2011年05月01日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : ROCK'A'TRENCH


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六本木ヒルズけやき坂スタジオから公開生放送!
TOKIO HOT 100初出演のROCK'A'TRENCH(ロッカトレンチ)から
山森大輔とオータケハヤトが登場!

クリス:TOKIO HOT 100初登場ですね!
山森:念願の初出演です!
クリス:世間ではゴールデンウィークを迎えましたが、最近は忙しい?
山森:そうですね。今、僕らは全国各地でインストアライブをやっていて、昨日、一昨日も、それぞれ名古屋、大阪でライブをやってきました。実は今日もこの後、新宿のタワーレコードでライブを行う予定です。なので、仕事、仕事のゴールデンウィークですね(笑)

クリス:山森さんは最近、念願のスケボーを買ったそうですね(笑)?
山森:そうなんです。小学2年生のときからずっと欲しかったんですが、なぜかずっと諦めていたんです。でも30歳も超えて経済的にもスケボーの1つや2つは買えちゃう、ってことに気付いて(笑)それで先々週くらいに買ったんですが、買ったその日に近所のお店に飲み物を買いにいく時に使って以来、乗ってないです(笑)
クリス:なるほど(笑)でも、若い時は転んでケガしてもすぐに治るけど、30歳を超えるとなかなか治りづらいよね。
山森:そうなんです。なので、最初に乗った時も軍手にニーパッドも付けてフル装備で挑みました(笑)
クリス:サーフィンとかスノボーとかはやった事あるの?
山森:サーフィンは1回だけやった事があります。スノボーは3、4回ありますね。
クリス:どっちも数に入らないじゃない(笑)スケボーもやめておいた方が良いんじゃないの(笑)?
オータケ:今度リハの時に乗って来てもらいます(笑)
山森:じゃあスタジオの中で滑ってどんなもんかお見せします(笑)

クリス:先週、ニューシングル『日々のぬくもりだけで』がリリースされましたが、この曲は作曲がオータケさんで、作詞をギターの豊田さんが担当しているんですよね?
オータケ:はい、そうです。
クリス:基本的にロッカトレンチはいつもどうやって曲を作っているんですか?
山森:だいたい僕かハヤト君(オータケ)がデモを作ってきますね。今回、豊田君が初めて作詞に挑戦してくれました。
クリス:どちらかというとオータケさんが作った曲がシングルになる事が多いみたいですね?
オータケ:僕は昔から歌モノの曲が大好きで、最初に始めた楽器も実はギターだったんですよ。それで弾き語りとかをしてたんで。
クリス:じゃあ、作曲はギターでやるんだ?
オータケ:そうですね。
クリス:山森さんからみてオータケさんの作る曲の特徴って何ですか? 
山森:彼の作る曲はUKっぽいサウンドが多いですね。逆に、僕はアメリカン・ロックが凄く好きなので、そういう曲作りになります。
クリス:UKとUSロックの大きな違いって何ですかね?
山森:コード進行もそうですし、メロディーの取り方、符割りにも大きな違いがあると思います。
クリス:最終的にはどちらが煮詰めていくんですか?
山森:基本的にデモを持って来た方が最後まで責任をとってまとめていきますが、その過程で、メンバーでアイディアを出し合って「絶対、このほうが聴いてくれる人の心に届く!」って議論しますね。
クリス:新曲の『日々のぬくもりだけで』は3年くらい温めていた曲だそうですね?
オータケ:3年前くらいには一通り歌えるくらいまでアイディアはできていたのですが、それをバンドで昇華するにあたって当時はまだ上手くまとめられなかったんです。
クリス:それは、どうして?
オータケ:バンド内で、説明ではなく感覚的に音楽を合わせる力って、やっぱりそれなりに年月も必要だと思うんです。シンプルなほど、伝わる曲を作るのは難しいですし。当時、バンドを結成して2年を超えたくらいで、まだまだ甘い部分があったという事ですね。
クリス:この曲の『ドン・ドン・パッ!』というビートはクイーンの『We Will Rock You』を彷彿とさせて、心が高ぶりますね!
山森:お察しの通りです(笑)。スウィートながらソウルの要素を取り入れたラブソングというのは初めての試みだったんですが、アフリカン楽器を持って『ドン・ドン・パッ!』と思い切りやりましたね。

