2011年10月09日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : THE BAWDIES


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初の武道館公演も控えるTHE BAWDIESからROYが登場!

クリス:Roy君達はホントによく働くわ(笑)。忙しいでしょ、今?
ROY:そうですね(笑)。まあ、ツアーの真っ最中ってこともあって、体がライブモードですね。
クリス:ROY君は自分でメモ帳とかにスケジュールを書いて管理してるの?それとも誰かに管理してもらってるの?
ROY:管理してもらってますね。自分で考えると、分かんなくなっちゃうので。
クリス:そうだよね。今やってるツアー『LIVE THE LIFE I LOVE』も、6/12の札幌から、一週間に少なくとも一回、多い時は二、三回ライブやってるもんね。それが11月の終わりまで続くんでしょ?大丈夫、体?
ROY:でもやっぱりロックンロールバンドは生で音を伝えていくのが一番素晴らしい事だと思うので、それこそ僕らはインディーズの頃からツアーは結構やっていたので、こういう体になりつつありますね。
クリス:ファイナルの11/27日は発の武道館公演という事でおめでとうございます。
ROY:ありがとうございます。 
クリス:どうですか、武道館でやるっていうのは?
ROY:武道館っていったら誰が見ても聖地だし、45年前にビートルズが来日して初めて生でロックンロールを伝えてくれた場所だと思うんですよね。だから日本においては武道館からロックンロールの歴史が生まれたといってもいいんではないかと僕らは思っていて、だからこそそのロックンロールを継承していきたいという思いが凄くあるので、その武道館でライブが出来るというのは凄く意味合いの深い事だなと思いますね。
クリス:そうだよね。芸能人の人でいったら、「徹子の部屋」か「テレホンショッキング」に出るようなものだもんね。「徹子の部屋」は出た事あったっけ?
ROY:まだないですね。何も喋れなくなっちゃいそう(笑)。

クリス:10/19にはニューシングル『RED ROCKET SHIP』がリリースされますが、これはどんな曲なんですか?
ROY:前作は、自分たちのルーツややってきた事を前面に押し出して、すごくどっしりとしたアルバムが作れたなと思ったんですけど、次はルーツミュージックに捕われず、自由に新しい事にチャレンジしてみようと思っていたので、今回現代のロックンロールを表現する為にドラムの音を打ち込み的な音にしてみたんですよ。本当に打ち込みにしてしまうとTHE BAWDIESではなくなってしまうので、“打ち込み的”な音を生で叩いてもらったんです。例えるなら、亡くなってしまったエイミー・ワインハウスの曲なんかは、音は現代っぽいんだけど、そこに彼女のソウルフルな声がのってくる事で現代のソウルミュージックというかっこいいものが生まれてきていたので、それをTHE BAWEDIESで出来ないかなと思ったんですよ。
クリス:なんかSteppenwolfっぽいよね。『Born To Be Wild』とか『Magic Carpet Ride』みたいなノリで。
ROY:ありがとうございます。ソウルミュージックからロックに入っていく感じですよね。
クリス:前もいったけど、ROY君の声って桑田佳祐さんと、ジョー・コッカー、ジョン・ケイの声をブレンドしたような声だよね。
ROY:いいとこどりですね(笑)。
クリス:でも顔と声が全然一致しないよね(笑)。みんなビックリするでしょ?
ROY:最近は結構慣れていただいたっていうのも変ですけど、最初の頃は顔と声が一致してなくて気持ち悪いっていわれた事もありましたね。
クリス:でもBAWDIESの曲の英語はいいですよね。シンプルで分かりやすいし。シンプルになりすぎてもダメなんだけど、そうはなっていないし。やっぱりその方が伝わる物があるよね。
ROY:ありがとうございます。

クリス:ROY君はソロでも12/8に行われる『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライブ 2011』に出演されます。これは今年で10回目を迎えるライブで、オノ・ヨーコさんの呼びかけで世界の恵まれない子供達に学校をプレゼントするというチャリティーライブなんですが、ROY君にとってジョン・レノンってどんな存在ですか?
クリス:親近感が湧いたっていうとおこがましいんですけれども、彼のバンド内での立ち振る舞いというかキャラクターに、自分と凄く似た所を感じるんですよね。影響を受けたっていうのとは違う気もするんですけど、彼の映像とかを見るとまるで自分を見ているような懐かしいような、不思議な気分になるんですよね。
クリス:ベースを弾いて歌うから、一見、ポールなのかなって思っちゃいますけどね。
ROY:そういわれますけどね。でもメンバーにいうと凄く理解してくれるんですよね。とにかくビートルズの中ではジョン・レノンという人に対して特別な思い入れがあるので、立ち位置としてはジョンの立ち位置でありたいなと思いますね。
クリス:ポールもジョンもポップスの天才だけど、正統派のポールに対して、ジョンはいい意味でひねくれてるというか、汚しを入れたり隠し味を入れるのが好きっていう所がありますよね。
ROY:THE BAWDIESとして武道館のステージに立ったすぐ後に、今度はジョンのライブでまた武道館のステージに立てるという事に凄く運命的なものを感じていて、日本でロックンロールを継承していく者の一人として、とても意味のある事だと感じてるんですよ。
クリス:どっちのステージが大事ですか?
ROY:どっちも大事です!やめてくださいよ、その質問(笑)。

ROY:僕ら、学生の頃はスポーツに夢中だったっていうのもあって、音楽にハマったのが遅かったんですよ。そういう人って、僕らの世代は結構多いと思うんですけど、そういう方々って、ビートルズがロックンロールバンドだっていうのは知っていても、『Let It Be』とか後期のイメージが強くて、シャウトしてるジョンとかあまり知らない人も多いと思うんですよ。
クリス:デビュー前の音源とか聞くと、結構リズム&ブルースしてるもんね。

クリス:武道館ライブへの意気込みは?
ROY:武道館ライブはTHE BAWDIESにとってもとても大きな一歩となるステージになると思いますので、皆さんに楽しんでもらいたいというのはもちろんなんですけど、良ければ一緒に祝ってもらいたいなと思いますね。

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