2011年06月12日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : JUJU


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J-WAVEの番組でナビゲーターも務めるJUJUが1年ぶりに登場!
彼女が今伝えたいメッセージとは?

クリス:今、放送ブースに入ってくる前に、中で交通ニュースを読んでたアナウンサーの木次さんに圧倒されんだって(笑)?
JUJU:もう木次さんにゾッコンです、私(笑)。
クリス:交通情報喋ってるのを見るのは初めてなの?
JUJU:初めてです。今私が座ってるこのイスの所で喋ってましたけど、まだ鳥肌が立ってます(笑)。
クリス:この番組、他の部分ではだら〜っと喋ってるけど、木次さんの部分だけはビシッとするんですよ。だから僕もそれまでは適当に喋ってたのに急にビシッとした声で『続いては交通情報です。〜木次さん、どうも有り難うございました。』ってなるんだよね(笑)。あと、木次さんの型っていうのがあって、ちょっとこう斜めで読むんですよ。
JUJU:斜めでしたよね!それがかっこよくて、しびれました。
クリス:でもあなたの曲もカッコいいじゃないですか。
JUJU:ありがとうございます。
クリス:最近はどうなんですか?
JUJU:最近は動物のことばかり考えてます(笑)。
クリス:どういうこと?
JUJU:ずっと猫ばかり飼ってたんですけど、犬の凄さというか犬と猫がこんなにも違うんだなっていうのを最近気付いたんですよ。
クリス:え、犬を飼い始めたの?
JUJU:あの大きな声ではいえないんですけど、みたいな…(笑)。 
クリス:ああ、なるほどね。まあ、カリスマドッグトレーナーにハマっているということで(笑)。どう違います、犬と猫は?
JUJU:犬ってホントに従順ですよね。猫はどちらかというと気まぐれじゃないですか。うちの猫は名前を呼んだらちゃんと寄ってくるし、わりと犬っぽさのある猫だと思ってたんですけど、犬対飼い主っていうあの図式は猫にはないな、と思って犬って凄いなぁ、と。
クリス:なんか社長と社員みたいな関係ですよね。主従関係というか(笑)。
JUJU:ホントですよね。逆に猫は「じゃあ、いいわよ」みたいな(笑)。「エサもいらないわよ」みたいな態度ですもんね。私の友達って犬を飼ってる人が多いんですよ。それでこの間、代々木公園に行ってきたんですけどドッグランをやってたんですよ。あの規律は猫には無理だなと思いますよね。
クリス:それは犬社会の規律?それとも飼い主との間の規律?
JUJU:両方ですね。飼い主との間はもちろん、犬同士の間でも規律があるように見えましたね。

クリス:JUJUさん自身は加圧にハマってるって聞きましたけど?
JUJU:そうですね。凄くスッキリするんですよ。
クリス:加圧って血流を締め付けるんですよね?
JUJU:そうです。その状態でトレーニングをするので乳酸がよりたまって、成長ホルモンが分泌されるらしいんですよ。それが美肌効果などにつながるみたいです。男性にも良いと思いますよ。
クリス:でもね、あんまり男性がやりすぎると女性のような肌艶になっちゃうらしいんですよ。「イヤ〜ン」みたいな(笑)。もちろんたまにやるのはとても良いと思うんですけどね。

クリス:先週リリースされた新曲『また明日...』ですが、ドラマの主題歌ということですけれども、今回は原作を読まれてからこの曲を作ったんですよね?
JUJU:そうです。韓国でベストセラーになっている小説が原作なんですけど、それを読んでから制作に入ったんです。親子の話なんですけど、自分を犠牲にしてでも守りたいっていうものが、私もまだ子供もいないしよくわからない部分があるので凄いなって思いましたね。ドラマも一視聴者として毎週見てますけど、原作とは多少違った部分もあるのでこれからどうなっていくのか見逃せないですね。
クリス:このタイトルの『また明日...』って言葉は、震災後でまた響きますよね。
JUJU:そうですね。この曲を書いた1月くらいの時とはまた違う意味を持ったな、って気がします。「また明日」って普段使い慣れてる言葉ですけど、でも実は当たり前の言葉ではないな、っていうことに気がつけたら、目の前にいる人をもっともっと大切にできるんじゃないかな、と思いますね。

