIN:インドネシアなんですけど、そこの地元の人しか行かないリゾートで360度全部海で、そこに立てるんですよ。 クリス:島ってことですか? JIN:島じゃなくて海面には出てないんですけど、珊瑚礁がそこだけポコンって隆起しててそこに立てるので、自分が海の中に立ってる状態になるんですよ。 MUMMY-D:怖くない? JIN:怖いよ。船行かないでねって(笑)。あれはちょっと面白かったですね。
◎子供のころの夢はなんでしたか? 宇多丸:あー、ボクが小学校の時に書いた夢は…すごく恥ずかしいこといいますよ。「映画監督」っていってましたね。 クリス:おー!映画監督! 宇多丸:カンヌ映画祭でグランプリを取るっていってましたね。 クリス:いくつの時ですか? 宇多丸:小学校6年のときですけど、それからまったくその夢に向けた努力はせずに今に至るって感じですね。 クリス:まったく撮ったことないんですか? 宇多丸:ないですね。それよりボク毎週映画評論めいたことをやってしまっていて、人の作品をボロカスにいってるんで、もう撮れません!もうできません! クリス:かなり辛口? 宇多丸:自分でやってみろっていわれるのがいちばん困るので、できません!
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