Guest : ハナレグミ
★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。
夏フェスでも大活躍、ハナレグミ・『ちゃかちー』こと永積タカシさん登場!
クリス:今年の夏は色んなフェスに出られましたよね? 永積:そうですね。『FUJI ROCK FESTIVAL ‘11』も大きなグリーンステージでやったり、『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2011 in EZO』もトリでやったリだとか、今年は大きい所で結構やりましたね。 クリス:何本くらい出たんですか? 永積:フェスでいうと4本くらいですかね。最初は横浜の『GREENROOM FESTIVAL 11』に出て、それからフジ、ライジングサンに出て、それから『ARABAKI RCK FEST.11』に出ましたね。 クリス:どうでした、今年の夏は? 永積:やっぱりフェスが気持ちよかったですね。フジロックもステージから見る景色がすごい良くて、演ってる側もすごく気持ちがいいステージなんだなって思いましたね。 クリス:ARABAKIでは非常に多くの人がステージに立ったんですよね?スチャダラパーのBOSEさん、タップダンサーの熊谷和徳さん、クラムボンの原田郁子さん、元SUPER BUTTER DOGのメンバーと本当に多くの方と一緒にステージに立ったそうですが、どうでした? 永積:もうサーカスみたいで(笑)。やっぱりタップダンサーのカズ(熊谷)とか、踊れる人がいるだけで鳴る音が違うというか、演奏する側も気持ちが変わるんだなって思ったり、他の素晴らしいアーティストの方々と同じ時間を共有できた事が楽しかったですね。
クリス:新曲の『オアシス』はどこで一番最初に披露したんですか? 永積:フェスではGREENROOMが最初でしたね。 クリス:このタイトルはどこから? 永積:友達のドラマーのPすけと一緒に曲を作ったんですけど、そのPすけが葉山に住んでたんですけど、葉山に『オアシス』ってあるの知ってます? クリス:ああ、知ってますよ。オシャレな海の家ですよね。 永積:そうです。彼がその海の家がすごく好きで、僕もよく遊びにいったりしててすごく好きだったんで、そのオアシスを含めあの辺りの事を歌った曲ですね。 クリス:ハナレグミというと“静”と“動”といいますか、元気な曲としっとりした曲がありますけど、これは完全にパーティーチューンですよね。そして今度の水曜日には5枚目となる最新アルバム『オアシス』も発売されます。この“オアシス”って言葉は永積さんにとってどんな意味があるんですか? 永積:やっぱりこう、砂漠の中にパッとある水辺なわけじゃないですか。一言でいうと歓喜ですかね。見つけた喜びもあるし、そこにたどり着くまでの紆余曲折もあるし、悲喜こもごもの悲喜じゃないですけど、その両方があってこそたどり着く場所っていう気がしますね。 クリス:この最新アルバムの中にも、さっきも言ったようにしっとり聴かせてくれる曲から、エッチな曲まで色々ありますよね(笑)? 永積:ありますね(笑)。 クリス:出来映えはどうですか? 永積:今回、自分のレコーディングスタジオを作るっていう所からスタートしてるんですよ。だから今までのレコーディングよりも、レコーディングに入るまでの時間を長く取れましたね。 クリス:タイムスケジュールに縛られないレコーディングになったんですね。なんで自分のスタジオを作ろうと思ったんですか? 永積:以前SUPER BUTTER DOGをやってた頃はメンバーとアイディアを話し合う時間があったんですけど、ソロになった時にその時間を作る事がなかなかできなくて、その場所を持つっていう事がもう一人メンバーを持つってことになるのかな、と思って作ったんですよね。 クリス:でもミュージシャンにとっては、自分のスタジオを持つっていう事は一つの夢ですもんね。 永積:そうですね。自分声が結構でかくて、家で練習すると苦情が来ちゃうんですよ(笑)。まあそういう意味でも、音を出せる場所はずっと欲しいなとは思ってたんですよね。 クリス:そのマイスタジオの名前が「ちゃかちー」だそうですがこの名前はどこから? 永積:これはタイに行った時に、僕、名前がタカシって言うんですけど、現地で自分の名前をいったら「ちゃかちー」って聞こえたみたいで、タイ語では「くすぐる」って意味だったらしいんですよ。それが面白いなって思ったのと、自分の音楽はくすぐるようなものになればと思うんですよね。聴いて考え方を変えられるとかっていうよりは、聴いてくれた人の心をくすぐって、その瞬間何かが飛んでいくような、今までの時間が一瞬ちょっと変わるような音楽が自分にはちょうどいいのかなと思って、すごくつながったんですよね。 クリス:「ちゃかちー」でレコーディングしてみて音質とかにも変化はあった? 永積:そうですね。やっぱり場所っていうのも楽器なんだなっていうのがすごく分かって、場所の形によって響きが違ったり、それに今回アナログの音をすごく入れたくて、アナログのテープレコーダー借りてきて録音したりしたんで、特に弾き語りの曲なんかは自分の思っているような音にすることができましたね。
番組恒例★ピンポンボックス
◎また行きたい旅先は? 永積:モロッコ行きたいですね。5年くらい前に一度行ったんですけど、また行きたいですね。 クリス:それはなんで? 永積:モロッコって元々、ジミ・ヘンドリクスとかジム・モリソンとかがいたような所で、音楽がすごく盛んな町があるんですけど、そこにグアナ・ミュージックっていうのがあるんですよ。もう一度その音楽を聴きにいきたいなって思って。 クリス:やっぱり未だにボヘミアンな雰囲気は残ってるのかな? 永積:どうなんですかね。でもやっぱりヨーロッパの人とかバックパッカーの人はすごく多いですね。なんか変に洗練されてなくてアフリカの音楽が上手く融合されているというか。ライブハウスもいっぱいあって、現地のアフリカのミュージシャン達が夜な夜な演奏してるんですよ。 ◎最近気になる人は? 永積:やっぱり少女時代ですね(笑)。 クリス:やっぱり少女時代だよね! 永積:少女時代好きなんですか(笑)? クリス:大好きですよ。よくあんなに粒ぞろいなメンバーが揃いましたよね。素晴らしいですよ、ホント。私、サマソニで見たんですけどもう人がパンパンでしたよ。 永積:僕、代々木第一体育館観に行きましたよ。 クリス:曲は何が好きですか? 永積:『Oh!』って曲が好きですね。マニアックなんですけど。 クリス:僕は『GENIE』が好きですね。
◎家の中で一番癒される場所は? 永積:今、家の中が半端無く汚くて(笑)。 クリス:それは、なぜ? 永積:全然掃除してないんですよ。洗濯物が山積みになってて(笑)。家の中に落ち着く場所が無いんで、今、友達の家によく居候させてもらってるんですよ(笑)。 クリス:もっと奇麗にすればいいじゃん!掃除下手なの? 永積:そうですね(笑)。 クリス:誰か掃除してくれる人はいないんですか(笑)? 永積:いないですね(笑)。
ハナレグミの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!
|