クリス:来月にはニューアルバム『YOU』が発売されますが、これはなぜこういうタイトルになったんですか?
JUJU:聴いてくれる『あなた(オーディエンス)』と『私』のアルバムにしたいなって思ったんです。今までアルバムを3枚出させていただいてるんですけど、今までの作品はどちらかというと自己紹介的な部分が大きかったんです。 「私はこういう人間ですよ」とか「私はこういう音楽が好きですよ」とかちょっとでも私のことを知ってもらえれば、という思いが強かったんです。でもアルバム『JUJU』で100%のそれより上でも下でもない等身大の自分を表現できたと思うので、 今回は私の紹介は置いておいて、私と、聴いてくれる人たちが一緒になって歌えるようなアルバムにしたいなって思って『YOU』というタイトルになったんですよ。
クリス:今作では自身で2曲作詞されてますけど、それ以外は他のソングライターの方が書いた曲ですよね。それもコンセプトの一部なんですか?
JUJU:おすですね。楽曲の中でも私一人で作るんじゃなくて、新しい作家さんだったりとの関係を築いたり、色んな方に曲を書いていただくと、自分でも気がつかなかった感情に気付けたりもするので、そういうのも大切にしたいなって思ったんです。
クリス:僕ももう聴かせてもらったんですが、とてもいいアルバムですよね。アルバム全体に流れがあるというか。
JUJU:そうなんですよ。今回、アルバム全体を通して一人の人の恋愛だったり、失恋だったり、家族への思いだったり、 その人の人生のサントラのようなアルバムに仕上げたんです。

番組恒例★ピンポンボックス
◎実は今狙っている資格、もしくは勉強したいことは?
JUJU:これずーっと言い続けてる気がするんですけどフランス語ですね。
クリス:なんでフランス語なんですか?
JUJU:子供の頃から凄く憧れていて、私の夢が“フランス語なまりの英語”を喋ることなんですよ(笑)。小さい頃に見たんですけど、フランスから来た小さな女の子がイギリスだかアメリカだかの英語圏の修道院でお手伝いをするというアニメがあったんですよ。その女の子の喋り方がかわいくて、かわいくて(笑)。
クリス:私の知り合いにそういう人いますよ。フランス語は喋れないんですけど、英語をフランス語なまりみたいに喋るんです。
JUJU:いやらしい(笑)。
クリス:いやらしいでしょ(笑)?スーパーフランスフェチなんですよ(笑)。

◎家の中で一番落ち着く場所は?
クリス:これ以前も聞いたっけ?
JUJU:聞かれましたけど、最近新しい落ち着き場所があってキッチンなんです。
クリス:キッチン!?いいとこ住んでんのね(笑)。
JUJU:いや、そんなことないですけど(笑)。料理してると無心になれるので、雑念とか邪念もなく落ち着いてる気がします。
クリス:じゃあ、料理は好きなの?
JUJU:好きですね。毎日必ずどこかで作りますね。
クリス:レシピも自分で開発するの?
JUJU:開発しますね。というかレシピ見ないですね。適当料理です。

◎自分の性格で直したい所は?
JUJU:私、ものすごいヘタレなんですよ。
クリス:ヘタレ?
JUJU:ものすごい恐がりのヘタレなんです。すべてに対して恐がりなんでしょうね。人見知りだし。
クリス:でもアルバムでも自己紹介をして自己主張したり、ライブとかもするわけでしょ?
JUJU:だから昔はライブが凄く苦手だった時期もあったんですよ。お客さんが全員敵に見えるぐらいステージに上がるのが怖いときもありましたね。ライブは昔から楽しいは楽しいんですけど、始まる前とかは緊張しまくってます。

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Guest : ゴスペラーズ


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The Gospellersが10年ぶりに登場!
彼らが今伝えたいメッセージとは?

