2011年10月30日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : MONKEY MAJIK


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「SEND愛」を続けるMONKEY MAJIKからメイナードとディックが登場!

クリス:今月16日に地元仙台でチャリティーライブ「SEND愛」の仙台公演を行いましたがいかがだったでしょうか?
メイナード:やっと地元で「SEND愛」できましたね。電力事情や会場など直前までいろいろと問題もあったんですけどね。僕らはどうしても「ここでライブをしたい!」ところがあったんですよ。セキスイハイムスーパーアリーナっていう所なんですけど。ここも数ヶ月前までは遺体安置所として使われていたんですが、そこがこうやってイベントスペースとして復活したっていう事もとてもシンボリックでしたね。
クリス:それは感慨深いものがあっただろうね。ところでこの仙台公演には親交のあるアーティストの方々も出演してくれたんですよね?どんな方達が出られたんですか?
メイナード:ほとんどがもう友達、フレンズで、まずLOVE PSYCHEDELICO、事務所の後輩であるRake、細美武士さん、中田裕二さん、そしてわざわざアメリカからElliot Yaminさんも来てくれましたね。
クリス:彼はアメリカンアイドル出身ですよね。確かシーズン5くらいだっけ?
メイナード:クリスさんはさすがに詳しいですよね(笑)。
クリス:進行役をやらせてもらいましたからね。ちなみに、改めまして、この「SEND愛」というプロジェクトはどんな思いで行ったんですか?
メイナード:初めてこの「SEND愛」について考えたのは、震災から1ヶ月後くらいに、震災後初めて4人で集まったときなんですね。それまでの1ヶ月間はそれぞれ個人活動してたんですけど、その中で4人で何か出来ないかとか、MONKEY MAJIKだからできることがあるって思ってたんです。そこでやっぱりチャリティーライブって話が挙がってきたんですけど、ブレイズが絶対に「SEND愛」っていう名前にしたい!って言ったんですよ。”Send Love”って凄くいい名前だしみんなすぐに気に入って。
クリス:そのまんまだもんね(笑)。
メイナード:そうそう(笑)。それでやっぱり地元でやりたかったんだけど、それには1年くらいかかるかもしれないということで、まずは関西の方から始めて、クリスさんにも寄付してもらったインターネットでの募金だったり、色んな活動を起こして続けていこうっていうプロジェクトなんですね。僕ら自身も仙台出身だし、今も仙台に住んでいるので、これからもずっと考えていかなければいけないプロジェクトなので長く続けていこうと思っています。
クリス:最初は地元でとてもライブが出来る状態じゃなくて関西からスタートしたって言ったけど、もうすぐ震災から8ヶ月が経とうとしてる今、仙台はどのくらい復興しているの?
ディック:仙台の街中だと、壊してしまうか直した所がほとんどなので、見た目にはだいぶ元に戻ってきた印象はあるんですけど、やっぱり被害の大きかった沿岸部の方はまた違う話で、復興に向けての一歩目が踏み出したばかりか、まだ踏み出せていないような地域もいくつかありますね。建物の事だけじゃなくて、そこに暮らしていた人々の生活の事を考えると、まだまだ元に戻っていない所が多いですね。
メイナード:どんなによくなってもね、仮設住宅で暮らしている人々もやっぱり落ち着かないというか、次のステップはどこなのかっていう不安が凄くあると思うんですよ。目で見えない部分で、まだまだみなさんのチカラが必要ですね。
クリス:メイナードが言ったようにセカンドステップはあるけど、この先にまだまだサードステップもフォースステップもあるわけで、まだまだ復興に向けての動きが必要ってことですよね。

クリス:10/26にMONKEY MAJIKのニューシングル『Headlight』をリリースされましたが、 僕この曲のPV見たんだけど、あのおじいちゃんは昔を懐かしんでるの?
メイナード:まあ、そういうことですよね。色んなとらえ方はあると思うんですけど、それが一番ストレートな見方ですよね。
クリス:このPVでは、ひとりのおじいちゃんが昔の写真をスライドショーで見ていて、その写真っていうのが被災地で頑張っている人たちの姿だったり、笑顔だったりが映っているんですよね。この曲に込めた思いっていうのはどんなものだったんですか?
ディック:やっぱりMONKEY MAJIKとして被災後初めて出すシングルという事もあるんで、それまでのMONKEY MAJIKの曲って日常から生み出されているものばかりなんですけど、震災もその日常の一部の中にあるわけで、僕らが日々思う事や今の僕らの思いがいっぱい詰まった曲になっているので、聞いてくださったみなさんが色んな思いを馳せてくれれば嬉しいなと思います。
クリス:この曲はなんで『Headlights』じゃなくて『Headlight』なんですか?
メイナード:夜、道歩いてて車が急に来た時に、「うっ」って一瞬固まって動けなくじゃないですか。その車のヘッドライトから曲を作り始めて、そこからだんだんみんなを照らすライトの光に意味が広がっていって出来た曲なんです。
クリス:なるほどね。震災が起きてみんなの時間が、生活が固まってストップしてしまった所を、希望の光であるヘッドライトが照らすっていう事だね。
メイナード:その通りです。
クリス:この曲なんですが、被災者に笑顔を届け、震災を風化させない事を目的とした「東北笑顔プロジェクト」のテーマソングという事ですよね?
ディック:やっぱり笑顔って力になりますよね。ボランティアやお手伝いに行った時なんかでも、被災された方々も笑顔なんですよ。笑いながら「どこから持ってきたんだ?」っていうような食べ物を持ってきて「食べな、食べな」って勧めてくれたり(笑)。ホントに笑顔ってチカラになるんだなぁって実感しますよね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎初恋はいつ?その子の名前は?
ディック:俺、全く記憶にないんですけど、幼稚園を卒業するときの冊子みたいなのを見ると、なにちゃんだったかな(笑)、しずかちゃんじゃないですけど、「好きです」って書いてありました(笑)。
クリス:いくつぐらいのときですかね?
ディック:幼稚園なんで、5、6歳のときですよね。ただ全く記憶にないんだよね。それを中学生くらいのある時にその冊子を見返して、発見したんですよ。
クリス:ちなみにメイナードは?
メイナード:初恋ですか?僕、2年生のときなんですけど、名前言っていいのかな(笑)?カナダだから大丈夫か。ジョゼ・ラヴィトゥワって子だったんですけど、2年生から、向こうは中学がないんで8年生のときまでずっと付き合ってましたね。ファーストラブでもあって、ずーっと長く付き合ってた女の子ですね。
クリス:なるほどね。初恋でもあって、初めてのリアルな彼女でもあったんだ。なんだっけ、名前は?
メイナード:ジョゼ・ラヴィトゥワ(笑)。

◎自分の性格で直したい所は?
メイナード:たくさんありますね(笑)。最近では、早く寝て早く起きる生活に戻したいですね。忙しいって言っちゃうんですけど、実際は怠けてるんじゃないかって思う事もあるんですよね。起きないし、しかも起きないから結局、夜寝れないっていう(笑)。
クリス:なるほど。スケジュールをストイックに管理したいってことですね。もし何もなかったら何時くらいに寝るんですか?
メイナード:結局、朝の4時とか5時まで起きててもおかしくなくなってきちゃってて、早くても2時くらいまで起きてますね。

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