Guest : MADEMOISELLE YULIA
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話題のDJマドモアゼルユリアが番組初登場!
クリス:番組には初登場ですけど、昨日もファッションズナイトアウトのイベントでお会いしましたよね。 ユリア:そうですね。DJしてました。 クリス:アルバムも出たし、忙しいでしょ? ユリア:おかげさまで。10〜12月はイベントも多いんで。 クリス:特に今年は、春先に企画されてイベントが震災で全て中止や延期になって、それらが今また企画され始めてるっていうね。あんまり寝てないでしょ(笑)? ユリア:そうですね。最近あまり寝てないですね(笑)。
クリス:DJ、シンガー、モデル、デザイナーと色んなことをされてますけど、音楽のキャリアっていつスタートしたの? ユリア:中学生の時に友達とバンドを組み始めて高校まで6年間活動してたんですけど、メンバーがロンドンに行くということで解散しちゃったんですよ。それで、一人でも出来る音楽活動ということで何となくDJを始めたんです(笑)。 クリス:なんで一緒にロンドンいかなかったの?親が許してくれないとか? ユリア:その時あんまり目標がなかったんで、「行きたいだけで行ってもダメじゃない?」って親に言われて。 クリス:その当時のバンドはどんな音楽をやってたんですか? ユリア:すごく幅広くて、それこそビートルズもやったし、と思ったらクラフトワークもやったりとか、本当に何でもやりましたね。 クリス:それは結構オリジナルに忠実にやってたの? ユリア:いや、自分たちの解釈で結構変えてましたね。 クリス:どんなバンド編成だったんですか? ユリア:私がギターボーカルで、ドラム、もう一人のギター、ベースの女の子4人組バンドでしたね。 クリス:キーボード無しでクラフトワークやったんだ? ユリア:その時は、もう一人のギターの子がキーボードをやってくれましたね。 クリス:じゃあ、どちらかというとロック畑なんですね? ユリア:そうですね。ロックばっかり聴いて育ちました。 クリス:どんなの聴いてたんですか? ユリア:ロカビリーみたいなやつとか、ラモーンズとか、結構バンドでカバーしやすいやつを聴いてましたね。 クリス:ロカビリーだったら例えば誰を聴いてたの? ユリア:私はジーン・ヴィンセントが好きでしたね。 クリス:そうなんだ。なんか、今のスタイルとは違うような気もするけど。 ユリア:そうですね。 クリス:ちなみにUKに行ったみなさんは達者ですか? ユリア:達者にしてます(笑)。 クリス:まだUKなんですか? ユリア:まだUKですね。大学卒業して、洋服屋さんを始めたりしてます。 クリス:話し戻りますけど、じゃあやっぱりDJを始めたキッカケっていうのは、バンドを解散した時に一人で出来る物を模索していたからなんですか? ユリア:そうですね。友達がパーティーをやってて、そこでやってみなよっていわれて。もともとバンドとしてそのパーティーに参加してって言われてたんですけど、ちょうど卒業のシーズンだったのでバンドで出るのは難しいってことになって、それならDJでいいじゃんってことになっちゃったんですよ。何も分からないまま再生ボタン押してみる、みたいな(笑)。最初はすごくテキトーでしたね。 クリス:プレイヤーからDJに転身ってことは、やっぱり音をつなぐっていうよりも、サンプラーとかシンセとかを使って自分で音を作っていっちゃうタイプですか? ユリア:私はマッシュアップがすごく好きで、だからこそ今では最初の頃出来てなかったのがすごく悔しいんですけど、とにかく最初はレコードを買ってきて練習してましたね。 クリス:どこで育ったんですか? ユリア:東京です。