クリス:前回番組に登場していただいたのが10年も前になるんですね。
村上:これだけ長いこと番組が毎週続いてるって凄いですよね。
クリス:そうなんですよ。この番組ももう23年目になるんですけど、ゴスペラーズは結成17年目になるんですよね?
村上:そうですね。
クリス:村上さんと酒井さんは以前も来ていただきましたが、北山さんは番組初登場ですね。
北山:よろしくお願いします。
クリス:北山さんはアカペラでは一番低いパートを担当されていますが、これはどうやって決まったんですか?
北山:僕はもともとそんなに声が低いわけではなかったのですが、サークルに入った時に「お前、喉仏デカイからきっと低い声出るようになると思うよ」ってリーダー(村上)に言われて、それからほぼ毎日リーダーが家に泊まりにきて、ピアノ弾きながら特訓してくれたんですよ。
村上:『千本ベースノック』みたいな感じで(笑)。
北山:それで一回気管支炎になったりしながら、2ヶ月くらいかけて改造された感じですね(笑)。
クリス:そうなんですね。僕も喉仏デカイんですよ。
酒井:あ、やっぱりそうなんですね!
クリス:うん。だからそういうことなんですかね?
北山:楽器がデカイってことなのかもしれないですね。
クリス:なるほど。
村上:実際には体も楽器ですけど、結局の所、ボーカリストは声帯ですからね。それが大きければやっぱり低い声が出る可能性は増えますよね。
クリス:そうか。じゃあ、お互いモノがデカイっていうことでね。
北山:なんか良いですね、それ(笑)。
村上:悔しいなぁ、なんか(笑)。
酒井:俺、ちっちゃいみたいですよね(笑)。
クリス:ちなみにどれくらい低い声が出るんですか?
北山:鍵盤にすると、レコーディングの時は下のドの音くらいまで出すときがありますけど。あー、あー、んー、んー。このくらいまでですかね。
クリス:俺もやってみよう。あー、んー。
村上・酒井・北山:低っ(笑)!!

クリス:ゴスペラーズはもともと早稲田大学のアカペラサークル出身ですけど、サークル内で序列とかあるんですか?
北山:サークル内の先輩・後輩関係はそんなに厳しくないんですけど、とにかくこの村上てつやっていう先輩はとにかく怖かったです。例えばサークル内で会議とかあるじゃないですか。全員が集まっているのに、わざと遅れてくるんですよ。それでみんなが真剣に話してると、急にバーンってドアが開いて、重そうなカバン持って入ってきてそれを机にドカーンとおいてイスにドカッと座るわけですよ。そうすると、もうみんなさっきまで話してたことどうでもよくなって「村上さんはなんて言うのかな」って見るんですよ。
クリス:威圧が凄かったんだ。
村上:それ絶対ハモリとかやるキャラじゃないじゃない(笑)。
酒井:なんであんな風だったの?
村上:ちがうちがう。誇張してるだけだよそれ(笑)。
酒井:でも合宿の時、俺たち下級生を砂浜で一列に並ばせて、相撲で投げ飛ばしていったじゃないか!なんであんな風だったんだ(笑)?
村上:欲求不満だったんじゃない(笑)?
クリス:けっこうSキャラなの?
村上:そんなことないですよ。僕、Mキャラですよ(笑)。今も昔も、アカペラサークルは他の音楽サークルに比べて若干線が細いんですよ。
酒井:優しい感じがしちゃうんだよね、集まる人が。
村上:だから「もうちょっと騒ごうよ!」っていう感じだったんですよ。

