自分の“道”を見つけよう！新曲『FIND YOUR WAY』をリリースした”MiChi”が登場！

クリス：２年半ぶりの登場ということですが、元気してました？風邪とかひいてません？
MiChi：元気ですよ。風邪も全然ひいてないですね。
クリス：お酒は飲んでます（笑）？
MiChi：お酒はちょっと飲んでます。
クリス：ちょっとですか？
MiChi：…結構飲んでますね（笑）。
クリス：ワイン党なんですよね？
MiChi：ワイン大好きですね。まあ、何でもいいんですけど（笑）。
クリス：何でもいい！ウチのおふくろみたいですね（笑）。「何飲みます？」って聞かれると「アルコールが入ってたら何でもいいわよ。」って言うんですよ。

クリス：今年ももう残り１ヶ月を切りましたが、今年は日本中の人や世界中に住む日本と何らかの関わりを持つ人々にとってすごく大変な年だったと思うんですけど、振り返ってみてどうでした？
MiChi：あっという間だったような、すごく長かったような不思議な感じなんですけど、やっぱり３月の震災後、皆さんそうだと思いますけど、いろいろなことを考えましたし、もちろん自分の音楽で何を本当に伝えていきたいのかって言うことも真剣に考えた一年でした。
クリス：MiChiは震災後、多くのミュージシャンたちが音楽で何かチカラになれないかと行動を起こしたように、いちはやく『ONE』という曲をネットでアップしましたよね？
MiChi：そうですね。震災の２日後くらいかな？勝手に（笑）アップしまして。
クリス：勝手に（笑）。もうプライベートでアップしたってことですね。どうですか、周りは優しく受け止めてくれましたか？
MiChi：まあ、なんとか。やっぱりああいう状況だったので、ここはもう見逃そうって言う感じでしたね（笑）。
クリス：見逃そう（笑）。
MiChi：まあ、ちょっと時間が経ったら消しなさいって言われたので消したんですけど。しばらくはそのままアップされてましたね。
クリス：まあ、あの数週間はすべての常識とかが吹っ飛んだわけですからね。被災地も行かれたんですよね？
MiChi：震災の１ヶ月後くらいかな？女川と石巻に４日間ほどいたんですけど、むこうでガレキの撤去とか泥かきとか、炊き出しも１日だけやりました。
クリス：現地に行くとよりリアリティというか、自分との境が無くなるもんね？
MiChi：やっぱりテレビで見てるだけだと、もちろんそれでもかなりショッキングなんですけど、現地
に行くと現実にリアライズしますね。景色があまりにもすごすぎて、映画のセットみたいに見えて来るんですよ。
クリス：それ、わかる。自分の中にああいう景色がインプットされてないからね。海岸沿いなんか何キロにも渡って何もないわけじゃない。だから、あれを見てもピンと来ないんだよね。
MiChi：そうなんですよ。だからすごくショックでしたね。でも本当に感動したのは、現地の人たちがすごく前向きだったんですよ。いつも笑顔で「ありがとねー！」って、逆にこっちに何かを与えたいって言う気持ちでいてくれてすごく感動しましたね。
クリス：人間の強さと言いますか、本当に大変な時に本当の真価が問われるという事でしょうね。