クリス:ロッカトレンチはいつ結成したんですか?
山森:2007年です。
クリス:じゃあ、まだそんなにがっつり歴史のあるバンドというわけではないんだね。
山森:そうですね。最初にまず僕と、トロンボーンとキーボードを担当している畠山とでロッカトレンチを結成したんです。そこで他のメンバーを捜していたんですが、当時、他のバンドでベースを弾いていたハヤト君(オータケ)にドラムとしてサポートに入ってもらっていたんです。それで、どうしても正式なメンバーになってもらいたくて頼んだんですよ。
クリス:その時はどうやって口説かれたんですか?
オータケ:当時、他のバンドでベースとしてどちらかというと退廃的な陰のあるロックを演奏していたんですが、そのライブを二人が見に来て声をかけてくれたんですよ。それで、二人を僕の家に招いた時に、長渕剛さんのDVDを彼らに見せたんです。「僕はこういう音楽も好きなんだ」って。
山森:そこで3枚目のDVDに突入したあたりで「あ、これは夜が明けちゃうな」って思って、話を切り出してバンドに誘ったんです(笑)。
オータケ:最初は迷いましたけどね。だって僕がベースを弾いてるのしか見た事ないのにドラムとして勧誘してくるんですから。変わった人たちだな、って(笑)でも変わってる人たちが好きなんで興味を持っていったんです。
クリス:へー、ドラムを叩いてるところを見た事がないのに誘ったんだ?
山森:サポートとしてドラム叩いてもらった事あるって最初に言ったじゃない(笑)!
オータケ:え?あ、そうか(笑)。
クリス:えー(笑)。言ってることメチャクチャじゃない(笑)。おかしいと思ったよ。
山森:僕もビックリですよ(笑)。
オータケ:いやー、僕の中では正式にバンドに参加してからがドラムとしての活動のスタートだったのでそれ以前の事はすっかり忘れてしまっていました(笑)。
山森:やっぱりメンバーじゃなかった時は、心ここにあらずだったんでしょうね(笑)。ただ叩いてるだけ、みたいな(笑)。
クリス:バイト感覚だったんだね、きっと(笑)。でも、じゃあホントに色んな楽器が演奏できるんだね。
オータケ:そうですね。鍵盤楽器はあまり弾かないですが、それ以外は高校の時から弾いてましたから。

クリス:今日スタジオで生演奏していただいた『優しい風』はチャリティー配信されていますが、この曲はどんな思いで作ったんですか?
山森:あの震災の後って色んな物が不確かで、電気だってどれだけ使って良いのかもわからないし、音楽で目の前の人をすぐに助ける事もできないし、すごく葛藤していたんです。でもやっぱり僕らはミュージシャンですし、今は楽曲を配信してくれるので微力ながらも僕らの音楽で力になれれば、と願いながら作りました。

クリス:今後、対バンイベントもあるそうですね?
オータケ:そうなんです。同じバンドマン同士、仲間なんですがライバルでもあって、他のバンドに負けずに自分たちの音楽にお客さんを引き込ませる事ができるか、今から相当燃えています!
山森:自分たちの演奏もそうですが、基本的に自分たちが「カッコイイ!」と思っているバンドを対バン相手にしているので、演奏前に彼らの音楽を聴くのも楽しみですね。

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Guest : Rake


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六本木ヒルズけやき坂スタジオから公開生放送
仙台生まれ、仙台育ちのRakeがTOKIHO HOT 100初登場!

