Guest : PES from RIP SLYME
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RIP SLYMEから一人で登場!ソロデビューを果たしたPES
クリス:ピンPESですね。 PES:ピンはそんなに推してないんですけど(笑)。PESだけでお願いします。 クリス:フミヤ以外ではリップのメンバーでは初だよね? PES:そうですね。 クリス:前から計画してたの? PES:具体的に動き出したのは今年に入ってからですけど、おぼろげながら「いつかやってみたいな」っていうのは何年か前から思ってましたね。 クリス:曲は書きためてたの? PES:RIPでやるための曲を書いていて、CDにならなかったものもあるんで、出せるなとは思ってたんですけど、やるなら一からちゃんとやろうじゃないか、っていうことで、今年に入って動き出したんです。 クリス:リリースされるシングルのタイトルは? PES:『女神のKISS』です。 クリス:ドラマ「リーガルハイ」の為の書き下ろしですか?それとも元からあった曲を当てはめたの? PES:書きました。正月に。 クリス:これがラップだと思いきや、普通に歌ってますよね。 PES:いいんじゃないかと思って(笑)。 クリス:PESはリップの中でも歌唱力に自信がある方? PES:自信というか、レコーディングの時は何万回って録りますからね(笑)。だから、今回はよりドラマに合ったものをというか、何曲か作った中にラップのものもあったんですよ。その中からドラマの制作陣に一曲選んでもらったらこれだったんで、その中で最大限の努力をしていったという形です。 クリス:でもリップの曲の中でもラップ無しで全部歌っていうのは無いんじゃない? PES:そうですね。今回、曲を作る時にギターで曲を作ったんですけど、デモの段階である程度出来てたんですよね。それをどんどんクオリティーを上げていく時に、結構尺が長くなってきたんで、ラップを入れたらすごく長くなっちゃうんで、いいかなと思って。 クリス:ギターは前から弾いてたの? PES:ちょこちょこ。 クリス:PESってHIP HOPやる前はパンクだったんだっけ? PES:パンクってワケではないですけどね(笑)。バンド活動って程のことはしてないですけど、友達と一緒に演奏したり、家でガンズとかを真似して弾いてましたね。 クリス:本格的にギターを弾く様になって何年なの? PES:本当にこの間ですよ。前も『One』とか、ギターのパートの元を作ってたりしたんですけど、それを後から上手い人に演奏し直してもらったりしてたんですけど、今回はわりと一曲通して弾いたりとかしましたね。 クリス:じゃあ今度、この曲をライブ披露する時はギター弾きながら歌うかもしれないの? PES:かもしれないですね。僕の努力次第でございます(笑)。 クリス:他のメンバーはソロデビューについて何か言ってる? PES:「まあ、いいんじゃない」程度ですね(笑)。 クリス:まあでも、TERIYAKI BOYZしかり、他のメンバーも結構課外活動してるもんね。 PES:そうですね。 クリス:でも、こうやって一人でプロモーション回るってどうですか? PES:でも、RIP SLYMEって結構遅刻してきたりして、一人でミーティングとかラジオにお邪魔することが結構あるんで(笑)。なんとなく、そんな感じかなと。本当に絶対誰か遅刻してるイメージなんで(笑)。 クリス:TOKIOでも「あれ、3人で来るはずが2人?」とかってことが実際あったからね(笑)。でも、そうやって誰かいない時の方が、みんな気合い入ってますね(笑)。みんな集まるとなんかテンション的に心ここにあらず、みたいな(笑)。でも、誰かがいないと「俺がしっかりしなきゃ!」っていい仕事するんですよね(笑)。 PES:変なトコ見られてますね(笑)。 クリス:でも新曲は、本当に春から夏にかけての湾岸ドライブみたいな、爽やかな曲ですよね。作るのは大変でした? PES:最後のミックスダウンが少し煮詰まっちゃいましたけど、完成まではわりとサラッと行きましたね。JUN SKY WALKER(S)の寺岡呼人にプロデュースをお願いして、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野さんにピアノ&ストリングスアレンジを、ベースを松原秀樹さんに、ドラムをくるりのサポートなんかもしているboboくんっていう人にお願いしたりして。 