Guest : 斉藤和義
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45歳を記念してアルバム『45 STONES』を発表、斉藤和義さんが登場
クリス:フジロックでお会いしましたよね? 斉藤:バッタリ会いましたね。 クリス:番組にはほぼ1年ぶりのご登場ですが、最近はレコーディング漬けの生活で大変だと聞きましたが? 斉藤:そうですね。 クリス:ニューアルバムのレコーディングから、さらにそれとは別にドラマ主題歌も手がけているそうですけど、そっちは出来たんですか? 斉藤:もう出来ましたね。 クリス:ちなみにタイトルは? 斉藤:『やさしくなりたい』という曲なんですけど、松嶋菜々子さんが出てるドラマの主題歌ですね。 クリス:映画のサントラも手がけてるそうですけど、それはどんなやつなんですか? 斉藤:伊坂幸太郎さん原作で中村義洋監督の『ポテチ』という映画のサントラなんですけど、以前もこのタッグで2本映画を作っていて僕が音楽を担当していたんですけど、そのコラボ第三弾って言う感じですね。 クリス:じゃあやっぱり今忙しいんですね。 斉藤:そうですね。でも、映画のサントラも昨日でほぼ録り終えたんで、ちょっとホッとしましたね。
クリス:最近ネットで楽器をいろいろと物色してるって聞いたんですけど? 斉藤:まあ、結構前からそうなんですけどね。今、ちょうどこの間いいのを一本見つけてしまいまして、届くのを待っている所ですね。 クリス:それはどういったサイトで見つけるんですか? 斉藤:ネットオークションですね。色んな物がある中で楽器の所を選ぶとばーっと色んなのが出てきて。 クリス:それは国内ですか?海外ですか? 斉藤:海外ですかね。 クリス:海外の方が今安いですよね。 斉藤:そうなんですよね。安いですし、珍しいのもいっぱいあるし。まあでも、基本はエロサイトばっかり見てますけどね。 クリス:ですよね。そればっかりは男はしょうがないですもんね。 斉藤:便利な世の中ですよね(笑)。 クリス:スパイウェアだけには気をつけてくださいね(笑)。プライベートがバレちゃいますから。 斉藤:まあでも、もうバレちゃってますからね(笑)。
クリス:話は夏のフジロックに戻りますけど、盛り上がりましたね。フジロックは何回目だったんですか? 斉藤:フジは2回目でしたね。 クリス:お客さんの反応はどうでした? 斉藤:良かったですよ。凄い盛り上がったし、ちょうど俺が演ったときは晴れて、気分よく出来ましたね。 クリス:ずっと雨でしたもんね。僕も木曜日から月曜日までいたけどほとんど晴れ間なかったですからね。その中でホントに斉藤さんのときだけ晴れてましたもんね。晴れ男なんですか? 斉藤:ここ4、5年ほとんどないですね。基本的に晴れますね。
クリス:ニューアルバム『45 STONES』が10/19にリリースとなります。その中でも『ウサギとカメ』がJ-WAVEでもよくかかっていますがこれはどんな曲なんですか? 斉藤:これは、この「ウサギとカメ」というタイトルで曲を書こうというのは前から考えていたんですが、3.11の時にもスタジオにいたんですけど、その日は大変だからってことで帰ったんですが一応次の日も集まったんですよ。そしたらその日にそこで一気に曲がブワーっと湧いてきて出来たのがこの曲ですね。 クリス:今回、けっこうどの曲も色んな想いが湧いてきてかなり短時間で仕上がったって聞きましたけど、曲をかくときって毎回バッとできる方なんですか? 斉藤:最終的にはバーッとできるんですけど、そこに行くまでが長いですね。 クリス:なるほど。でも今回は、ああいう大事件があったからこそ比較的瞬時に色んな想いがワッと出てきたって事ですかね? 斉藤:そうですね。 クリス:以前、『35 STONES』というアルバムを出されて、45歳になった今年、この『45 STONES』を出されたわけですけども、率直に怒りをあらわにしたアルバム? 斉藤:それもあるし、震災後に作っていたので、その時の気持ちがそのまま出た感じですかね。 クリス:やっぱり震災以降、アーティストもメディアも含め、タブーというか触れてはいけない部分というか、あまりそっちに行きたがらない節もあるんですが、その中で斉藤さんはロッカーらしく思った事をそのままどーんと言ってるのがあっぱれだと思いますね。 斉藤:いや、その分怒られたりしますけどね(笑)。 クリス:そうなんですか(笑)。でもフジロックでも『ずっと好きだった』の替え歌を歌ったときも凄かったですもんね。会場もドッカン、ドッカン湧いてましたし。やっぱりみんなが思ってた事を代弁してくれたって感じたんじゃないでしょうか。 斉藤:ですかね?まあ、、、ね。怒られました(笑)。 クリス:他にも『猿の惑星』など結構痛烈なメッセージを歌ってますけど、これは今やってる映画とは関係ないんですよね(笑)? 斉藤:全く関係ないですね。たまたまです。 クリス:あの「ウーキキッキ!ウーキキッキ!」っていう所はピンクレディーから来てるんですか(笑)? 斉藤:いや、全く。言われてみればそうですね(笑)。これは中村達也といっしょに作った曲で、彼がウーキキッキって言ったらいいなっていうような想定もあって出来たんですけどね。 クリス:アルバムの仕上がりはどうですか? 斉藤:まあまだ冷製に聴けないような所もありますけど、45歳の日記みたいな部分もあるし、だいたいどのアルバムもその時その時の気持ちを表現してきたので、社会情勢などが反映されて出てきてるものなので、このタイミングで作るとこういうアルバムになるなってことですかね。 クリス:フジロックでお会いしたときも小さいお子さんを連れてたじゃないですか。やっぱりお父さんとしては一言言いたくなりますよね。 斉藤:シャレにならないですからね。 クリス:今言わないと始まらない事ですからね。
番組恒例★ピンポンボックス
◎親孝行した想いでは? 斉藤:高校の時に、初めて近所の工場でアルバイトした時に、初めてもらったお給料から1万円親に上げましたね。 クリス:親孝行じゃないですか。 斉藤:そのお金は今も使わずにとってあるみたいですね。 クリス:美談じゃないですか。これは将来的に歌になるんじゃないですか?『最初のツェーマン(1万円)』とか『父さんへのツェーマン』みたいな(笑)。 斉藤:なりますかね(笑)。
◎持っている有名人のサインは? 斉藤:憂歌団のメンバー全員からサインしてもらったのがありますね。あとは、サインとかあまりもらわないですからね。 クリス:僕もあまりもらわないんですけどね。前に、ジミー・ペイジにインタビューした時にギター持っていってサインしてもらおうと思ったら断られましたけどね。以前、サインしたらネットークションに出されてたみたいで。それからもうサインしたくなくなったそうですよ。 斉藤:でもボブ・ディランとかもサインしないって言いますもんね。でもおネエちゃんがサイン頼んだら快くしてたって聞きましたよ。 クリス:それはあるかもしれませんね。野郎にはしないみたいな。 斉藤:気持ちはよくわかりますけどね。 クリス:斉藤さんもそんな感じですか? 斉藤:そうです。
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