Guest : RHYMESTER
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ニューアルバムをリリースするRHYMESTERから、宇多丸さん、Mummy-Dさん、DJ JINさんが揃って登場!
クリス:昨年、シングルで「The Choice Is Yours」というメッセージソングを発表し、世の中に“物申すモード”になってるみたいなんですけど? 宇多丸:物申すとか上から目線じゃなくて、普通に今、この時代生活していると、どんどんしみ込んできちゃう時代の気分みたいな…そういうことなんじゃないですかね。
クリス:1月31日に、2年ぶり通算9枚目となるアルバムを発表しますが、タイトルを教えてください。 宇多丸:「ダーティーサイエンス」というタイトルです。 クリス:なんか含みのある…(笑)。 宇多丸:ちょっと深読みを誘うような(笑)。 クリス:ほかにも候補はあったんですか? 宇多丸:「ダーティー○○」っていうのはあったんですけど、なかなかピタッとくるのがなくて、「サイエンス」って言葉がでてきたときに、これだ!ってなりました。 DJ JIN:“パーティー地獄”って言うのもあったんですけどね(笑)。 クリス:今回も攻めモードが濃厚な作品なんじゃないですか? Mummy-D:そうですね。アルバム制作の最初の段階で、俺らの好きだったヒップホップをさらに煮詰めて濃いものを出して行こうってなって。今の時代に聴いて、ギョッとするような。リスナーの心に刺さるようなね! クリス:RHYMESTERのような作品が、実はヒップホップの原点のようなみたいなんだけど、最近の若者たちのラップは…ちょっと違うからね〜。 宇多丸:そうですね〜。現実の方が大変じゃないですか。だからコトバとか音楽が負けちゃうんですよね。だから負けないようにダーティーにいこうかなと!
クリス:今回の制作はあっという間にできた? Mummy-D:期間は長かったんですけどね。 宇多丸:でも途中であんまりブレなかったかな〜。結構最初の段階でビジョンがあったんですよ、今回は。いつもだとアルバムの曲順とか、殴り合いのケンカで決めてるんですけど、今回はハグ!ハグ!みたいな(笑) クリス:こういうコンセプトを出すのはMummy-Dさん?宇多丸さん? Mummy-D:曲にもよるんですけどね〜。 宇多丸:なんとなく二人で「最近気になる事ある〜?」って話し合って、でっかい固まりの中から、こういう切り口でこの曲…みたいに出して行く感じですね。 クリス:昨今の日本の現状だと、タブーというか、なかなかストレートに言えないけど、やっぱり歌っていうのは… 宇多丸:そうですね。とくに勝手に作り手が自主規制して線引きしちゃうのがいけないと思うんですよ。内側で勝手にやめちゃうのが良くないと思うんで。 クリス:ちゃんとした作品ですからね!アーティストと言われる以上は表現していかないとね! 宇多丸:それこそ表現の限界を超えないと…!
クリス:今年の目標はなんですか? 宇多丸:次回作に向けて動き出す…って当たり前なんですけど、まだビジョンが固まってないので。 Mummy-D:10年後にビッグヒットを出すってことは決まってるんですけど〜。(笑) クリス:有言実行なんですから、良いんですよ(笑)!
番組恒例★ピンポンボックス
◎友人や知人に借りっぱなしになっているものはありますか? DJ JIN:ありますね〜DJなんで。レコード借りパクしてます!もう20年くらいかな。(笑)
◎他人には理解してもらえなさそうな個人的な悩みは? Mummy-D:なんだろ〜…。最近ね、食べ物の中にバターとか油分が入っているのに敏感になっちゃって…。 宇多丸:前から言ってるよね?(笑)気にしすぎるとひからびちゃうよ!(笑)
◎最近泣いた事は? 宇多丸:う〜ん…。映画は四六時中泣いてますよ!最近は映画「ホビット」で泣きました。あのシーンが話に繋がるのか〜!!って。
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