世界73ヶ国でデビュー！話題の原宿ガール、きゃりーぱみゅぱみゅが登場

クリス：おいくつなんですか？
きゃりー：29日が誕生日で、19歳になります。
クリス：昨年はすごく忙しかったんじゃないですか？
きゃりー：そうですね。いろいろな事にチャレンジした一年でした。
クリス：現代の”原宿のポップアイコン”と呼ばれていますけど、もともとは読者モデルだったんですよね？
きゃりー：そうです。原宿を歩いてたら写真を撮られて。それから雑誌には１年くらい出ていたんですけど、高校卒業してからプロデューサーの中田ヤスタカさんが主催する「TAKENOKO」っていう未成年者のための健全なクラブイベントにDJとして参加してたんですよ。もともとファンだったんですけど、中田さんとお話ししてるうちに「面白そうだし、今新しい事探してるから歌とかやってみない？」ってお話を頂いて、デビューが決まりました。
クリス：そもそも「TAKENOKO」でのDJはどういうキッカケで始めたんですか？
きゃりー：それは友達に「DJやってみようよ！」って誘われたんです。
クリス：どういう曲をまわすんですか？
きゃりー：私は「魔法使いサリー」とか昔のアニメの曲を繋いだんですけど、めちゃくちゃヘタクソなんでこれからどんどん上手くなっていきたいなと思ってるんですけど。イベント自体は、お酒もタバコも無しの健全なイベントなので、純粋に音楽が好きな高校生の子たちがいっぱい来ますね。

クリス：昨年８月に中田ヤスタカさんプロデュースのミニアルバム『もしもし原宿』でデビューしましたが、それ以前も結構テレビに出てませんでした？
きゃりー：なんやかんや出てましたね（笑）。８月にデビューしてからは音楽番組にも出させてもらって楽しいですね。
クリス：収録曲『PON PON PON』のYou Tubeでの再生回数がなんと1300万回！すごいよね！
きゃりー：もう「誰が見てるのか？」ってくらい。
クリス：あのリンプ・ビズキットのボーカル、フレッド・ダースもファンを公言しているそうですけど、フレッド知ってます？
きゃりー：実は知らなくて、後々調べてみたらすごい人だったんだなぁ、と。
クリス：どうですか、彼らみたいな音楽は？
きゃりー：でもスリップノットとかも聴くので。
クリス：じゃあ、結構ブリブリ系もオッケーなんだね（笑）。リンプ・ビズキットはもう少しヒップホップよりですけどね。

クリス：1/11（水）にはニューシングル『つけまつける』がリリースになりますが、これはどんな曲なんですか？
きゃりー：普段、私と中田さんはけっこうくだらない話ばかりしてるんですけど、メールをしてる時にたまたま私が「つけま付ける時に…」って書いたら、中田さんが「”つけまつける”ってなんか響きがすごくいいな。それを歌詞にしよう！」っていって、その次の日にはこの曲ができていたんですよ。単純にいえば、女の子がつけま付けてカワイく変身する魔法ソングなんですけど、つけまに限らず何事でも新しい事にチャレンジすれば、ココロの角度次第で見える世界が広がるよ、っていうすごく前向きでキラキラしてる曲なので、これを聴いてくれた人たちが色んな事にチャレンジしてくれたら嬉しいです。
クリス：やっぱりトラックを聴くと”中田さん節”っていうのが分かりますよね。どうですか、歌ってて歌いやすいですか？
きゃりー：歌いやすいですし、歌っててすごくハッピーになれます。つけまつげをサビにしている曲って今までなかったし、新しいなって。
クリス：じゃあ、次は口紅の歌ですかね。
きゃりー：どうですかね（笑）？
クリス：ペディキュアとかね。
きゃりー：ペディキュアかわいい！
クリス：でもこの曲、先行配信で邦楽アーティストとしては史上最多の世界73ヶ国で配信。今、18歳という事だけどすごい時代に生まれたよね。自分の曲が世界に発信されるというのはどうですか？
きゃりー：なんかすごく不思議で、最初73ヶ国配信するって聞いた時も、「いや、そんなしなくていいですよ」って思っちゃいました（笑）。でも海外からもTwitterとかで「聴いてるよ！」って英語でメッセージくれたりとか反響があって、和訳サイト使って見てます。
クリス：便利な世の中になったよね！完璧じゃないけど、そういう翻訳機能を使えば何となくいってる事はわかるもんね。じゃあ、最近は英語を勉強したりとかもしてるの？
きゃりー：それがやっぱり英語って難しくて、中・高のときにちゃんと勉強してなかったので今本当に後悔してます（笑）。

