Guest : SOIL & "PIMP" SESSIONS
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10周年のアニバーサリーイヤーを迎えた6人組JAZZバンド、SOIL&"PIMP"SESSIONSから社長(アジテーター)と丈青(Pf.)が登場!
クリス:私、丈青さんがアムリタでライブをやってらっしゃったのを、よく見に行ってました。めちゃうまなんですよね。SOIL&"PIMP"SESSIONSは恐ろしい集団だなと思います。社長もJ-WAVEの特番“東京Maps”でピアノ弾いてましたよね。 社長:あれは、弾けるキーだったんですよ。白鍵だけ押してればいいみたいな(笑)。 クリス:でも素晴らしいですよ、みんな演奏出来るのかと疑ってたかもしれないですけど、あのパフォーマンスは良かったです。
クリス:SOIL&"PIMP"SESSIONS、今年は、現メンバーの6人が揃ってから10周年のアニバーサリーイヤー。そもそもどういう出会いだったんですか? 社長:六本木ヒルズの建設途中の時代、この近くにあった小さなライブハウスでジャムセッションをやっていました。そこに集まったミュージシャンでバンドやろうよってなったのが最初の出会いです。厳密に言うとその時まだ丈青は居なくて、同じお店で違う日にライブをやってたんですよね? 丈青:ソイルと僕のバンドが対バンしたこともあった気もします。懐かしいですね。 クリス:そこからソイルに入るきっかけは何だったんですか? 丈青:ソイルがメジャーデビューする直前に、電話がかかってきまして、やってみないかと言われリハーサルに遊びに行きました。とても楽しくプレイできて、じゃあやろうということで入りました。 社長:そのタイミングから数えてちょうど10年です。
クリス:SOIL&"PIMP"SESSIONSのアニバーサリーアルバムが、8月7日にリリースされます。タイトルを教えてください。 社長:『CIRCLES』です。人との縁や、輪をイメージして付けました。この10年以上のキャリアの中で、いろんな人に出会っていろんな会話をして一緒に音を出して、その中で成長してきました。その中でまた一緒に音出したいなとか、セッションして凄い良い刺激になったなとか、そういう人との関係性の中から生まれて来たコラボレーションアルバムなので、このタイトルを付けました。 丈青:ソイルっていうバンド自体も、自然発生的に集まってますし、縁だなと思います。 クリス:プロでやるっていうのはビジネスで、マーケットを意識しなきゃいけない所もあるだろうけど、ソイルは凄く自然で、妥協してない感じがする。
クリス:今回は、本当に多くの人がフューチャーされていますね。既にリリースされているシングル、RHYMSTER との「ジャズィ・カンヴァセイション」、椎名林檎を迎えた「殺し屋危機一髪」、あとは、BONNIE PINK、福原美穂、七尾旅人、MIYAVI、DJ KENTARO、U-zhaan、さらに、海外からJose James、アメリカのエレクトロ界の新星RYATと、キャスティングは大変だったんじゃないですか? 社長:最初、会議室で誰とやろうかというのを書き出したんですが、今まで一緒に音を出したことがあったり、セッションしたことある人も含めて、僕らにしか出来ない並びにはなっていると思います。MIYAVIとは彼のライブにソイル全員ゲストとして呼んでもらったこともあるんですが、本当に刺激的です。
クリス:BONNIE PINKをフィーチャーした「Hey Tagger, I'm Here 」は、スタンダードナンバーな雰囲気ですけど、これは丈青がBONNIE PINKを意識して作ったの? 丈青:去年の始めに作った曲で、彼女とのコラボが決まってから、イメージを膨らまして曲を仕上げていきました。歌メロに関して、最後のあたりはフェイクでもいいですよとお願いしていたんですが、きっちりやってくださって、デモの時点で本当に素晴らしかったんですよね。一緒に仕事出来て、よかったなと思います。
クリス:社長は、J-WAVEに就職しようとしてたの(笑)? 社長:(笑)!そうです、新卒で制作部門を受けましたよ。何かしらJ-WAVEに関わって生きていきたかったんです。 丈青:でも、こういう風に関われてるんだもんね。 社長:結果良かったですよ。 クリス:今はスーパーVIPで、ゲストで来ると社長室の横のアーティスト専用ルームに座って、コーヒーも出されて。逆だったら、コーヒー出してるかもしれないですからね。まさにCIRCLESといった感じで。 社長:ご縁!ですね(笑)。
番組恒例★ピンポンボックス
◎最近気になる人を教えて! 丈青:ビートたけしさん、ロバート・デニーロ・・・挙げたらきりがないです。 クリス:なぜだけしさん? 丈青:たけしさんの映画が好きで、“アウトレイジ-ビヨンド-”は久しぶりに映画館で見たいなと思った作品でした。 クリス:映画音楽とかも興味あります? 丈青:とてもあります。 社長:ぜひ、やりたいですね。 クリス:ロバート・デニーロはインタビューしたことありますよ。 2人:まじですか?! クリス:心臓バックバクで、待ってたら「デニーロさん入りまーす」みたいな声が聞こえてきて、「デニーロさん入ってくるー!!(笑)」と焦りましたけど、実際会ってみると凄い良い人でしたよ。 丈青:生デニーロ羨ましい!
◎ライブでの失敗談を教えて! 社長:ライブの最後に「殺戮のテーマ」という曲を毎回やるんですけど、その時、みんなで右手を挙げて「SOIL!SOIL!」とか「SOIL AND PIMP!」って叫んでもらうんです。それをドイツ・ベルリン公演でもやって、観客を煽っていたら、1人の酔っぱらったおじさんが前に来て「お前達はファシストなのか?俺は音楽を聞きに来たんだ。政治をしにきたんじゃないんだ」と言われてしまって、僕初めての経験で上手く切り返せずに、最後シメなきゃいけない所で力が抜けてしまったんです。同じ動作をするにしても、文化の違いを考えて軽んじちゃいけないなと学びました。もしそんなことがあっても、うまく切り返せて、尚かつ英語で言えるようにしたいとも思いました。 クリス:それからは新しい土地に行くときは調べますか? 社長:そうですね、手のひらを人に見せちゃいけない国とかもありますし、裏ピースなんかはイギリスだとNGですからね。
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