クリス:以前から面識がある人たち? PES:boboくんに関しては以前にくるりとRIPで一緒にやった時に一度ご一緒してますけど。他のお二方は初めてだったんですけど、いろいろとキャッチボールをさせていただいて、いいものが出来ましたね。 クリス:寺岡呼人さんってジュンスカで元々ベースだよね?そしてゆずのプロデュースもやってらっしゃるけど、ゆずのサウンドのイメージとは違う印象だけど? PES:元々、僕たまに飯に連れて行ってもらったりとかしてて、アルバムとかも聴かせてもらってて、色んなことができる人だなって思ってたんで。 クリス:じゃあ、寺岡さんとはプライベートで交友があったんだ。 PES:そうですね。いつか生楽器で曲を作るっていうことをやるなら呼人さんにお願いしたいなっていうのがあって、今回も「いかがでしょう?」って直接デモを持っていったら、「やる、やる!」って言ってくださって。
クリス:自分の中でソロプロジェクトはRIPと対極にある?それともRIPでの活動とのつながりを感じる? PES:どうでしょう?今回はラップが無かったので、僕としてはずっとサビを書いてるような感覚でしたけどね(笑)。作業的には、RIPとは全然違うものだなと思いますけどね。ちょっとずつ組み立てていく感じがソロの場合はあるんですけど、RIPの場合は5人で「せーの」でどんと出したものが、どんなものになるか分からないって言うのが面白いので。
番組恒例★ピンポンボックス
◎カラオケでよく歌う曲は? PES:BEGINの『恋しくて』です。 クリス:PESがBEGIN歌ってるイメージ分かるわ。キー、ピッタリでしょ。 PES:バッチリですね。歌いやすいです。 クリス;浪々と歌う感じが好き? PES:場の雰囲気によりますけどね。大体、ラッパーのWISEくんとかと行くことが多いんですけど、彼が山下達郎さんを歌い始めるんですよね。『蒼氓』とか『アトムの子』とか歌いだすんですよ。そうすると僕も達郎さんを歌いだして、達郎祭りになるみたいな(笑)。 クリス:そういうときはラップ御法度なんですか? PES:僕は入れないですけど、WISEくんは結構適当に、「Ah」とか「Yeah」とか「Come on」とか入れたりしますね(笑)。 クリス:それはもう癖なんですかね? PES:癖だし、彼すごく順応性が高くて、知らない曲でも大体いけるんです。フリースタイルでラップ入れて、知ってるとこだけ歌って(笑)。なので、負けたくないんで僕も頑張ってますけど(笑)。
◎今一番欲しいものは? PES:アコギですかね。自分用のちゃんとしたアコギが欲しいですね。 クリス:今はもってないの? PES:一応借り物でハミングバードを持ってるんですけど、このまま借りパクできないかなって考えてるんですけど(笑)。あれ、欲しいですね。それで録音もしたりしてるんですけど、このシングルの2曲目もそのギターを弾いてますね。
◎初めて観に行ったライブは? PES:親に連れられていったのは、マイケルかな? クリス:マイケル!? PES:でも自力で行ったのはJUN SKY WALKER(S)の八王子の公演だったと思いますね。 クリス:じゃあ寺岡さんはその頃からもう師と仰いでたんだ。 PES:そうですね。観に行かせてもらってましたね。ライブにどうやって行くのかっていうのを学んだのもその頃ですからね。 クリス:そのライブはどうでした? PES:最高だったんですけど、ライブって結構知らない曲をやったりもするじゃないですか。アルバムに入ってないものとか。それを知る術が無くて、3年間くらいもやもやしてましたね(笑)。あとで、「あの曲かっこ良かったけど、なんて曲だろう」って(笑)。その数年後に発売されたビデオにそのライブの映像が入ってて、それを見て「この曲だ!」って思ってクレジット見たら『HEAVY DRINKER』って曲だったんですけど。なので、RIPのライブではわりと分かりやすい曲をやる様にしてますけどね。 クリス:でも、ライブで分からないけどいい曲を聴くと「めっけもん!」っていう気もするんですよね。 PES:そうなんですよね。ただ、中一の頃の僕には早すぎたみたいです(笑)。
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