Guest : bomi
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キーゼルバッファがデリケートなbomiが初登場!
クリス:bomiさんはご両親が韓国人で、アメリカで生まれ、大阪で育ったという、とてもボーダーレスなバックボーンをお持ちですが、自分的にはどこが一番ルーツに感じてます? bomi:やっぱり大阪かな。3歳から住んでいるので。 クリス:音楽を始めたキッカケは何だったんですか? bomi:元々歌うのが好きだったんですけど、SPEEDがすごく大好きで、友達と”スペード”っていうグループを作って(笑)、ダンスの練習したり、自分たちのサインを考えたりとかしてましたね。SPEEDのまねっこグループというか、妄想グループでしたけど、そのうちに妄想だけじゃなくて、自分んもそうなりたいなと本気で思うようになって。 クリス:でも、みんなそうだよね。みんな妄想は終わらないし。プロになっても妄想は続いていく訳ですよ。それをどれだけ現実にしてしまうか、というのが大事ですからね。
クリス:bomiって名前は本名なの? bomi:本名です。”大久保bomi”です。画数がすごく多いんですよ(笑)。47画で、波乱の人生を送る字画数なんですよ。 クリス:そうなんだ。自分のこれまでの人生はやっぱり波乱の人生だったの? bomi:波乱含みかなぁ(笑)。クリスさんの場合は、字画ってどうやってみるんですか? クリス:わかんない(笑)。前、姓名判断をやってもらったこともあるんだけど、ハッキリ言って占い師の人が悩んでたもん(笑)。でも、そこで「分かんない」とは向こうも言えないから、色々言ってくれるんだけど、冷や汗をかいてたのは分かりました(笑)。
クリス:ミュージシャンをやりながら、モデルと、あと雀荘でバイトしてるって聞いたけど、今も続けてるの? bomi:してるんですけど、お盆とかゴールデンウィークとかお正月とか、みんなが休みの時に入ってます。駒沢にあるじゃんそうなんですけど。…アピールしちゃった(笑)。 クリス:そこでお客さんと一緒に打つワケ? bomi:人が足りない時に入って一緒に打つんですよ。 クリス:時々、テレビで美人女性雀士の大会とかやってるよね。 bomi:MONDOリーグですよね。あれ、面白いですよね。 クリス:ああいうのに出たりしないの? bomi:いやいや、彼女たちはすごくレベルが高いので、とても勝てないですよ(笑)。でも、新聞社が主催している大会とかには今度出てみたいと思ってます。 クリス:でも、いいじゃないですか。ミュージシャンと麻雀。二足のわらじで(笑)。”ミュージシャン”と”雀士”で”ミュージ雀士”みたいな(笑)。
クリス:先日、1stアルバムがリリースとなりましたがタイトルは? bomi:『キーゼルバッファ』です。 クリス:聞いた事ないな。どういう意味ですか? bomi:これは鼻の中の毛細血管が集まってるところのことを言うんですけど、そこが切れると鼻血が出やすいっていう場所なんですよ。 クリス:鼻血はよく出るんですか? bomi:すごい出るんですよ。 クリス:すごい出る!パンクですね(笑)。歌ってる時に出たりすることもあるんですか? bomi:ありますよ。 クリス:パンクですね。カッコいいじゃないですか。歌ってて熱くなって鼻血がタラ〜なんて(笑)。どういう時によく出るの? bomi:ちょっと興奮した時とか、この間は取材中に出て、鼻にティッシュを詰めながら真面目な話をしてたこともありましたね(笑)。 クリス:パンクじゃないですか(笑)。なんか日本の女性版アンドリューW.K.みたいで(笑)。アルバムの内容的には実体験から生み出された曲が多いんですか? bomi:そうですね。なんか「眠いわぁ」とか「会社行きたくないわぁ」っていう朝に聴いてもらったら、「まあ、今日もとりあえず頑張っとくか」って思ってもらえるようなアルバムかなと、思いますね。 クリス:収録曲の「キューティクル・ガール」とかも結構激しいギターリフが効いてるけど、普段はどんな音楽を聴いてるの? bomi:最近はインディーロックが好きで、The XXとかCSSとか、あとはちょっとすれっ枯らしな女というか、キャット・パワーとかスザンヌ・ヴェガとか聴いてますね。 クリス:スザンヌ・ヴェガとか、結構古い所行くね。 bomi:そうですね。超王道でポップアイコンを走っているアーティストよりは、ちょっと脇にいるけどすごく独特な人が好きですね。あとは、どこか退廃的な感じがある人とか。 クリス:あとジャケットもカワイいよね。 bomi:これはピグミー・マーモセットっていう10cmくらいの小さい猿が指に捕まってる写真を見てすごく可愛かったんで、それを私もやりたいと思って、顔のサイズも大きくして。 クリス:マーモセットになったと? bomi:そうです。 クリス:カワイいよね。なんか飼いたいもん(笑)。 bomi:今、作ってます。 クリス:え? bomi:こういう小さい猿の人形を買って、顔のところに私の顔の写真を貼って作ってるんですよ。 クリス:それは販売していくの? bomi:いや、個人的に(笑)。
番組恒例★ピンポンボックス
◎人に自慢できるとっておきのワザは? bomi:手が360度回せます。 クリス:どういうこと? bomi:今やって見せますね。 クリス:うわー、すごい!! bomi:ラジオじゃ全く伝わらないんですけど(笑)。 クリス:説明もしづらいね(笑)。でも、それはなんで出来るの? bomi:私、人よりも間接がユルいんですよ(笑)。 クリス:いつからこれできるようになったの? bomi:小さい頃、テレビを観てたら、この特技を披露して100万円もらってる女の子がいたんですよ。それで、私も出来るかもと思ってやったら出来たんですよ。 クリス:じゃあ、100万円もらえるじゃん。 bomi:二番煎じじゃもらえません(笑)。
◎最近読んだ本、マンガ、または観た映画でオススメは? bomi:ゲッツ板谷の本を読みました。 クリス:どんな本なんですか? bomi:「許してガリレオ!」って本です。普通、家族の話ってあんまりしたくないじゃないですか。でも、自分の家族の話をすごく暴露してて、例えば自分のおばさんにすごくセックスアピールをされたとか(笑)、とにかくすごく面白いんですけど、なぜか泣けるんですよ。
◎麻雀で学んだ勝負における哲学は? bomi:それはもう姿勢ですね。 クリス:姿勢? bomi:「麻雀に勝ちたいなら、まず姿勢を良くしなさい」って私の師匠から教わったんですけど、姿勢を正すことによって、主観的にも客観的にもなりすぎない、そこにただあるだけって言う状態になるっていうか。それは音楽にも通ずるところがある気がしますね。禅とかに近いかもしれないですね。 クリス:今、私も、ブースの外のスタッフも一斉に姿勢を正しましたね(笑)。
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