クリス：先日、アメリカ・ロサンゼルスで初の海外ライブを行ったそうですが、これはどんなライブだったんですか？
きゃりー：原宿に”6% DOKIDOKI”っていうすごくカワイいお店があるんですけど、そこのスタッフの方々と一緒に「原宿カワイイ」を広めに行く、ということで行ってきました。LAの街を歩いてた時は「あれ？意外と派手な人いないじゃん。」って思ってたんですけど、イベント当日は原宿ガールと変わらないくらい派手でカワイイ女の子たちがすごい来てくれて、みんな「きゃりーちゃーん！」って覚えてくれてて嬉しかったです。
クリス：約6000人の人が集まったという事で、すごいですね！
きゃりー：会場に入りきれないほどの人たちが来てくれました。
クリス：きゃりーちゃんがステージに立った時はどんな反応でした？
きゃりー：もう「フゥ〜！！」みたいな（笑）。
クリス：やっぱり日本のお客さんとリアクションは違うの？
きゃりー：全然違いました！日本でライブやるとシャイな女の子とかも結構いて、ノりたいんだけどノり方が分からないっていう子も多いんですけど、向こうの子たちはとにかく明るいし、盛り上げも上手だし、一緒に踊ってくれたりしてましたね。
クリス：向こうの人は他人の事あんまり気にしないからね。「私が楽しいんだからいいじゃない」みたいな（笑）。じゃあ、全然緊張しなかったんだ？
きゃりー：最初はめっちゃ緊張しました（笑）。私の事知ってる人なんているのかって心配したり、本当に来てくれるのかな、とか。でもそれだけ盛り上がってくれて、泣きましたね。

番組恒例★ピンポンボックス
◎今、勉強したいと思っている事は？
きゃりー：昔の日本をもっと知る事です。私、2012年のテーマが「日本をもっと楽しもう！」なんですけど、この間撮影で着物を来た時にすごく細かい所までこだわりがあったり、かんざしとかも今の女の子たちが普段のファッションに取り入れる事も出来るんじゃないかなってすごく思って、ネットで昔のファッションとかすごく調べてます。
クリス：結構参考になるものはありますか？
きゃりー：すごく素敵なものがいっぱいあります！こういうかたちで日本を発信していけたらいいなって思います。
クリス：今日、付けてる「革命」バッチもすごくカッコいいよね。字体も幾何学的で。

◎カラオケで歌う曲は？
きゃりー：「クッキングアイドルまいんちゃん」っていう教育テレビの番組があるんですけど、その番組の『キッチンはマイステージ』っていうカワイイ曲があって必ず歌いますね。あとはYUKIさんとかCHARAさんとか、木村カエラさんとか、かわいらしい女の子の歌を歌います。
クリス：自分の歌が初めてカラオケに出た時はどんな気持ちでした？
きゃりー：一回歌いました！でも、なんか48点で（笑）。自分の歌が入ってるのを見た時は不思議な感じがしましたね。

◎家の中で一番落ち着く所は？
きゃりー：一番落ち着くのはお風呂場なんですけど、実は私お風呂大嫌いなんですよ。
クリス：お風呂入らないの？
きゃりー：いや、入りますけど（笑）。でもすごく嫌いなんです。ただ足湯が大好きなんです。なので浴槽に腰かけて足湯してる時が一番癒されます。昨日も、足湯しながら「ひみつのアッコちゃん」読んでました。
クリス：本当に「ひみつのアッコちゃん」とか「魔法使いサリー」とかが好きなんですね。この間テレビできゃりーちゃんの部屋が映ってて、「ここからキャリーワールドが生まれる」なんてやってましたよ。
きゃりー：部屋には本当に好きなものだけを置いてて、その方が幸せに生活できるし、もともとインドア派なので。

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