クリス:仙台生まれ、仙台育ちという事ですが、震災の時はどちらにいたんですか?
Rake:ちょうど家にいました。今までに経験した事のないような揺れで、とても怖かったです。家の外に出たりして、必死でしたね。
クリス:僕たちは被災当時、東京にいたので、テレビなどで東北の悲惨な状況を知る事ができましたが、実際、被災地の方々は電気も通っていなかったわけで、情報確認などができなかったんですよね?
Rake:そうなんですよ。僕のいた所でも1週間ほど停電していましたし、電気が復旧した後にテレビで津波の被害状況などを見て愕然としましたね。それに、それ以前にラジオで自分の住んでいる地域の近くまで津波が押し寄せています、っていう情報を聞いていても、テレビなど目で確認できるものがないと「まさか、ここまで水がくるはずがない」と勝手に感覚的に思っちゃうんですよね。

クリス:Rakeさん自身には今回の震災はどのような影響をもたらしましたか?
Rake:震災後、被災地では水を確保するのが困難になったり、食料の不足などとても大変な状況が続いていますが、そんな中で物資を譲り合ったり、忙しい日々の中で日本人が忘れかけていたお互いを思いやる気持ちを再認識することもできました。自然の前で人は儚かったり脆い存在かもしれませんが、つながりや思いやりという部分が僕らのたくましさになっていくと思うし、人の優しさや温もりを改めて感じましたね。
クリス:4月27日から『FREE LIVE 〜This is Rake〜』を行われましたが、演奏にはなにか変化はありましたか?
Rake:そうですね。やっぱり僕もまだ気持ちの整理がついていない部分もあって、「どうやって歌ったら良いんだろう」「どうやって表現すれば良いんだろう」という葛藤もあったのですが、お客さん達が温かく迎えてくれて改めて音楽ができる喜びも感じましたし、色んな思いが込み上げてくるステージになりました。
クリス:歌を歌う人は特にエモーショナルな部分って大事じゃないですか。やっぱり今の精神的な部分っていうのがとても影響しますよね。
Rake:そうですね。歌っていて本当に色んな思いが込み上げてきて、気持ちが先行してしまって上手く歌えないこともあったのですが、それも含めて今の自分の音楽ですし、改めて一生懸命これからも歌っていきたいって再確認できました。

クリス:曲を聴くと現在のRakeさんの音楽はウェストコースト色というかサーフロックのような響きがありますが、聞くところによると昔はハードロックバンドをやっていたそうですね?
Rake:やってました(笑)そのバンドではギターを担当していて、Dream Theater やMr.Bigの曲なんかを演っていましたね。僕らの世代的には、パンクロックとかハードコアが流行っていたんですが、バンドのメンバー達はテクニカルロックが好きでそういう曲を演奏していたんです。でもいざ譜面を持ってくると13連譜とかざらなんですよ(笑)もう一種の修行のようなものでしたね。

クリス:小さい頃から英語も得意だそうで、デビューする前は塾の講師をされていたんですよね?
Rake:そうなんですよ。小学校から高校生まで、楽しく教えていました。

クリス:仙台在住のMONKEY MAJIKとは同じ事務所ですよね?
Rake:そうです。良い兄貴っていう存在ですね。いつもくだらない話から先輩としてのアドバイスまでいろいろと教えてくれます。今もボランティアにあたっていて、「日本が僕らにサクセスを与えてくれたから、今度は僕らが日本のために何かしたいんだ」って。本当に素晴らしいアーティストですよね。
クリス:彼らとは英語で会話するんですか?
Rake:まあでも、メイナードは日本語ペラペラですからね(笑)ブレイズはちょっとまだ苦手そうなので英語で会話してますね。

クリス:生演奏していただいた『First Sight』はどんな曲ですか?
Rake:一目惚れについて歌った曲です。聴いてくれた方が『一聴き惚れ』してくれると嬉しいです(笑)。
クリス:ギター上手いよね!やっぱりDream Theaterの修行が効いてるんじゃないですか(笑)?
Rake:ありがとうございます(笑)。修行の日々が思い出されますよ。
クリス:この楽曲を含む1stアルバム『First Sight』が発売延期となっていましたが、6月1日のリリースが決定しました。こちらはどういったアルバムになっていますか?
Rake:去年デビューしてからいろいろなところで弾き語りやライブをさせてもらったのですが、 本当に多くの方々とお会いして彼らからエネルギーをたくさん頂いたので、それを今の僕なりの渾身のサウンドにぎゅっとまとめた全12曲が収録されています。ジャンルもロックからR&Bまでバラエティーに富んだ一枚となっていますので、皆さんぜひ聴いてみてください。また、このアルバムの発売を皮切りに、全国ツアーもスタートします。そちらにも遊びに来てくださいね!

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