クリス:ニューシングル『NEVER STOP』は村上さんが作詞作曲された曲ですが、新しい曲のパート分けっていうのは、もう17年もやっていると「あ、ここは俺だな」とかすぐにわかるんですか?
北山:大体どの曲も、まず全員がそれぞれリードボーカルになって録音するんですよ。それをみんなで聴いてみて「じゃあ、どこを誰にしよう」って決めるんですけど、それでも時々意見が分かれるときはリーダーに任せたりしますね。
村上:正解がわからないじゃないですか、音楽の場合は。例えばサッカーだったらどっちの選手を使うか迷って、試合に負けたらその選択が間違いだったとか言い易いじゃないですか。ホントに難しいんですよ。
クリス:この曲は震災前に書いた曲なんですか?
村上:そうです。ほとんど震災前に書いた曲で、3月12日に最終レコーディングの予定だったんです。それでイントロだけ、11日の夜に必死になって仕上げてたんですけど、まあでも、やっぱり集中はできなかったですよね。歌詞もスーパーポジティブな内容なので、震災が関係しているかのように思われてしまう部分もあるんですが、そういうわけではないんです。15周年が終わってから初めてメンバーが全部曲を書いたオリジナルアルバムなので、自分達が上がれる曲を作ろうと思ったんです。「みんな頑張ろうよ!」っていうのは何か当時は嘘くさい感じがして、歌っている中で自分達に問いかけるようなものを作った方が、聴いてくれる人たちにもいいのかな、と。
クリス:この『NEVER STOP』も入ったニューアルバム『ハモリズム』も先日発売になりましたね。
村上:そうなんです。ごくごくたまに、『ハモリズム』をリズムの方に捕らえてしまう人がいるんですけど、そうではなくて『ハモリ』と『イズム』で『ハモリズム』なんです。
クリス:ハモリ道ってことですね。2年半ぶりのアルバムということになるんですけど、何枚目になるんですか?
北山:オリジナルだけで考えて何枚目だっけ?
村上:わかんない(笑)。10ちょっとじゃない?
酒井:誰もわかんない(笑)。
北山:10ン枚目くらいですかね(笑)。
酒井:途中ちょっと毛色の違うコンセプトアルバムみたいなものも出しているので、何枚目なのかな?というところがあるんですよね。
北山:15周年が終わって17年目に入った今、改めて「ゴスペラーズって何?」って話し合ったんですけど、やっぱりハモリだろうってことになって、今回のアルバムを作るにあたってよりハモリにフォーカスして、それを活かして世界にある様々なジャンルの音楽をハモリというテーマで渡り歩いていこう、ということになったんです。 
クリス:結構、振り幅も大きいですもんね。
村上:まだまだ全然足りないんですけど、そのコンセプト自体はまだまだこれからキャリアを積み重ねていく上で楽しんでいけるかな、と思いますね。

クリス:ニューアルバムの発売を受けて全国ツアー『ゴスペラーズ坂ツアー2011〜2012“ハモリズム”』も始まります。秋からスタートして来年の1月まで44都市49公演というかなりヘビーなツアーになってますけども、声ってやっぱりセーブしないといけないんですか?僕もやっぱりナレーションなんかやってると「これ以上出ないな」みたいな時があるんですけど。声も有限じゃないですか?
酒井:「売り切れ!」みたいになっちゃう時もありますね。
クリス:どうやってセーブするんですか?
北山:歌もそうですけど、ゴスペラーズだとクロストークでがんがん喋っちゃうんでトークで疲れちゃうときもあるんですよね(笑)。
酒井:そうなんですよ。最近、喋りの方が多くなってきちゃって(笑)。
村上:悪い情報しか伝わってないじゃないですか(笑)。
クリス:わかる、わかる。慣れてくるとだんだん歌で聴かせるよりも、トークで笑いとってやろうみたいになってくるんだよね(笑)。
酒井:中堅の悪い所なんですよね(笑)。
村上:ハモろうな(笑)。


番組恒例★ピンポンボックス
◎カラオケに行ったら歌う曲は?
北山:最近は秦基博さんの『藍』という歌を良く歌いますね。
クリス:それは低めで歌うんですか?
北山:いや、高めで。
村上:彼は結構、高い声出るんですよ。意外と透明関係な声なんです。でもカラオケで秦君の歌を歌うってモテたいオーラ出し過ぎですよね。
酒井:ははは。
北山:なるほど、そうなるか。
クリス:まあ、やらしいね。
北山:まあ、やらしいことは認めます。

◎あなたが持っている自慢の有名人のサインは?
村上:これは禁じ手かもしれないですけど、ロサンゼルスのチャリティーオークションで僕が落札したモノなんですけど、一本のバットに王貞治さんとハンク・アーロンのサインが入ってるんです。
クリス:へー、すごい!
村上:日米ホームラン王ですよ。これがなぜか、その時僕が思っていたよりも「え、これでいけるの!?」っていうお値打ち価格で落札できたんですよ。
酒井:まあ、チャリティーオークションだもんね。
クリス:そういうのもあったのかもしれないね。

◎最近読んだ本、もしくは映画でおすすめは?
酒井:マンガなんですけども、最近映画化もされた『テルマエ・ロマエ』っていうのがあるんですよ。ローマ時代の風呂設計士が、現代にタイムスリップしてしまうという話なんですけど、映画版の主役が阿部寛さんで、阿部さんの顔が凄くローマ人っぽいんで期待してるんですよ。
クリス:阿部さんがそのローマの風呂設計師役?
酒井:そうです。

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