クリス：11/30にニューシングルがリリースとなりましたが、タイトルは？
MiChi：『FIND YOUR WAY』です。
クリス：”MiChi”（道）だけに『FIND YOUR WAY』。
MiChi：そうですね（笑）。
クリス：そういう意味も含まれてたんですか？
MiChi：いや、特にそういうわけではなかったんですけど（笑）。そういうことにしておきましょうか（笑）。
クリス：いいじゃないですか。”あなたのミチを探しなさい”、”あなたの道はどんなミチ？”（笑）。で、この曲は歌詞をMiChiが書いて、トラックはフレドロさんという方だそうですが、どんな方なんですか？
MiChi：スウェーデン人で、今、ニューヨークに住んでるんですけど、実際に私がニューヨークに行ったり彼がこっちに来たりということはなかったんですよ。直接連絡を取り合ったのは、曲が出来上がったあとで、彼がツイッターで私を見つけてくれて「いい感じだね！」ってコメントをくれて。だから一緒に作った感みたいなものはあまりないんですよね。
クリス：今、みんなそういう作り方するよね。お互い喋ったこともない同士みたいな。まさに２１世紀型の新しいスタイルですよね。この曲の詞を書いたときはどんな状況だったんですか？
MiChi：先は明るいと信じたいっていうそんな気持ちだったのかも。やっぱり生きてると楽しくなかったり大変なこともあるけど、絶対また笑える日は来るし、その日の為に今日また頑張っていこうって言う思いを込めた曲ですね。
クリス：発売日にはイベントライブでこの曲を披露したということなんですけど、どうでした？”初・人前歌い”だったんでしょ？
MiChi：そうですね。実はこの曲、MiChiにとってすごいチャレンジだったんですよ。いつもよりちょっとキーが高くて、ずっとその高い所で歌いっぱなしなので結構難しくて、レコーディングも１６時間とかスタジオにこもってやってたので、それを人前で初めて歌うってことで緊張したんですけど、まあなんとかギリギリ（笑）。
クリス：じゃあ、ちょっと歌い方を変えた？
MiChi：変えたというか、もうやたら練習して、高いキーを楽に出せるようにした感じですね。すごくいいチャレンジでした。
クリス：MiChiのシングルには毎回、カップリングに”反則カバー”が入ってますが、今までにアブリル、オフスプリング、ニルバーナ、クラウデット・ハウスなどをカバーされてきましたが、これらは毎回自分の好きな曲を？
MiChi：そうです。本当にその時歌いたいと思った曲や、好きな曲を歌っている感じですね。全然深い意味はないんですよ（笑）。
クリス：でもどっちかっていうとはっちゃけ系ロックが好きだよね？
MiChi：そうですね。
クリス：で、今回は『Just The Way You Are』、ブルーノ・マーズバージョンということですよね。
MiChi：これはもう本当に最近話題になった曲なので、やっていいのかなっていう気持ちもあったんですけど。でも、すごく素敵なメッセージじゃないですか。「Just The Way You Are」、”君はそのままで完璧だから”って女性が一番聞きたいような（笑）言葉だと思うんですけど。
クリス：さっきピッチの話が出てたけど、この曲は逆に歌いやすいんじゃない？
MiChi：歌いやすいんですけど、この曲もちょっとキーをあげてギリギリの所まで持っていったので。
クリス：ブルーノ・マーズがもともと男性にしては高い声だもんね。

番組恒例★ピンポンボックス
◎最近ハマっているものは？
MiChi：海外ドラマかな？
クリス：何を見てるんですか？
MiChi：いまさらなんですけど『LOST』ですね。
クリス：いまさら『LOST』！
MiChi：結構、昔のですよね（笑）。
クリス：昔だよ。オチは知ってるの？
MiChi：オチ、知らないですよ。言わないでくださいよ（笑）？
クリス：言わないけど、今、どの辺りを見てるの？
MiChi：今、シーズン３か４くらいかな？６まであるんでしたっけ？
クリス：いやー、今、君に言いたいことは山ほどあるけど、言わない方がいいでしょうね（笑）。
MiChi：あんまり海外ドラマとかにハマる方ではないんですけど、『LOST』だけは続きが気になって仕方がないですね。でも寝る前に見ると必ず悪夢を見るんですよね（笑）。
クリス：”夢”ねぇ。まあ、それも、うーん、いやー、話を知っている人は私が何を言わんとしているか分かると思いますけどねぇ。
MiChi：えっ、なんですか？全部夢だったとか？
クリス：さあ、次の質問に参りましょう（笑）。

◎カラオケで歌う曲は？
MiChi：カラオケあんまり行かないんですけど、行くと結構歌うのが小林明子さんの『恋におちて』ですね。
クリス：それはお母さんが聴いてたから？
MiChi：多分、お母さんが聴いてたから知ってたと思うんですけど、あの切ない感じが好きなんですよ。
クリス：最近はどんな音楽聴いてるんですか？
MiChi：最近はほとんどUKですね。BIRDYとかED SHEERANとかよく聴いてます。二人とも１５歳と２０歳ってすごく若いのにどんどん今、出てきてるんですよね。
クリス：今、アーティストの年齢どんどん下がってますからね、ジャスティン以降は。
MiChi：レベルが高いですよね。

◎一番最初に観に行ったライブコンサートは？
MiChi：一番最初は確か、マッド・キャリーズっていうパンクロックバンドだったんですよ。多分誰も知らないと思うんですけど、マンチェスターに観に行ったんですよ。有名な所で言うと、ステレオフォニックスですね。フィーダーが前座でやってて、メインがステフォで。
クリス：何年前ですか？
MiChi：１６歳とかだったから、もう１０年前くらいですね。
クリス：ステレオフォニックスは比較的新しい感じもするんですけど、もうそんなにやってるんですね。
MiChi：最近あんまり聴いてないんですけど、大好きですね。

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