クリス:J-WAVEでもよくかかってますけど、ニューアルバム『MADEMOWORLD』に収録されている『GIMME GIMME』。すごくキャッチーな曲で、あとPVもすごくかっこいいですね。 ユリア:ありがとうございます。 クリス:このPVはどこで撮影したんですか? ユリア:これはパリで録って来ました。パリにあるル・シガールという100年くらい続いてるクラブというかライブハウスみたいな所があって、そこで撮影させてもらいました。 クリス:ユリアちゃんが先頭になって女の子たちが練り歩くわけですよね。 ユリア:ちょっと悪そうなね(笑)。 クリス:そうそう(笑)。でも本当に、聴けば聴くほどもっと聴きたくなる、そんなナンバーですよね。そのアルバム『MADEMOWORLD』、かっこいいですね。カッコいいんだけどカッコつけてない所がカッコいいですね。 ユリア:ありがとうございます(笑)。 クリス:ポップなんだけど月並みじゃなくて、気合いの入った一枚だなと感じましたね。結構時間かかったんですよね? ユリア:そうなんですよね。このリード曲の『GIMME GIMME』とかは、実はもう2年前くらいから録り始めていましたね。 クリス:このアルバムはm-floのVERBALがプロデュースしてますし、VERBALといえばもうユリアちゃんのメンターの一人だと思いますが、曲作りに関してはユリアちゃんの仲間が手がけてるんですよね? ユリア:そうですね。私がDJで出来ないことをやりたいなって思って、80’sとか90’sやロカビリーみたいな歌える音楽を作りたいって言って、信頼しているトラックメーカーの友達たちを一緒に作っていきましたね。 クリス:聞く所によると、海外の友達もたくさん参加してるみたいで、すごくインターナショナルな仕上がりだよね。 ユリア:そうですね。音の感じとか。 クリス:VERBALからはどんなアドバイスがありました? ユリア:このアルバムを作り終わった当初は、だいたいの曲が英語で出来ていて、VERBALさんに「これ、日本語に変えた方がいいんじゃない?」って言われて。それでVERBALさん特有の日本語への変え方っていうか、英語で聴こえてたような感じで、日本語に変わってるみたいな。。。 クリス:なるほどね。一瞬、英語かって思うけど、よく聴いてみると日本語だったっていうね。 ユリア:そういう日本語への変換を提案してくれて、そしたら曲がよりキャッチーになって、外人の人が聴いても面白いんじゃないかなって。
番組恒例★ピンポンボックス
◎初めて観に行ったライブは? ユリア:自発的に観に行ったっていうのでは、サマソニみたいなフェスなんですけど、記憶に残ってる一番古いのは、矢沢永吉さんのライブですね。 クリス: それいくつの時? ユリア:たぶん3歳とかです。 クリス:3歳ね。 一人で切符とか買って? ユリア:いや、お父さんと一緒に(笑)。 クリス:そりゃ、そうですよね(笑)。 ユリア:お父さんが矢沢永吉さんをすごく好きで、なんかお父さんが急に「出る!」って言い出して、どういうことだろうと思ってたら、矢沢さんの『SOMEBODY’S NIGHT』って曲のPVにお父さんが出てて、矢沢さんの後ろで踊ってたんですよ(笑)。それで、「誘われたから行こう」って。 クリス:なんでお父さんは永ちゃんの後ろで踊ってるの? ユリア:私もよく分からないんですよね。 クリス:お父さんは何してる人? ユリア: お父さん、美容師なんですけど、だからなおさら分からなくて(笑)。
◎今、勉強したいと思っていること、取りたいと思ってる資格は? ユリア:資格でいえば免許ですね。 クリス:忙しくて取りにいけない? ユリア:忙しいというか、取りにいきたいなと思っていて、そのままずるずるまだ行けてない感じですね。なんかDJした後とかに、バイクとかで帰れたら楽かなって。 クリス:なるほど。でもこれは結構時間かかりますからね。 ユリア:そうなんですよね。
◎有名無名問わず、ノンジャンルで今一番気になっている人は誰? ユリア:結構昔から気になってて最近更に気になりだしちゃったんですけど、引田天功さんですね。 クリス:プリンセス・テンコーさんですよね?それはなぜですか? ユリア:まず見た目がすごく気になるじゃないですか。見た目でまずパフォーマンスしてる所が、勉強できるなと。 クリス:なるほどね。見せ方みたいな部分でね。 ユリア:そうですね。服装とか仕草とか。あとあのキャラ設定とかすごいなって。 クリス:別に幽体離脱しようとかそういうことではないんですよね(笑)? ユリア:そういうことではないです(笑)。
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