Guest : KREVA
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ラガマフィン調のニューシングルがリリース!KREVAが約1年ぶりの登場
クリス:昨年10月、日本武道館2DAYSからスタートした全国ホールツアーが、4月に終了を迎えましたが、今回のツアーはどうでした? KREVA:今回、ほとんど喋らないでやったんですよ。 クリス:なんで? KREVA:ホールツアーだったっていうのもあったんですけど、ちょっと舞台っぽくしたかったっていうか。舞台で演者の人は途中で水を飲まないじゃないですか。そういうのもあって、自分で喋るタイミングとか給水のタイミングとかも制限して、ステージに集中しようと思ったんです。 クリス:それはミュージカルっぽくしたかったってこと? KREVA:というよりも、舞台上で自分がやっていることに集中して欲しかったっていうか。例えば、途中で喋って、ご当地ネタとかを挟んで、「それが面白かったからこのライブは良かった」って言う風になると、ちょっと違うかなって思って。もっと中身で、ラップで勝負したかったんですよ。 クリス:でもお客さんは戸惑いませんでした? KREVA:もっと喋って欲しかったって言う意見も言われたんですけど、それ以上にラップで圧倒したかったんです。「ラップを聴いたな〜!」っていう感じにしたかったんですよ。ツアーを回、とは思うんですけどね。 クリス:終わってみて成功だった? KREVA:「こういう曲がもっと必要なんだろうな」っていうのはすごく分かりました。こうやってラップをどんどん見せていくとなると、「こういう曲があったらもっとライブが盛り上がるかな」っていうのが分かったんで、それをこれからの曲にもどんどん反映させていこうと思ってます。
クリス:Twitterを終了したんだって? KREVA:やめましたね。 クリス:かったるかったの? KREVA:かったるいってワケじゃないんですけど、僕は結構、ハマったらハマるタイプなんで、Twitterもハマるだろうなと思ってたら、案の定、用事もないのについつい見ちゃってて、なので期間限定にして誕生日で辞めたんです。 クリス:復活する可能性もあるの? KREVA:相当ヤバい状況になったら。この状況だとウチの会社がつぶれるぞ、みたいな(笑)状況になったら考えます。
クリス:2012年第一弾シングルがリリースになりました。タイトルは? KREVA:「OH YEAH」 クリス:KREVAにしては珍しいラガマフィン調のトラックだよね。まあ、HIP HOP好きな人はレゲエも傾倒するけど、KREVAのルーツにもレゲエがあるの? KREVA:ありました。20歳過ぎくらいから、原宿の洋服屋でバイトしてたんですけど、表参道駅で降りて、バイト先まで向かう途中に、裏の方にレゲエのレコード屋があって、そこにすごく通ってて。一時期は、HIP HOPよりもレゲエの方がいっぱい買ってるような時期もありましたね。 クリス:その当時はラガマフィン調のラップもやってたの? KREVA:やってなかったですけど、レゲエの現場とかには普通に行ってましたね。その頃って、HIP HOPもレゲエも、ダンスとラップとかも、あんまり分かれてなくて。 クリス:その頃はまだダンスホールじゃない? KREVA:いや、バリバリでダンスホールでしたね。 クリス:今作はリリック的にはどんな歌なんですか? KREVA:リリックは、思わず「Oh No…」と言いたくなるような日があっても、ちょっと良いことがあるだけで「OH Yeah」になるっていうか、その瞬間を歌にしたかった。自分が良いと思ってるものを、他の人が良いって言ってくれた瞬間に景色がパッと明るくなるような、そんな気持ちを歌にしたつもりです。 クリス:じゃあ、ポジティブ系なんだ? KREVA:でも、日々って憂鬱なことのほうが多いじゃないですか。でもその憂鬱があるからちょっとした良いことでも幸せに感じるって言うのがあったから、明るい感じなんですけど、歌詞を観ながら聴いてもらうと、8割9割くらい憂鬱なことを歌ってますね。 クリス:それは3.11以降の影響が大きい? KREVA:もちろんそれもありますけど、それ以前から思ってたことですね。自分の求めてる「俺はこんな評価じゃ足りねぇんだ!」っていう思いと、現実の葛藤。曲が出来ないと「ダメだな、俺は。」って思っちゃうけど、いい曲ができると盛り上げれるというか。 クリス:これはツアーファイナルでも披露されたんですよね?お客さんの反応はどうでした? KREVA:その反応を受けて、途中のコール&レスポンスの所を録り直した所がありましたね。なので、次にライブでやるのが楽しみですね。 クリス:シングルの先着購入予約特典で「PROPS」っていう曲が付いてくるって聞いたんだけど、これはどういうことなの? KREVA:なんか「もう、どうにもラップするしか無いぞ」っていうビートを作って、それをTwitterでつぶやいたら、なんか「俺がやりたい!」っていうやつがどんどん集まってきて、気が付いたら一ヶ月以内くらいに曲が完成してたんですよ。それで、レコード会社が頑張ってくれて、予約特典として出すことが決まったんですよ。 クリス:じゃあ、Twitter発信で出来た曲なんだ? KREVA:そうですね。Twitterをやめるってことはもう決まってたんで、何か爪痕残したいな、とは思ってたんで。ブログを再開させたんで、今後はそっちで濃い情報を発信していこうと思ってます。
番組恒例★ピンポンボックス
◎初対面の異性で思わず見ちゃう所は? KREVA:声が気になっちゃいますね。 クリス:ああ、分かる気がする。それは、意外な声が良いの?それとも想像通りの声だった時が良いの? KREVA:意外とか予想通りとか言うよりも、自分の中で入ってくる声っていうのがあって、そういう声じゃない人は目に入ってこないっていうか(笑)。 クリス:ちなみに誰の声が好きなんですか? KREVA:ちょっと話の趣旨が変わっちゃうんですけど、ウチ、娘が二人いて、長女の声がめっちゃカワイいんですよ。逆に妹の方はまだ1歳ちょっとなんですけど、超ハスキーボイスで、タレントのYOUさんみたいな声してるんですよ。そのくせ、俺に似て声がデカイので、それがちょっと悩みですね。
◎一番最初に観に行ったライブは? KREVA:家族と一緒に行ったのは、さだまさしさんですね。自分で行ったのは、Naughty By Natureですかね。 クリスNaughty By Natureね。 KREVA:その時は、どうやって税関通ったのか分からないんですけど、銀のマサカリみたいなのを持ってライブしてましたよ(笑)。 クリス:マサカリ持ったNaughty By Nature(笑)! KREVA:ジャケットでナタみたいなものを持って写っているのがあったじゃないですか。あの流れだと思うんですけど、まさかのマサカリですよ(笑)。 クリス:それはいくつくらいの時ですか? KREVA:それは19歳くらいの時ですね。
◎有名無名問わず、ジャンルレスで今一番気になる人は? KREVA:坂本美雨ちゃんですね。 クリス:なんで? KREVA:アルバムが8月に出るんですよ。その1曲に自分も参加したんですけど、自分が参加した・してないは別として、「もう既に今年のベストアルバム決まったな!」って言うくらい良くて。『I’m yours!』ってアルバムなんですけど、本当に良いですよ。美雨ちゃん、十数年前によくウチの事務所とかに来てて、座って一緒に話してたりとかしたんですけど、間がすっぽり抜けてて、小室さんのアルバムで久々にお会いしたんです。だから、小室さんに感謝ですね。
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