Guest : 雅 -MIYAVI-
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海外から戻ってきたばかりのサムライギタリスト、MIYAVIが登場
クリス:ヨーロッパ行ってたんだよね? MIYAVI:そうですね。フランス行って、そのあとモロッコ行って。 クリス:フランスはどこで演ったの? MIYAVI:ボルドーと、アラスってとこでフェスに出てきましたね。ひとつ目は、お客さんも1万人くらいの小さいフェスで、俺等が泊まる所もステージ横のコテージ、みたいな。すごくいい感じでしたね。パブリック・エナミーのフレイヴァー・フレイブが見に来てくれて。去年、フェスであったのを覚えててくれたみたいで。 クリス:他に誰が出てたの? MIYAVI:でかいとこだとPEARL JAMとか、JUSTICEとか。それは2つめのフェスの方でしたけど。 クリス:モロッコの方はどうだったの? MIYAVI:暑かったすね(笑)。なんか外国の人が日本人がまだちょんまげしてると思ってるみたいに、自分がアフリカに抱いていたイメージよりも、ずっと近代化してたし、お客さんの反応もいつもと遜色ないどころかいつも以上に熱くて。
クリス:MIYAVIは海外行き始めてどのくらい経つの?もう10年くらい経つ? MIYAVI:前、バンドやってたときもカウントすればそのくらいいってるかな。 クリス:毎年行ってるもんね? MIYAVI:そうですね。 クリス:海外での手応えはどうなの? MIYAVI:最初はやっぱナメられるんですよね。日本人って言うのもあるし、俺等のことを知らないって言うのもあるし、「お前、ホントにロック出来んの?」みたいな目で見られるし。でも、そうすると逆に燃えるし、自分たち目当てで来た訳じゃないお客が盛り上がってたり、終わったアーティストが袖で自分達の演奏を見てたりすると、勝ったなって感じますけどね。 クリス:一種の道場破りだもんね。
クリス:モロッコから帰ってきて、今度はアンパンマンミュージアムにも行ったって聞いたけど(笑)? MIYAVI:道場破りをしに行きました(笑)。 クリス:アンパンマンと戦ってみてどうでしたか? MIYAVI:強かったですね(笑)。やっぱり愛と勇気を感じましたね(笑)。でも、ホントおもしろくて。娘がアンパンマンをすごく好きだから。 クリス:でも娘さんはアンパンマンよりバイキンマンの方が好きなんだよね? MIYAVI:そうなんですよ(笑)。「なんでバイキンマンの方が好きなの?」って聞いたら、「いつもアンパンマンにいじめられてるから。」って言うんですよ(笑)。 クリス:優しい子なんだよ(笑)。 MIYAVI:でもその、なんでやられてるか、って言うのを、いつかちゃんと教えてあげないといけないなと思ってますけどね(笑)。 クリス:ウチでやったホームパーティーに招待した時に、その娘さんも来たんだよね。で、その時に冨永愛ちゃんも来てて、MIYAVIの娘さんが持ってたバイキンマンの人形に、愛ちゃんが「ア〜ンパ〜ンチ!」ってパンチしたら、本気で泣いちゃったんだよね(笑)。 MIYAVI:そうそう(笑)。しかもその後、冨永さんがテレビに出てるのを見る訳じゃないですか。その度に、「アンパンマンの人!アンパンマンの人!」って言うんですよ(笑)。
クリス:7/11(水)にニューシングルがリリースとなりましたがタイトルは? MIYAVI:「DAY 1」です。 クリス:これはなんでそのタイトルになったんですか? MIYAVI:イメージ的には”Day Break”(夜明け)というか、地震や原発問題に揺れてる日本だけじゃなくて、今、世界中が不安がある中で、ドカンとスパークするというか、ネガティブな停滞感を爆発させられるような曲が書きたくて。やっぱり夜明けが来るから頑張れるし、そういう希望を感じられるような曲にしたい、という所から、”Day Break”っていうキーワードに繋がって、さらにそこから”Day 1”(初日)、つまり「俺たちはいつからだってスタートできる」、「どんなことがあっても再スタートできる」というメッセージを込めて、このタイトルにしました。 クリス:今回はYUKSEKというDJとコラボしてるね? MIYAVI:そうですね。フレンチエレクトロの新鋭です。 クリス:前回はKREVAとコラボしてたけど、ダンス系の音楽とのコラボが多いね? MIYAVI:そうですね。この間、FPMの田中さんのバースデーにお呼ばれされた時もそうでしたけど、m-floの☆TakuさんとかVERBALさんとか、大沢伸一さんとか、ケンイシイさんとかもそうですけど、みんなそれこそリュック担いで海外に行って、プレイしたりしてるじゃないですか。そういうのにすごくサムライ感を感じるし、リスペクトしてるし。今回のYUKSEKはアメリカのA&Rにレコメンドされて仕事したんですけど、音をエディットしたりチョイスするセンスもすごいし、強いビートと一緒にやりたいっていうのもあったので。 クリス:レコーディングもフランスでやったんだよね? MIYAVI:行ってきました。三日三晩スタジオにこもって。 クリス:どういうやり方だったの? MIYAVI:彼のスタジオ行って、そこでギター弾いて、ビートを付けてもらって、またそこにギターを足して、みたいな。意見交換をしながら。今時、このくらいの作業なら東京にいてもやり取り出来るんですけど、バチバチ感を出したかったので、行ってきました。 クリス:MIYAVIは最近ではRIZEなんかともコラボしてたけど、コラボする相手っていうのはどうやって決めてるの? MIYAVI:やっぱりサムライ感のある人とやりたいなって思ってるし、最近ではテレビでも色々やらせてもらってるんですけど、郷ひろみさんとか、鈴木雅之さんとか、坂本冬美さんとかと一緒に。 クリス:坂本冬美さん、いいじゃないですか。 MIYAVI:ヤバいっす。あの人ね、惚れた(笑)。かっこいいですよ。隣で弾いてて、あの凛とした感じは世界レベルだなって感じますよね。
番組恒例★ピンポンボックス
◎仕事ではなく、プライベートで旅したい場所は? MIYAVI:正直無いな(笑)。家にいたいな〜(笑)。今、家族が沖縄に行ってるんで、沖縄に行きたいですね。 クリス:たまに行ったりしてるの? MIYAVI:沖縄、ハワイ、ロサンゼルスくらいは、ツアー終わってたまに行ったりしますね。
◎親孝行した思い出は? MIYAVI:正直あんまりないんですけど、ちょうど昨日、おじいちゃんとおかんと、築地に連れて行ったり、スカイツリー見たいっていうので見に行ったりしたんですけど、曇ってて全く見えなくて(笑)。じいちゃんが上の方が見えないもんだから「ホェ〜、思ったより小さいな〜。」って言ってました(笑)。
◎カラオケに連れて行かれたら、歌う曲は? MIYAVI:結構しっとり系かな。エリック・クラプトンの「Tears in Heaven」とか、あとレナード・コーエンの「ハレルヤ」とか。 クリス:そういうの、ライブでは演らないの? MIYAVI:やらないなぁ。やろうかな。震災後に海外回ったりしてるときは「ハレルヤ」とかやったりしてましたけど。
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